TRAD HOUSE FUKIYAのTea Time

トラッドショップ店長の気ままなブログhttp://www.fukiya-aizu.com/

>商売やめたいが退屈が怖い==<人生相談>

2007年12月11日 12時23分49秒 | 社会
うーん、真面目な方なんでしょうねー。私ならさっさとラスベガスに移住します。

>以下抜粋

>商売やめたいが退屈が怖い

 60歳代男性。2人の従業員を使って、小商いをしています。

 20年以上仕事を続けてきて、家も買い、死ぬまで何とか暮らしていける金もためました。最近は自分の力の限界も感じ、やめようかとも思うのですが、その後の「何もする事ない退屈地獄」を考えると、思い切れません。今でも、土日は地獄です。これが毎日続くとなると、ぞっとします。

 唯一の趣味であるパチンコのプロにでもなろうかと試しましたが、運にも左右されるため無理のようです。

 ボランティアも考えます。でも今まで利潤を追求してきた者が、一転して利益のない仕事には切り替えられません。思いがこもっていないボランティアでは、真剣に取り組んでいる人に失礼かと思います。

 自分の人生を中途半端なものに感じてしまいます。私は今後、どう日々を送ればいいのでしょうか。(大阪・H男)





 最近私と同世代の男性の、会社を定年退職した後にどのように生きるかという悩みに立ち会うことが、多くなりました。会社は縦社会で、上へ向かって生きてきたのが、定年でその方向性が消えてしまいます。そこで地域社会、すなわち上下関係のない横社会に出て、ボランティア活動をするのですが、その転換は簡単なことではないのです。

 あなたは2人を使って「小商い」をしているということですが、商売を大きくしようとは思わず、現在の仕事を続けていけばいいのではないですか。きっとあなたは懸命に働いてきて、遊ぶことをしなかったのでしょう。ですから「何もする事ない退屈地獄」のことなど、思ってしまうのです。土日は地獄だというあなたの幸福は、これまで通りに働くことです。

 無償の奉仕のボランティア活動も、頭を切り替えれば、喜びはあるのですが、無理してやることではありません。力の限界を感じたのならそれなりに、あなたらしい生き方を最後まで貫くことをすすめます。仕事があることは幸せなのです。

 (立松 和平・作家)