ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

母は必殺「イモムシキラー」

2005-06-13 | 自分、家族の事

再三書いているけど、僕はイモムシやムカデなどの
長くてうねうねした奴が大嫌いだ。

それは昨日の事。夕食後に自室で休んでいると、
外で「ヒャウッ!」という母の奇妙な声がした。
なんだ、なんだ?
急いで外に飛び出すと、パセリを植えたプランターの
前で植木バサミを持って何かをしている。
てっきりつまずいてこけたりしたのかと思ってたので
少し安心。でも、一体何を?何に驚いたの?

僕「ど~したん?」
母「パセリに虫がおって、気付かんと触ってしもた。
びっくりしたわ~。」
と言いながら、植木バサミをパチパチしている。
よく見ると、パセリに体長5cmほどの丸々と太った
ライトグリーンのイモムシがたくさんいて、それを
ハサミで次々に真っ二つにしているのだった!!
ああ、眩暈が・・・。

あまりのショックな光景に逆に目が釘づけになり、
その悪夢のような一部始終を見届ける事になる。
母が去った後には、パセリにぶら下がった彼らの
亡骸だけが残ったのであった・・。
恐るべし、ベテラン主婦!

今日のパセリ。さすがにバラバラのイモムシを撮る
勇気は僕には無かった。左に見えるのがホウセンカ。


ところで、2株ほどしか無いパセリに7匹もいたの
だけど、パセリを齧った後がまったく無い。
母の話だと、そばにあるホウセンカがひどく齧られて
いるので、昼間はパセリの中に隠れているのでは
ないかという事だ。そうなのだろうか。

パセリにつくのはキアゲハの幼虫が多いそうだけど、
キアゲハの幼虫は黒の縞とオレンジの斑点がある。
今回の幼虫は全身が薄い黄緑色をしていて模様は無い。
パセリにつく虫では、キクキンウワバという蛾の幼虫
に少し似ている気がする。
もっと似ているのはモモスズメやトビイロスズメと
いうスズメ蛾の幼虫なんだけど、パセリもホウセンカも
食べないしな~。あと、ナンカイカラスヨトウ、
クルマスズメ、サザナミスズメにも似ているし・・。
う~ん、分からん。それに気分が悪くなってきた。

とにかく、パセリ周辺の平和はイモムシキラーの
母の手によって守られたのであった。はっはっは。