『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

日本科学衰退の危機を救った。反面教師『蓮舫民主党議員』

2014-07-22 11:14:14 | 日記

21世紀の世界を引っ張るために必要な日本の科学者に衝撃を与えた一言は蓮舫事業仕分け担当議員の『世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位ではダメなのですか?』素朴な一言でした。それまで、国会議員は軽い方が良い神輿ぐらいにしか考えていなかった日本の科学者に衝撃が走りました。政治家に任せていては『日本の科学が潰れてしまう』と真剣に考え行動に移しました。そして、輝きを取り戻しつつあります。今後日本のロボット技術が世界を席巻する日も近いのではと筆者は密かに期待しています。その反面教師が所属する民主党から喧嘩別れした『生活の党、小沢一郎代表』がいくら自民党による「一強多弱」打破を叫んでも国民の支持や野党結集もままなりません。国民は分かっているのです。主語無きスローガンの正体を「野合だろうが構わない、自分たちの生活を守る党」だということを民主党政権時代に経験してしまったのです。ただ、政局を的確に読む小沢代表は年内解散はあり得ず、来年夏までは安倍政権が続くと読んでいるようです。政権交代が起こるとすれば日本がいろいろな意味で危機に直面した場合です。

(以下コピー)   ■ 科学者に衝撃を与えた蓮舫議員の発言

 2000年代に入り、従来型の大型施設を必要とするビッグサイエンスに加え、ネットワーク型ビッグサイエンスも出てきて、国がマネジメントしなければならない巨大プロジェクトが増えてきました。そうした状態に起きた事件が、2007年の民主党政権による事業仕分け、そして蓮舫議員による「世界一になる理由は何があるんでしょうか、2位ではダメなのですか? 」という発言です。

 科学者はこの言葉に一様に驚き、かつ、もどかしい思いをしました。科学の成果は一番に発表しなければ、科学の世界では業績として認められません。同時に一番であることをきちんと世界の関係者に主張していかなければ、その科学者の成果として認められません。

 さらに、世界で一番の科学的成果を挙げるためには、長い年月の苦労と積み重ねが必要です。特に、優秀な人材を一定規模で排出するには思いつきでガタガタ動いてはままなりません。こうした、科学者にとって当たり前の事実が、そうとは認められていないという衝撃は非常に大きなものでした。多くの科学者が、「日本の科学が潰れてしまう」という危機感を抱きました。

 蓮舫議員のこの言葉は、ビッグサイエンスのひとつ、当時の次世代スパコン(現在の京コンピュータ)に向けられていました。その後、議論を経て京コンピュータは国際的な競争でも立派な成績を挙げ、そして地震や津波、気象の予測、ものづくりや医療、新しい材料開発など多くの分野に貢献しています。

 しかし蓮舫議員の言葉は、単なる反発のみならず、数百億円規模の巨額な資金が集中して投下されるビッグサイエンスの推進者たちに、あらためて国税を使用した科学の重みを感じさせる言葉にもなりました。なぜ、この科学に、巨額な国費を投入しなければならないのか。多くの人がそう疑問に感じることは当然のことです。ビッグサイエンスにどこまで国費をかけていいのかという問いに対しては、経験的な目安はある一方、今も議論が続いています。

 そしてこの「蓮舫ショック」から、日本のビッグサイエンスの流れが大きく変わったのです。

──安倍政権が長期政権になる可能性は。

「ならない。国民のためにならないし、国のためにもならない。何より国際情勢が楽観できない。長期政権を阻むのは経済的な問題だろう。政治と経済は裏表だから、分けることはできない。世界経済が必ずしも楽観できないからだ」

(小沢一郎生活の党代表インタビュー抜粋)  ──9月衆院解散・総選挙の可能性は。

「今年、解散・総選挙はないと思う。滋賀県知事選の結果に政権与党は、とてもショックを受け、がっくりきているらしい。年内には、川内原発再稼働、福島県知事選、沖縄県知事選、消費税率10%引き上げの判断などが控えている。国内情勢だけでこれだけ大きなものがある。今年選挙はありえないと思う。そこをなんとかくぐり抜けていけば、もしかしたら(来年)夏まで持つかもしれない」

「来年の夏までに、世界が平穏無事であれば、安倍政権は続くと思う。そうすると、解散・総選挙するかもしれない。ただし、安倍氏はもうピークを越え、今は下り坂。この坂の角度が大きいか、小さいかという話だ」

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