心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

【レーシック(PRK) 22】左目手術

2011年12月16日 18時04分10秒 | レーシック(PRK)
今日は会社はお休みを取りました。

そう、いよいよ左目手術当日です。

手術は午前10時から。

いつもより30分遅く、7時半に起床しました。

手術に備えエネルギーを蓄えるため、納豆ご飯をかきこみます。

風邪等、体調不良は一切なく、意気揚々と午前9時50分に病院へ到着しました。

【手術前】
 受付に診察カードを提出します。

 前回右目の時は、この時に精神を安定させる錠剤をいただきましたが、
 今回は何も言われませんでした。
 「二回目だし、もう慣れただろうってことなのかなぁ」と思いました。

 今回は直前検査はなく、医師による事前診察のみとなります。

 診察室に入ると、いつものように、担当していただく医師の方に挨拶します。

 この先生のお顔を拝見すると、非常に安心できるというか、心強い気持ちに
 なるんですよね~。

 もう、「お任せします!」って感じです。

 検査器を使い、今日手術する予定の左目を入念にチェックしてもらいます。
 一通りチェックを終えると、検査器は2週間前に手術していただいた右目へ移動。

 「うん、右目も、左目も非常にいいですね。
  あと、もう一回、手術頑張りましょう。」
 との言葉。

 この「あと、もう一回、手術頑張りましょう。」という言葉は、非常に嬉しいん
 ですよね。
 自分という人間を、しっかり覚えてくれているんだという気持ちになります。

 診察を終えると、しばらく待合室で待機します。

 ふくたまの他にも4、5名はレーシック・PRK手術を受ける方々が
 待合室に待機しており、その全員を診察した後、先生は手術準備に
 取り掛かるというわけです。

 待合室で待っていると、看護師の方から、
 「ふくたまさん、精神を安定させるお薬飲まれますか?」と声がかかります。

 お、きたきた。
 私は「はい、いただきます!」と答えます。

 二度目とはいえ、やっぱり手術は緊張しますからね。

 薬を飲み、待合室のテレビを眺めていると、いつもは仕事中の時間帯のため、
 初めて観るワイドショーが映し出されているのに気が付きます。

 20分ぐらいして、「ふくたまさん、手術準備室へどうぞ」と看護師の方から
 声がかかります。

 前回と同じように、検査室を通り越し、応接室さながらのくつろげる空間に
 置かれた椅子に腰を掛けます。

 まず、麻酔の目薬をさしてもらいます。

 数分して、もう一度麻酔の目薬をさしてもらいます。

 そうか、二回さしてもらうんだなぁと思いました。

 前回は緊張していて、麻酔の目薬は一回のみとしか覚えていませんでした。

 こういうところから、今日はリラックスしているぞ!と、自分で思いました。

 さしてもらう間、看護師の方が、
 「前回の右目の時は順調すぎましたからね~。
  今回は術後痛むかもしれませんね~。」
 と、私をちょっとおどします(笑)

 しばらく目をつぶり、ゆっくりします。

 すると、私より先に手術を受けられた方が、目の前を横切りました。
 
 看護師の方から、「ふくたまさん、それでは手術室へどうぞ。」と声がかかります。

 さあ、いよいよ左目の手術です。

【手術】
 看護師の方の後ろを歩き、手術室へ入ります。

 踏み台に上り、手術用の椅子に慎重に寝そべります。

 頭の位置を合わせるため、ズリズリ頭の位置を高くしていると、手術用の帽子が
 ちょっとずれてしまいました。

 ああ、これはいかんと直そうとすると、助手の方から
 「ふくたまさん、いいですよ。こちらでやりますから。」と優しく言っていただけ
 ました。

 今回手術をするのは左目。
 ということで、まず右目に眼帯をし、右目を見えなくします。

 続いて、左目にテープを巻き、機器を使い、まばたきをできなくします。

 さあ、いよいよか、と思う間もなく、

 ヴィーーーーーーン

 機械の音が耳に入ります。

 そう、これは上皮を削るために使うブラシの音なのです。

 レーザーで角膜実質を削る時間より、ブラシで上皮を削る時間の方が長く、
 そして、目を動かさないようにするのが困難なため、ふくたまが最も気合いを
 入れて臨む必要があるところです。

