ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

ひっそりとタマスダレ(玉簾)

2005-09-24 | デジカメ-花、植物

8月の終わり頃から数日前まで、サクランボの木の西側に「タマスダレ(玉簾)」がひっそりと咲いていた。


●タマスダレ(玉簾) ヒガンバナ科
学名:Zephyranthes candida
原産地:南米


「ゼフィランサス」の一種で、純白の花を咲かせるものを「タマスダレ(玉簾)」と言う。学名は「ゼフィランサス・カンディダ」。


寒さに比較的強く、とても丈夫な花だ。球根で増やすけど、彼岸花と同じく「リコリン」と言う毒がある。


たぶん、「玉簾」の「玉」は丸っこい花を、「簾」は細い葉を表しているのだろう。玉簾と聞くと、「南京玉簾」を思い出す・・。


家の玉簾は株が少なかったので儚い感じがしたけど、たくさん咲いていると印象も違うのだろうな。


これは、玉簾とほぼ同時期に咲いていた鉢植えの「ピンクノウゼンカズラ」。とても淡くてやさしいピンクの花だ。


●ピンクノウゼンカズラ(ピンク凌霄花) ノウゼンカズラ科
学名:Podranea ricasoliana
原産地:南アフリカ


以前記事に書いた「ノウゼンカズラ」は中国原産だけど、「ピンクノウゼンカズラ」は南アフリカ原産で属が違う。同じノウゼンカズラ科だけど、「ノウゼンカズラ」はノウゼンカズラ属、「ピンクノウゼンカズラ」はポドラネア属。どちらもノウゼンカズラと名前に付いているけど、まったくイメージが正反対だ。

さて、この「ピンクノウゼンカズラ」だけど、なぜか構図がなかなか決まらなかった。花によって撮りやすいものと撮りにくいものがあるな。咲き方にもよるのかな。