採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

「世界一おいしい」(?)ライマビーン、ほか豆いろいろ

2007-04-13 | +野菜
先日長野に行ったとき、色々な豆を買い込んできました。もともとあったものも含めると、なんと9種類。折角なので記念撮影してみました。
写真を忘れた小豆、黒豆、ブラックダル(多分ウラド豆)もう食べ終わってしまった白インゲン豆、パンダ豆、乾燥そら豆、ひよこ豆、紫花豆を含めると、合計17種も我が家にあったことになります。日本で手に入る豆も意外と多いのですね。


2007/4/2 上段(1)、中断左から(2)~(7)、下段左から(8)、(9)



(1)ライマビーンまたはリマ豆
松本インターから上高地に向かう途中の「小林」という店で買いました。この店以外で見たことがないので、機会があるたび沢山買い込んでいます。
メキシコやペルーのアンデス高原で栽培されていたものらしいです。日本では大町市で生産されているようです。冷涼な気候が向いているようですが実家(神奈川)の庭でも種を蒔いたらかなりの大きさに茂って、たくさん収穫できました。
紫花豆のように大きく見えますがとても薄べったい形状です。水に浸けると、薄べったいまま、ぐんと大きくなるので翌朝が楽しみです。
味は「世界で一番おいしい」と書いているサイトもありました(私も大好きです)。皮はやや薄く、中身のデンプン質はきめが細かいです。業務用高級あんこに小豆と混ぜて使われることもあるようです。
日本風の甘い煮豆にしかしたことしかないのですが、本をみるとベークドビーンなどいろいろな料理に使えるようです。

(2)くり豆
北海道で買ってきたものです。真っ黒で白い目がある外見からして、ブラックビーンのことではないかと思います。(3)よりやや大きいけれど似ていますよね。
くりという名前がついているということは、ほくほくしているのかな?
まだ食べていません。

(3)ブラックビーン?
これも長野で買いました。
ラベルがついていなかったのですが、黒くて、白い目がある様子からみると、本に載っていたブラックビーンと同じではないかと思っています。くり豆に似てますよね。
まだ食べていません。

(4)茶大豆?
ラベルがなかったのですが、外皮が茶色い大豆だと思います。茶豆の枝豆がありますが、あれが育ったものかしら?蒔いたらおいしい枝豆が穫れるのかな?
まだ食べていません。

(5)白大豆?
これにもラベルがありませんでしたが、外皮が真っ白の大豆のようです。見たことも聞いたこともなかったです。でも茹でるときっと皮の白さはなくなってしまうのでしょうね。
まだ食べていません。

(6)、(7)ウズラ豆の一種かな
同じ品種のようにも見えたのだけれど、ちょっと形が違うので買ってみました。⑦の方がやや細長くて腎臓型(勾玉型)ですよね。単に栽培条件の違いによるものかもしれませんが。
まだ食べていません。

(8)金時豆
いわゆる普通の金時豆です。煮るととろりん、としますよね。煮た豆って足が速いから、あらかじめとろみのある豆は完成した瞬間から心配でハラハラしてしまいます。

(9)青大豆
ひたし豆にしたりする青大豆です。水で戻して、生でなくなる程度に固めにゆで、ゆで汁+出汁+しょうゆにひたして食べると、枝豆みたいな風味でおいしいです。大根おろしを混ぜても。
食卓に緑の野菜がない日(おひたしを作るのが疲れてしまったとき)などに、これがあると、何だか野菜を食べている気分になれてよいです。食卓にめぼしいタンパク質がないときも、畑のお肉だよ、と堂々と宣言できてよいです。(うふふ)

-----以下は写真にないもの---------------
(10)パンダ豆
北海道で買ってきました。黒白に染め分けられたかわいいインゲン豆です。加熱するととら豆みたいに地味になってしまいます。豆サラダ、チリビーンズ、豆コロッケにしてみました。

(11)白インゲン豆
どこかの直売所で買いました。もしかしたら手亡豆(てぼまめ。半蔓性で支柱にする手竹がいらないことからついた名前だとか)と言われているものかな、とも思ったのですが、検索してみるとてぼ豆は長円形の豆のようです。それとも白インゲンはすべててぼ豆なのかな?
日本の手亡豆はほぼすべて白あんに使われ料理に使われることはない、という解説も見かけましたが、外国の豆料理では白いものも(白い豆の方が?)多く使われますよね。
チリビーンズ、豆サラダ、カレーなどにしてみました。

(12)あずき
説明するまでもないですね。
スーパーにあるものには虫食いはないですが、直売所などで買った小豆は、一旦冷凍庫にしまうと中の虫が死んでながもちするとか。そして使う前(または暇なとき)お盆に広げて傷や変形のある豆を思い切ってかなり厳しい基準で捨てていくと、すっきりした味のおいしいあんこになる気がします。
あずきでっちはとても簡単で洗いものも少なくておすすめのお菓子です。

(13)黒豆
丹波種は本当に高価ですよね。お正月につくりそびれた分が冷蔵庫にまだあります。はやく作らないと。でもいわゆる蜜煮は、甘くておかにっぽくないし、かといってごはんに炊き込んでしまうには少々勿体ないのです・・・。ジレンマだー。

(14)乾燥そら豆
熊本の直売所で買ってきました。皮が黒い空豆でした。
一旦冷凍して虫を殺せばよかったのかもしれないけれど、気づいたときにはかなりの量、虫にやられてしまいました。でも、いい部分を選り分けて、小豆と混ぜてそらまめあんを作っておはぎにしてみました。とてもおいしいあんでした。機会があったらまた買ってみたいです。虫対策も万全にして。

(15)ブラック・ダル
ネパールみやげでもらったもの。最初何に使うのか分からず困っていたのだけれど、ファラフェルと同様、水で戻した生豆をすりつぶして揚げる「ワダ」という料理に使うことがわかりました。生豆、およびワダの記事はこちら

(16)ひよこ豆
最近買っていないけれど思い出したら食べたくなってきました。ファラフェルやホモスを作ったことがあります。ホモス、昔から大好きでした。

(17)紫花豆
水で戻すとびっくりする位ふくれるので、翌朝見るのがいつも楽しみです。
戻しすぎているのか目のところが破れてしまうことが多くて、いつもうまく煮るのが難しいなと思います。熱湯で数時間、という戻し方がいいのかしら。
皮が分厚くて、ちょっと栗の渋皮煮に似たところがあると思います。
甘く煮たことしかないのだけれど、何か別の料理にもしてみたいものです。



梅雨前、せめて夏前にはある程度消費していかなくては!
未食のものには食べてみ次第味などを書き込むか、記事へのリンクをつけようと思います。
コメント (10)
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