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>日銀総裁「注意深くみていく」…円高進行で談話

2010年08月13日 04時48分42秒 | 社会
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>以下抜粋

>日銀総裁「注意深くみていく」…円高進行で談話

「経済に与える影響について、注意深くみていく」と談話を発表する白川・日銀総裁 日本銀行の白川方明総裁は12日、東京市場で円相場が一時、1ドル=84円台に突入するなど円高・ドル安が進んだことを受け、円高への懸念を表明する異例の総裁談話を発表した。

 日経平均株価(225種)も一時、年初来安値を更新するなど、日本経済の先行きに懸念が広がっており、政府と日銀に対しては、為替介入などを求める声も強まりそうだ。

 総裁談話の全文は、「最近の金融資本市場の動きをみると、米国経済の先行き不透明感の高まりなどを背景に、為替市場や株式市場では大きな変動が見られている。日本銀行としては、こうした動きや国内経済に与える影響について、注意深く見ていく」としている。総裁談話はリーマン・ショックを受け、円滑な資金決済と金融市場の安定確保に努めることを表明した2008年9月以来となる。

 野田財務相もほぼ同時刻に財務省内で記者団に対し、「為替レートの過度な変動、無秩序な動きは経済や金融の安定に悪影響を与える」と円高への懸念を示した上で、「昨今の為替の動向については重大な関心を持って、極めて注意深く見守っていきたい」と述べた。

 これに先立つ同日昼には、為替問題を担当する財務省の玉木林太郎財務官と日本銀行の中曽宏理事が都内で会談し、円高や株安について意見交換した。野田財務相が「これからも緊密に連携したい」と述べるなど、政府・日銀は円高局面に一体となって対応する姿勢を強めている。

 12日の東京外国為替市場の円相場は、1995年4月につけた史上最高値の円高(1ドル=79円75銭)が視野に入り始め、政府・日本銀行の動きを意識した展開となった。朝方の取引では、前日の海外市場の流れを受けて、一時、1ドル=84円94銭まで円高が進んだ。しかし、財務官らの会談を受け為替介入観測が広がり、円売り・ドル買いが先行。午後5時、前日(午後5時)比61銭円安・ドル高の1ドル=85円70~72銭で大方の取引を終えた。

 一方、東京株式市場は、円高を受けて幅広い銘柄が売られ、日経平均株価(225種)の終値は、前日比80円26銭安の9212円59銭と5営業日連続で下落した。

(2010年8月12日20時46分 読売新聞)

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