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>ピンチに「笑顔見せろ」…捕手の一声でエース復活

2008年03月24日 06時23分33秒 | 社会
これがなかなか出来ないんですよねー。「喝」も大事かな?

>以下抜粋

>ピンチに「笑顔見せろ」…捕手の一声でエース復活

 聖望学園2―0小松島(選抜高校野球2回戦=23日)――完封勝利を飾り、チームに選抜初白星をもたらした聖望学園・大塚だったが、平坦(へいたん)な道のりではなかった。

 最速144キロの直球に、決め球のカットボールと2種類のスライダーを持つ右腕。しかし、序盤は緊張に襲われ、直球のスピードは130キロ台にとどまっていた。小学生の時からバッテリーを組む原茂は「(大塚の)顔が真っ青になっていた」。四回。安打と四球を許した無死一、二塁で、打席には4番幸田。ここで原茂らが「笑顔を見せろ」と一声かけると、息を吹き返したエースは外角へのカットボールを有効に使い、空振り三振に切って取った。二死から、重盗を仕掛けられ、二、三塁とされたが、後続も打ち取った。

 これで本来のリズムを取り戻した。直球は五回以降、切れを増し、自己最速の146キロまで計測。相手の主砲・幸田に対しては3奪三振と完全に封じ込んだ。「五回以降は自分の投球が出来た。二人でこの舞台に立ててうれしい」。幼なじみの女房役の支えを得たエースの口から白い歯がこぼれた。(新田哲史)

(2008年3月23日22時39分 読売新聞)

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