採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

鉄兜

2011-01-25 | +野菜

この前の週末は、干し芋作り、およびピールのチョコがけを頑張りました。
チョコがけは、テンパリング、というか最後の作業温度の維持が思いの外うまくいき、ボウルの底数ミリになる最後の最後まで、丁度いい温度を保つことが出来ました(今度記事にしますね)。
そのせいで、要するにチョコがなくなるまでチョコがけをし続ける羽目に。
チョコをどのくらい溶かしたかというと、確か1キロ以上。ボウルほぼ満タン。
朝からチョコレートを溶かし始め、一度やり直しはあったものの、午後2時頃に作業適温に。
そしてボウルのチョコがからっぽになったのは、夕方6時半過ぎでした。

へろへろだ。

こんなにまとまった時間、ひとつのことに集中出来るのはある意味幸せなことではあるけれど、次第に「何やってるんだろう、私」と微かな疑念が沸いてくるのを防ぐことは出来ませんでした。
(でも終わったときには力尽きて、全ての思考が停止してました)

真っ白な灰に燃え尽きてリセットしたことだし、今週末もういっちょやるかな。
実はチョコはからっぽになったけれど、ピールがまだ残ってるのです。
コツをつかんだことだし、もうちょっと要領よく出来るはず。多分・・・。

==話はかわって==============

12月に鳥取に旅行した際、レンタカーで訪れたとある産直で見慣れないかぼちゃを見かけました。
大きさの割に、ものすごく重いかぼちゃなのです。
聞いてみると、「鉄兜」という名前だそうです。

初めて聞く名前だわ。

砲丸のように重いこの物体を自宅まで持ち帰ることを考えると、買おうかどうしようか迷います。

同じ産直に柚子も沢山あって、そうだわ、色々買って、一緒に宅急便で送っちゃおう、と決断。
柚子やら栃の実やらばんばか購入。
久々にタガが外れて買い物しまくりで、脳内エンドルフィン濃度(でしたっけ)が上がって、し・あ・わ・せ☆


旅行最終日、念のため買ったものを荷造りしてみたら、スーツケースに一応収まるではありませんか(重くて腰が抜けそうだけど)。

むむむ。

やっぱり持って帰るかな?
宅急便代を節約して、そのお金で、もうちょっとお買い物しちゃおうかしら。

「Fujikaちゃん思考回路が変だよ。荷物を更に増やすつもり?」

ちろーん、と冷たい目で見てるダンナサマの手前、「重いよう」と弱音を吐く訳にもいかず、涼しい顔を装いながら、「欲と二人連れ」で頑張って持って帰りました。

あー重かった。

2011/01/11鉄兜かぼちゃ こちらがその鉄兜。

殺人の凶器になりそうなくらい重くて固いです。
そして、後で煮て食べちゃえば完全犯罪だな。
2011/01/11鉄兜かぼちゃ このカボチャはものすごく根が丈夫なので、スイカやメロンの台木として使われるものだそうです。

産直でも滅多に見ない品種なのに、検索すると「種 1000粒入り」という商品があってびっくり。プロの農家さんが台木に使うのでしょうね。
2011/01/11鉄兜かぼちゃ 固いせいかどうか、日保ちがよいのも特徴だそうです。
撮影時で、年が明けて1月11日。

普通のかぼちゃはせいぜい冬至くらいが限界ではないかと思います。
(もっとずっと早く腐るものも・・・。泣)


メロン農家には有名なのに何故か出回らない鉄兜かぼちゃ。

味は?

根っこが丈夫で育てやすいのに、出回らないってことは。

・・・てことは。


きっとそれほど美味しくないのでは、と思い至り、折角買って帰ったのにずいぶんと放置したままでした。


でも、あんなに重い思いをして運んだのに、腐らせるのも悔しいかも。


意を決して切ってみると、とても綺麗なオレンジ色の果肉。
果肉部分もとても厚いです(お得☆)。
もともとしっとり系のかぼちゃだそうで、しかも熟成によりやや水分多めになっていましたが、味は決してまずくはありません。
カボチャスープやプリンに加工したら、とっても美味しく出来ました。

カボチャに関しては、日本ではホクホク系が断然主流ですが、海外だったら充分美味しいかぼちゃで通用するのではないかと思います。

もう一回買うかというと・・・。
近所の産直だったら、買うかも。
電車や飛行機で移動しなきゃいけない場合は・・・・・・・・うーむ。

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