採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

イカスミリゾーニ

2007-04-05 | +ふたりの日
米粒状パスタというものがあるのです。イタリアではリゾーニ、ギリシャではクリサラキと呼ぶそうです。salahiさんのブログなどで時々レシピを拝見して、おいしそうだな~、玄米ごはんで代用してみようかしら、と興味津々だったところポメマルさんから頂いてしまいました。


2007/3/29 これがリゾーニです

まさに米粒状。でも小麦粉(デュラムセモリナ粉)で出来ています。一体どんな方法でこの形を作るのかしら。

salahiさんのブログには、これを使ったレシピとして
グリーンオリーブ・塩漬けレモン&ハーブソースのパスタ
挽き肉のユベチ
チキンアヴゴレモノスープ
などが揚げられています。どれもおいしそうです。

パスタと同様に使ってよさそう、という感じなので、作り慣れたイカスミパスタのように作ってみることにしました。
本当はお客さんの日魚を薄切りジャガイモに挟んで焼いたものに添えて出す予定だったのですがみんなのお腹がいっぱいになってしまったため、別の日に、自分たち用に作りました。

■イカスミリゾーニ
■材料
リゾーニ
イカの黒づくり
ニンニク(ニンニクつぶしで潰すまたはみじん切り)
オリーブオイル
きのこ(ブナピー)
あればパセリや牡蠣オイル漬けなど

■作り方
1)塩水で、何度か味見をしながらリゾーニをアルデンテにゆでる。
2)フライパンにオリーブオイル、細かくなったニンニクを入れていい香りがするまで炒める。そこに適当な大きさに切ったブナピーも入れて炒めておく。
3)きのこが熱いところに、イカ黒作り、ゆであがったリゾーニ、パセリを入れてあえる。このとき牡蠣オイル漬けも具として入れてみました。

できあがり。


2007/3/29 イカスミリゾーニ


表面がつるつるしているせいで意外と黒くならないです。

玄米ごはんでこれと似たようなものはちょくちょく作るので、おおむねそんな味を想像していたのですが、全然違う!歯ごたえがつるつるしているのです。噛むというよりかき込んでしまいたくなります。玄米はぷちっとした食感ですが、つるつるはしていないですよね。なるほど~、麺の一種なのねー、と感動してしまいました。
今思うと、「ブロンズの口金でつくった」とかいう表面がざらざらしたパスタは玄米に近かった気がします。


この日の夜ごはんは、これの他に、パテとサラダ(レタスだけだけど)。


北海道ワイン(コルクに北海道が!)とパテ

そうしたらダンナサマが今日はすくないめだね、と小声で。そんなことないよね?結構なご馳走だと思うのになあ。
どうやら外食(宴会)続きで、沢山食べるくせがついてしまったようだ。
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柚子餅でっち

2007-04-04 | +お菓子(各国)
あずきでっちのバリエーションをはじめて作ってみました。

ダンナサマが京都みやげといって和菓子を二つ買ってきてくれました。ひとつはこれ


2007/3/31 柚子餅


私の好きそうなものは大体知っている立派なダンナサマなので、ぷにぷにした求肥やおもちが好きだから好みのはずだ、と思ったようです。

しかし。

開封して自分でひとつ食べてみて言いました「外したね・・・」
そう、この柚子餅私は味を知っていました。好みよりだいぶ甘くて、なのにぴりっとした刺激(青柚子の皮から来るのだと思う)も強いのです(そこがいいのかもしれませんが)。

こんなに沢山どうしましょう、と思ったのだけれど、ちょっと前に小豆でっちを作ったばかりだったのでひらめきました。
「柚子餅でっち」!。
もち米3合を炊いて、この一箱ほとんど全部投入。炊飯スイッチを入れて再加熱します。
ふたを開けると柚子餅がとろり~ん。そこをぺたぺたと搗き混ぜます。

中国の玉(ぎょく)みたいなうす緑色の丁度良い甘さの柚子餅でっちが出来上がりました。

(写真はあとで)

うす甘くなると、何だかもりもり食べてしまえそうです。折角水増しして糖分控えめになったはずなのに、摂取量が大量になれば意味がないのでは?
でも好みの味なんですもの。おいしすぎるのも罪つくりだわ。
甘過ぎる~、と思いながら一粒ずつつまんでいた方が美容面ではよかったかも。


なお、ダンナサマが買ってきてくれたもうひとつの方のおみやげは、大アタリ、でしたよ。鶴屋良信の「京観世」です。これは大好きなのです。


ほどよい甘さの京観世(日保ちもばっちり)



