深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「混迷の臨時国会となりそう」

2012-10-30 10:05:37 | Weblog
臨時国会が開会した。
野田総理の所信表明演説が、衆議院で行われた。
「明日への責任」がメインテーマだった。


明日への責任って、一体なんだろう。
ピンと意味が理解できた国民は、果たして何人いただろうか。
しかも、参議院では、所信表明なし。


小泉内閣の時、衆参一本化に反対して、参院でもと主張したのは民主党だったと思う。
それをいとも簡単に、話し合うこと無しに、しなかったのは何故だろう。
与党は、努力もしないで、野党の責任だというつもりだろうか。


「逃げ切り」とか、「先送り」とか。
言葉は踊り、中身の空虚さは増すばかり。
雰囲気は、正に、末期症状だ。


「責任感の薄い政権」の政治、国民の心は離れるばかり。
首相が一度吐いた「近いうち解散」の言葉は、国民への公の言葉。
このままでは、国民の常識では、「ウソ」つきになるだろう。


「明日への責任」を言うなら、
今日、今の責任を果たし、
明日の政治が正常に行われるようにしてもらいたい。