『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

「スルガ銀行が創業家のファミリー企業に対して数百億円の融資」

2018-09-05 05:52:13 | 日記

岡野一族が率いたスルガ銀行が存亡の危機です。今後、親族子会社、関連会社が保有の株含めて創業家はスルガ銀行株を手放すことになるのではないでしょうか。昨日終値で580円今年一月に付けた高値2569円の1/4以下、創業家がすべて売却することになれば株価がさらに下落しそうです。地方銀行の場合、経費全体に占める人件費の割合は60%から70%程度というのが一般的だそうですが、スルガ銀行の人件費は全体の半分程度であり、残りは家賃や管理ソフトなどの物件費となっている。利ざやの取れるリスクの高い個人向けアパートローンに傾斜し、リスク管理できる人材が不足していたのでしょう。女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」への投資をめぐり、スルガ銀行の不正融資が発覚して数カ月が経過した。外部の第三者委員会が9月7日に報告書を提出する予定で一つの大事な節目です。金融庁がマスコミに情報をリークして創業家を排除したいだけなのか、膿を出し切ろうとしているのか、分かりかねますが静岡の名門銀行の存亡は地元経済にも影響を与えそうです。

以下抜粋コピー

スルガ銀行が創業家の関連企業に対して数百億円の融資をしていることが4日、分かった。金融庁は融資先に実体のない企業が含まれている可能性もあるとして、企業統治上の問題がないか解明を急いでいる。

 創業家の関連企業は、スルガ銀行の株式を保有する企業もある。こうした企業に対する融資の一部にも、経緯や資金使途が不透明な部分があり、創業家側に流れていた可能性もあるとみている。立ち入り検査中の金融庁はスルガ銀に対し、説明を求めたもようで、複数のファミリー企業に融資が実行されていることをその過程で把握したとみられる。

 今後、スルガ銀と創業家関連企業の関係に問題があると判断すれば、スルガ銀の株主構成が変化することになる。

コメント (1)
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