 これが上手くいかないと術後の痛みが悪化する他、望むような視力が
 得られなくなるという、PRKでは非常に重要な作業になります。

 目の前に回転するブラシがせまり、やがて目に触れます。
 麻酔をしているため、痛みは全くありません。

 先生から「上にある赤いランプを、じっと見つめててね。」と言われます。

 目の前にブラシが触れているということと、それによる若干の振動により、
 つい目を背けたくなります。

 でも、ここが一番の踏ん張りどころ。必死で赤いランプを見続けます。

 2分ほど経ったでしょうか。
 上皮の除去が完了します。

 そして、部屋が暗くなり、頭上に角膜実質を削るための装置が現れます。

 再度先生から、「赤いランプを見続けて。」と指示があります。

 これはブラシの時よりは、数倍楽なんですよね。

 目の前に物体が迫ってくるわけではありませんからね。

 小さな赤いランプが次第に大きくなり、まばゆく輝きだします。
 言うなれば、火花が飛び散るといった感じでしょうか。

 この時
 「ああ~、きれいだなぁ~。」
 なんて思ってました。

 レーザーの照射は、ものの数十秒で終了しました。

 最後に、保護用のコンタクトレンズを丁寧にはめていただき、
 これにて手術完了!

 手術室を出たすぐの小さな部屋で、先生が測定器を使い入念に私の左目を
 チェックします。

 「よし、左目もきれいにできた。」

 やったー。

 もうそれだけで、ふくたまは嬉しくなります。

 先生に深々とお礼を言い、最初に待機した応接室っぽい部屋にいき椅子に
 腰掛けます。
 そこで、目を10分ぐらい冷却した後、待合室に戻りました。

【手術後】
 待合室に戻ると、すぐに受付で、新たな目薬4点セットと、痛みが強くなった
 場合の薬をもらいました。

 お約束の防護メガネをかけ、電車に乗り帰路につきます。

 右目の時は、帰りの道中で麻酔が切れ、目が少し痛み出しました。

 ところが、今回は全く痛まないのです。

 右目の時は麻酔が切れた時にチクチクしだしましたが、その後、痛みが大きく
 なることはありませんでした。

 それを踏まえると、今回はもう痛みがないのかなぁと思っています。

 PRKというのは、角膜実質を削るため、角膜実質を守る上皮を削るという
 手術です。
 いわば、手術直後は、目が傷ついている状態になります。

 その術式ゆえ、「必ずしばらく痛みが走る」と言われています。

 ところが、私は右目の時はチクチク程度、左目にいたっては痛み0という
 状態です。

 これは非常に不思議なことだと思います。

 上皮を回転ブラシで削る医師の方の腕が良いというのは、言うまでもありませんが、
 それでも上皮を削ることには変わりはないわけで、大なり小なり痛みはあると
 思っています。
 思っていますが、現実的に痛みはありません。

 やっぱり、医師の方の腕なんだろうなぁ~。

 両目とも手術を終えた今、医師の方、スタッフの方々へ、ただただ感謝するのみ
 です。

 レーシック、PRK、それはいずれもリスクを伴うものです。

 成功率は非常に高いのは確かです。

 ただ、視力自体が良くなっても、充血、ドライアイ、ハログレ、乱視、近視等の
 症状で悩み続ける方々がいるというのも事実です。

 右目の今の見え方から、左目も非常に良好な結果が得られると、大きな期待を
 抱いています。
 いや、期待と言うより、確信という言葉の方が適切かもしれません。

 偶然横浜という土地に住むことになり、
 偶然5年間迷い続けていたPRKを受けることを決意した、
 そして偶然良き病院、先生に巡り合えた。

 今はこの幸運に、ただただ感謝したいと思います。

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