10月5日、集まりに持参するためにバクラバを作りました。
自作バクラバ、何とかレシピを確立したいと研究中です。
でも、手に入る材料が時によって違うので、なかなか難しいところ。
作る前、前回の試作レポートをしっかり読んでおいたのが功を奏しました。
今回の作り方は次の通り。
■■手作りバクラバ
■材料
フィロペーストリー 冷蔵販売のものをウィーンで購入し冷凍しておいたもの 1パック 15枚入りだったか
生ピスタチオ 250g ざっと水でゆすぎ、必ず包丁で手で刻む(FPは不可。うまく刻めない)+ピーカンナッツ(1本分足りなくなったので)
澄ましバター 125g (たまたまイタリアでクラリファイドバターを買ったのでこれを使用)
米油 30ccくらいかな とかしバターに少し混ぜて使用。あっさりするかなと期待。
シロップ
水250cc、グラニュー糖250cc、すだち果汁少々(結晶防止のため)を煮たたせ、少々とろっとするまで煮詰める。自然に冷まして蒸発させておく。
煮詰めた後の分量は300cc。うち、使った分量は約150cc。
(酸味はないです)
■ポイント
・冷蔵のフィロペーストリーは、冷凍販売のものと違って粉っぽさがない。
それを冷凍しておくとくっついてしまって大変なのだが、食感はこちらがよい気がする。なので粉っぽさ解決のための卵(バターと混ぜて乳化させて使う)は今回使用しなかった。
(冷蔵販売のフィロを、できるだけ新鮮なうちに使うと、何もかもがとても簡単な気がする。日本では冷凍しか手に入らないけれど・・・)
・作業にはかなり広い場所が必要。
・前日までの作業:シロップを作っておく。フィロペーストリーを解凍する。ナッツを刻んでおく(これは当日でも可)。
・ナッツはフィロ1枚あたり20gでよい(もっとあってもよいが)。包丁で刻む。
■作り方
(1)フィロペーストリーを縦長におき、バターを少しずつけちけち塗る。
(2)1枚あたり20gのナッツを全体にぱらぱら散らす。(ナッツは少なめでも、フィロがパリパリならばとても美味しい)
(3)長い串の周りにくるくる巻きつけるようにし、綴じ目を下にして台に置き、両端をぎゅっと押し縮めるようにする。
バットやトレイなどの型に並べる。トレイには油は塗らなくてもよい。
(4)全部並べ終わったら、2.5cmくらいの長さにカット。(大きいよりは小さ目がよい)
切るときはぎゅうぎゅうの方が切り易いが、焼くときにはそれぞれのロールを離して並べたほうが、まんべなく焼き色がついてよいので、適宜並べなおして隙間をあける。
(5)170度くらいのオーブンで、こんがり焼き色がつくまで焼く。時々向きをかえる。
(6)焼きあがったら、熱々のうちに冷めたシロップをかける。3本ノズルつきケチャップ容器で、3往復くらい。ひるまずしっかりかける。
自作バクラバ |
自作バクラバ(白樺山荘にて。けいこさん撮影) |
トリュノワ |
かぼちゃプリン
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作る過程を見てるだけでも美味しそう〜!!
マルシェの時にケーキみたいな焼き菓子を頂いた時にも思いましたが、パティシエになってお菓子屋さんできるのでは?
聞いたこともないお菓子の名前です。
お味見させていただきた~~~い
極薄の油脂を含まない小麦粉生地とナッツを組み合わせ、後から油脂や甘さ(シロップ)を使うものです。
国によってバリエーションがありますが、シリアあたりのものは甘さは控えめ、ナッツはたっぷりで、サクサクで美味です☆
お菓子、昔はタルトなども作りましたが、最近はだいぶ控えめに。あんまり上手にならないうちに、年をとって沢山は食べられないようになってしまいました・・・。
トリュノワは、作り方ページへのリンクをつけておきました。
バクラバは、冷凍フィロだとちょっと違った感じになるのですが、また試作してみようと思っています。
御試食頂きたいものです。