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イギリス総選挙EU離脱派が優勢か?英保守党、労働党との支持率の差9ポイントに拡大し359議席∓50議席/650議席中

2019-12-12 00:18:23 | 日記

本日、行われる英国総選挙はジョンソン首相率いる与党保守党が各種世論調査でリードし、EU離脱実現に必要な過半数を下院で獲得する勢いだ。ただ、英国では小選挙区制のおかげで議席予想が困難になっている。合わせて650ある選挙区でそれぞれ最多得票となった一位候補者が議席を獲得する。この仕組みだと、国全体での得票率という尺度が役に立たない可能性がある。最新の世論調査では保守党が約9ポイント優位に立っているが、BNPパリバは、2017年の選挙戦の同じ時点では保守党のリードはもっと大きかったが、投票当日にはほとんど差がなくなってしまったことを指摘する。

世論調査会社ユーガブが作成したモデルによれば、今回の選挙で保守党は359議席を確保する勢いだが、増減ともに50議席の誤差があるとされている。この誤差の行方は、保守党が過半数となるか与野党伯仲になるか、つまりブレグジットが実現するか中止となるかを左右する大きな意味を持つようです。与党保守党が過半数を獲得し、来年1月にEU離脱が出来るのか、直前のBBCの受信料廃止発言も絡み、世論調査の結果は当てにならず、与野党過半数を挟み、50議席の奪い合いでしょう。

以下抜粋コピー

ジョンソン英首相(保守党党首)は12日投開票の総選挙を前に、公共放送BBCの受信料制度の廃止を検討すると表明した。視聴する分だけお金を払う有料放送型の課金制への移行が軸となる。総選挙で保守党が勝利すれば、見直しを加速させる。日本でも今年7月の参院選で「NHKから国民を守る党」が議席を獲得するなど、NHKの受信料制度の在り方が議論となっている。世界の公共放送のモデルとなったBBCをめぐる動きは、日本の議論にも大きな影響を与えそうだ。 日本でも今年7月の参院選で「NHKから国民を守る党」が議席を獲得するなど、NHKの受信料制度の在り方が議論となっている。世界の公共放送のモデルとなったBBCをめぐる動きは、日本の議論にも大きな影響を与えそうだ。 ❷ジョンソン首相はこの日、イングランド中西部スタフォードシャー州を訪れ、どの党も過半数に達しない「ハングパーラメント(宙ぶらりん議会)」になれば、コービン氏が首相になる「明確で現実的な危険性」があると訴え、支持を求めた。各種世論調査では一貫して保守党が首位に立っているものの、労働党との差は縮まっている。同首相が公約通りブレグジットを実現するには、単独で過半数議席を獲得できるかどうかが焦点となることから、ジョンソン氏は選挙戦最後の3日間を主に労働党の地盤ながらEU離脱派が優勢な選挙区での遊説に費やし、票を奪うことを狙っている。

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