心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

オペラ座の怪人 大阪 平成20年10月5日(日)マチネ

2008年10月06日 21時50分37秒 | 劇団四季
平成20年10月5日(日)
オペラ座の怪人 in 大阪四季劇場 13:00~

【本日のキャスト】
オペラ座の怪人…村 俊英
クリスティーヌ…笠松 はる
ラウル・シャニュイ子爵…岸 佳宏
カルロッタ・ジュディチェルリ…諸 英希
メグ・ジリー…宮内 麻衣
マダム・ジリー…戸田 愛子
ムッシュー・アンドレ…増田 守人
ムッシュー・フィルマン…岡 智
ウバルド・ピアンジ…半場 俊一郎
ジョセフ・ブケー…平良 交一

行ってきました、オペラ座の怪人

三日前の仕事中に急にオペラ座を観たくなって、
チケットを取りました。突発です

ずっと前から村怪人を観たかったのです。
是非、苫田さんとのペアで観たかったのですが、今週の途中で笠松さんが
クリスティーナデビューを果たした模様。
正直言って残念だけど、笠松さんは小夜ちゃんでその実力は
知ってるので楽しみです

さて、苦労して会員になったExpress予約にて、前日にイン
ターネットで新幹線を予約しました。
ちょっと驚いたのですが、名古屋-新大阪
の往復で10860円なんですね。

もっと高いかと思ってた。考えてみると、名古屋は、東京にも、
大阪・京都のどちらにも足を運べる距離なのですね。
もちろん、地元マンマもあるし、名古屋はかなり恵まれた
土地なのではないでしょうか。お金が足りなくなる可能性あり
ですが

さて、大阪はあいにくの雨でしたが、
村さんに会えるとなれば全く気になりません

四月のスカー以来です。お久しぶりです。
クリスティーナの楽屋からファントムの声が。
パワーのある低音が響き渡ります。

高井さんは繊細で時にぞっとするような冷酷さを
持ったファントムという印象でした。
対して村さんは、情熱的で熱く、どこか豪快なイメージを
与えるようなファントムでした。冷酷な殺人鬼という
印象を持つシーンは、ほとんどありませんでした。

クリスティーナに髪を取られた時は、右の頭のメイクがすごく、
醜いファントムを演じたいという村さんの想いが伝わってきました。

墓場でのクリスティーナとの掛け合いは迫力満点で、二人の声で劇場全
体が振動する、ホントにそんな感じでした。

ラストも感動させてもらいましたよ~。高井さんは絶叫しますが、
村さんはメロディにのせるように、言葉を発していました。

カーテンコールで村怪人が登場すると、一際大きな拍手が。
このシーンがオペラ座の怪人の中で1番いいシーンだと思っています。
ファントム役者は感情を抑えて冷静に登場するのですが、全力を出し
切った興奮が隠せずに体から発せられています。

ラストの引き際といい、カーテンコールといい、村怪人かっこよすぎです。
次もファントムか、またはスカーか分かりませんが、絶対に観に行きます。


さて、お相手の笠松さんクリス、出だしの「Think Of Me」から、
素晴らしい歌声を聴かせてくれました

僕はオペラ座の怪人の曲の中で、この「Think Of Me」が1番好きです。
別れの歌なんですが、クリスティーナがこれからスターダムに昇っていく
という希望の光に満ち溢れた感じがいいです。
歌に合わせたクリスティーナの美しい舞も大きな見所ですね。
ラウルのソロパートで、舞台後方で背中を向け踊る姿がとても美しい…
思わず「ブラボー」っ叫んじゃいそう。

イントロのピアノが流れ出すと、思わず目を閉じてしまいました。
『オペラ座を観に来てよかったな~』としみじみと思いました。

「かーみーさーま、三時に~♪」でも思ってたのですが、笠松さんの高音の
伸びは素晴らしいですね。
地下で『あ~』と何度を歌う部分も、難無くこなしていました。
結論を言うと、「ホントにデビュー週なの?」と思わずにはいられない、
素晴らしいクリスティーヌでした

宮内さん、今日もダンスよかったです。何よりも、クリスティーナとの仲良しぶ
りがこの方の演技の最大の魅力だと思っています。
カルロッタ役の諸さんは、優しすぎてちょっと毒っけが足りないなぁって
思いました。もうちょっと、嫌味ったらしいカルロッタの方がいいかな。
まぁ、これは好みの問題ですね。

以上、とてもとても満足な大阪遠征でした。来月あたりまた行くぞー