上海福喜食品有限公司の杜撰な管理実態を映したビデオがチャイナリスクとして衝撃を世界に与えました。カビの生えた冷凍肉を加工しているビデオを見せられては他の中国工場でも・・と不安が募ります。景気が失速して背に腹は代えられないということでしょうか?今後、中国食品会社や輸入品への厳しい視線が予想されます。筆者もマックのドライブスルーなどは駐車スペースも有り便利で利用機会も多いので残念です。しばらくは行っても飲み物ぐらいしか口に入りませんね。上海の現地駐在家族はケンタッキー、マックなどは毎日のように使っているでしょうから大変な騒ぎだと思います。今後、日系企業の危機管理能力が問われます。日本でもベネッセコーポレーション社長&日本マクドナルド会長の原田泳幸氏の危機管理能力にはかなり疑問です。徹底検証が必要でしょう。コンビニ過当競争のファミマやマクドナルドは売上減は避けられないでしょう。この状況でタイや中国の別工場で生産されたナゲットを本日より販売、正直マックはもう便利でも食べられませんね。トイレだけ緊急時にお借りします。笑
(以下コピー)[東京 22日 ロイター] - 米食品卸売会社OSIグループの中国法人である上海福喜食品をめぐる食品安全問題が広がりをみせている。米スターバックス<SBUX.O>や、米バーガーキング・ワールドワイド<BKW.N>などに加え、日本マクドナルドにも影響が及んでいる。
ファミリーマートは22日、上海の食品会社「上海福喜食品有限公司」が使用期限切れの鶏肉を出荷していた問題で、「ガーリックナゲット」と「ポップコーンチキン」の2品を同社から調達していることを受けて、同日に販売を停止したと発表した。(産経新聞)
日本マクドナルドによると、国内で販売するナゲットの約2割が上海福喜製。2002年に取引を始め、東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木、群馬、茨城、山梨、長野、静岡、新潟の1都10県の約1340店で販売してきた。中国での報道を受け、21日から同社から仕入れた商品の販売を中止。仕入れ先をタイや中国の別工場に切り替えており、23日には全店で販売を再開する方針だ。
マクドナルドの中国事業の広報担当者はロイターに対し、「報道で取り上げられた行為が本当ならば、世界中どこでもマクドナルドが絶対に許さない行為だ」と述べた。
世界景気先行きを示す一つの指数バルチック海運指数が下げ止まりません。今回の中国食品問題も絡み世界経済に暗雲がかかるかもしれませんし、金融緩和が延長されバブル状態がさらに長引くもしれません。(コピー)[東京 22日 ロイター] - ばら積み船運賃の国際市況を示すバルチック海運指数が下げ止まらず、1年半ぶりの低水準となっている。船の供給過剰や季節要因が主因だが、世界の貿易量の伸びが鈍化しているのではないかと市場では警戒感が強い。高まる地政学リスクも貿易のネガティブ要因だ。