ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

ユニークなネーミングその2~鶏頭

2005-09-25 | デジカメ-花、植物

2つ目は「鶏頭」。これも面白いネーミングだ。


●鶏頭 ヒユ科
学名:Celosia cristata
英名:cocks-comb
別名:鶏冠花、韓藍
原産地:熱帯アジア

学名の「Celosia」は、ギリシャ語の「keleos(燃やした)」から。


見ての通り、花の形が雄鳥の「とさか」のようなので、鶏頭と言う。小さな花が集まって全体を形作っているそうだ。


日本には万葉時代に輸入されたそうで、けっこう古くからある花。


花が丸くなって咲くものや、槍のようにとがるものなど、種類が色々ある。


お姫様が囚われた塔を見上げるカエルの王子・・って感じかな。彼方に見える太陽はバラの花。
(今回の写真は、8月17日~9月4日に撮影。)



そういや、英語のスラングで臆病者の事を「チキン」と言うのを思い出した。菊芋と鶏頭・・イモとチキン・・臆病者とダサい奴か・・・。

ああ・・良いコンビや~。


ユニークなネーミングその1~菊芋

2005-09-25 | デジカメ-花、植物

面白いネーミングの花を2つほど。1つ目は「菊芋」。


●キクイモ(菊芋) キク科
学名:Helianthus tuberosus
英名:Jerusalem artichoke
別名:唐薯、八升芋

学名の「Helianthus」は、ギリシャ語の「helios(太陽)」と「anthos(花)」からきている。


黄色が鮮やかで美しい。小さなヒマワリと言う感じだ。なのに「芋」・・。きれいな菊科の花なのに「芋」と付くのは、根がお芋になるからなんだけど、少し可哀想だな。


おなじみのセセリチョウとウリハムシ。


「犬菊芋(いぬきくいも)」と「菊芋」があるのだけど、家のは根がお芋になっているから「菊芋」だ。「犬菊芋」はお芋にならない。根のお芋は昔食料にしていたそうだから、食べれるみたい。


ちなみに、繁殖力が強くどんどん増えていくので、母が困っていた。地下の根が伸びるのがすごく早いそうだ。野生化して群生いるのをよく見かける。
(今回の写真は、8月17日~9月4日に撮影。)