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>別れた彼の暴言 忘れられず・・・人生案内

2011年09月19日 04時29分16秒 | 社会
回答にはいつも感心です・・さすが!!

>以下抜粋

>別れた彼の暴言 忘れられず

>60代主婦。若い時に交際していた男性から言われた別れの言葉が残酷で、今も悔しさでいっぱいです。

 その人とは5年間付き合いましたが、ある日突然、「互いに若いのだから出直そう」と言われました。彼は「嫌いになったわけじゃない。気持ちが変わったらまた電話する」とも話したので、私は待っていました。

 ところがその後、彼が別の女性と歩いているのを見かけました。彼に会うと「はっきり言って嫌いだ。写真と手紙は処分してくれ。もう電話も手紙もよこさないで」と言われました。私は彼に何も言えませんでした。彼とのことは両親やきょうだいにも話せず、耐えました。その後お見合いをし、優しくていい人と結婚しました。

 あれから37年たちます。ふとしたことで、男性の言葉を思い出しました。あの時、ひと言も言えなかったことが悔しくて悔しくて。彼に何か言えたら気持ちが収まるのでしょうが、どこにいるのかわかりません。いい年してくよくよしている自分が情けないけれど、今も彼を憎み、恨んでいます。(東京・S子)



 37年前の交際相手から受けた仕打ちについてのご相談ですが、それが悩みの種になるということは、現在のあなたの生活が経済的にも健康面でも満たされている証明でもあります。差し迫った問題にとらわれていたら、昔のことを思い出すゆとりはないでしょう。

 昔のことは、やり残した宿題のようなものです。満たされた日々の中にひょっこりと顔を出します。37年前の悔しさが、変わらずその時のまま現れるのは、あなたがつらさをどこにも吐き出さず心の奥に抑え込んできたからです。抑圧した感情を心の中から出して、心の掃除をすることがよいでしょう。

 まず、37年前のあなたになって悔しさを紙に書く。思い切り書いたらお茶でも飲み、散歩などして今のあなたを取り戻す。そして、書いた文章を読み、昔のあなたにいたわりとねぎらいの手紙を書く。

 あなたが今、優しくていい人と巡り合い、満たされた生活をしているのは、37年前の彼と別れたからこそ。今の幸せを大切になさってください。

 (海原 純子・心療内科医)

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