ダンナサマへ。おみやげありがとう~。次もよろしく!
すぐにおかずになるお総菜とかお寿司も大歓迎ですよ☆
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あずきでっち

2007-04-03 | +お菓子(各国)

あずきでっちというもの、ご存知でない方のほうが多いかもしれませんね。秋田県の郷土料理なのだそうです。
見た目はようかん状で、味はおはぎ、というお菓子なのです。
作り方はとっても簡単。おはぎが好きな人は絶対に気に入るはず、というお菓子です。どうして全国的に広まらないのかが不思議なくらいです。

作り方はたとえばこちらのページにもあります。自己流の作り方を書いておきますね。

■あずきでっち(小豆でっち)
■材料
粒あん 5~600gくらい
(または小豆2合、砂糖300g、塩で比較的固め・甘めの粒あんを作る)
もち米 3合

■作り方
1)もち米を研いで十分浸水させ、気持ち水分控えめで電気釜で炊く。もちつき機などで蒸すよりも電気釜がよいです。
2)炊けたらすりこぎでぺたぺたと搗き混ぜ(これを方言で「でっちる」というそうで、ここから小豆でっちの名前がついたとか)、更に小豆を投入、適当に搗きながらよく混ぜます。→このまま匙ですくって食べても柔らかくておいしいです。
3)ラップにくるんでようかん状に形づくる(または密閉容器にラップを敷いて詰める)。冷めると切り分けやすくなるのでようかんのように切り分けて食べる。
ラップに包んだ状態で冷凍可です。
4)お好みで小さく切って表面にきなこやすりゴマなどをまぶしても。

お砂糖がもち米に浸透するせいか、時間が経っても固くなりにくい気がします。
丸めたり包んだりしなくてはいけないおはぎに比べて手も汚れないのに、とてもおいしいのです。

あんは時間があるときに炊いて小分けにして冷凍しておけば、もち米を炊くだけですぐにおはぎのようなおいしいおやつが!しあわせ~。

でも最近小豆を炊いていなくて、ずっと作っていなかったのです。そんな折、ポメマルさんから製餡所のあんを頂いたのです。
つぶあんとこしあん、両方!
こしあんは別のお菓子用にとっておいて、つぶあんは早速あずきでっちに。あんこを送りましたよ~、と届く前日にメールを頂いたので、その晩のうちにもち米をスタンバイ。翌朝に電気釜のタイマーをセットしておきました。


製餡所のあん(この写真はこしあんかも) これで200gです


200gのあんだと、もち米は1.5~2合分くらいが適量のようです。


2007/3/18 ぺたぺたと(しゃもじで)搗き混ぜたところ


さすがプロのあんこです。そのまま食べてもコクがあっておいしいのですが、ごはんとまぜてもしっかり存在感があります(私が作ったお砂糖控えめ~なあんだと、あずきでっちにすると、これは何?おかし?おかず?という茫洋とした味に・・・)。
お砂糖の量もあるけれど、ちゃんと塩味を効かせるのがコツじゃないかと思いました。

ポメマルさん、ご馳走さまでした~☆
コメント (12)
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タラの芽初採集(2007.4.2)

2007-04-02 | +きのこ以外
今日は日差しも弱くいい天気。お昼に散歩してきました。
今シーズン初の採集だ☆
ここ何日か、花粉症が治ったのでは、という楽な気分もあって心も軽く(運動不足で体重は重く)。

お目当てはタラの芽。

昨年下草刈りされてしまったので、棒状でとげがいっぱい生えた幹、という目印はなく、地面を注意深く見ていく必要があります。根元から刈られてしまった場合、ひょろっとした脇芽が出てくるからなのです。もともと太くないタラの木の場合、頂芽に比べてとーっても貧弱なのだけれど、ゆでて食べるには十分です。
こんもりひとやま、採ってきました。


2007/4/2 今シーズン初摘み タラの芽


ひょろっとした葉っぱは天ぷらでなくおひたしにぴったりです。
摘むときに痛いとげも、茹でてしまえば柔らかになります。全然くせもなく、茹でた後長時間さらす必要はありません。よく絞って(このときとげがちょっと痛い)、ごく細かにみじん切りして、お醤油をたらり、そして白いごはんと一緒に食べるとおいしいです。うこぎめしと同じ方法ですね。

これからしばらく青菜は買わなくて済む、かな?
コメント (8)
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