採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2021:全部二次成長(シチリア)

2021-07-14 | +ニンニク

だいぶ時期がすぎてしまいましたが、ニンニクの収穫関連の記事です。

今シーズンは、これまでと違って、追肥を割とまじめにやってみました。
・年内:粒の肥料を株元に(これは毎年やっている)
・年明け:粒の肥料をマルチの上からばらまく感じで(ユーチューブで見たやり方)
・早春くらいだったか:牡蠣殻石灰を株の上から散布
・春先頃:液肥を水に溶かしてジョウロで散水(2-3回くらい)

そのせいか、ソフトネックY、ソフトネックAと呼んでいるものは、とてもよく成長しました。
例年大量に出るクズニンニクがないほど。

一方で、追肥が裏目に出たのかな、という品種がシチリア。
毎年、株も小さいし、玉も生育不良状態の小ささなのですが、今年はちょっと違います。

全部が二次成長!

シチリアヌビアニンニク

確かに例年も二次成長しやすい品種ですが、今年は、ほぼ100%。

シチリアヌビアニンニク

二次成長というのはこんな感じ。
通常のニンニクの葉っぱの隙間から、細い葉っぱが沢山出てきています。
これは、地下のニンニクの鱗片を包む皮が、葉っぱとしてにょきにょき栄養成長してきている、という状態です。

このときに地下を掘ってみても、玉の部分はまだ太っておらず、ネギくらいの感じ。
鱗片分化→鱗片肥大→皮が葉っぱとして生育開始
ではなく
鱗片分化→皮が葉っぱとして生育開始→その後ようやく鱗片肥大
という順番みたいです。

どうしようもないので、鱗片が大きくなるまで放置することにしました。
そうすると、いわゆる分球した状態になって売り物にはなりませんが、各鱗片サイズはそれなりに大きくなります。
自家用とか、タネ用にはまあそれでもいいかなと・・。

シチリアヌビアニンニク

外皮がすっかりとけちゃって、分球したニンニク状態で掘ってきました。
それぞれの鱗片から長く葉(茎?)がのびています。中央の花茎も残っています。

シチリアヌビアニンニク

根っこと葉を落として掃除。
シチリアニンニクにしては粒サイズ大き目! と言えないこともないですが、こんな分球状態では自慢できる状態ではありません。


つかみ取りに入れたらつかんでくれる人いるかなー。
でもみんな、「きれいな」農産物が好きだから、嫌がられちゃうかなー・・・。

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