採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

シチリアForno Impero のアーモンド菓子とパン

2021-01-13 | +お菓子・おやつ

シチリアのForno Imperoというお店から、パネトーネなどを取り寄せました。
パネトーネについてはこちらの記事)

パネトーネのほかに買った、アーモンド菓子とパンについてご紹介します。


どれも綺麗にラッピングされており、開封は、大変楽しい作業でした。

穴子の白焼き



さて、アーモンド菓子。
素敵なシールが貼ってありました。

穴子の白焼き

アーモンド菓子ラベル

穴子の白焼き

中身はこちら。
形状はいくつか。
上に飾りがあるものは、赤と緑のドレンチェリーやアーモンド。

食べてみると、表面は粉砂糖でサクっとしており、中はねっとり、そしてグラニュー糖がじゃりっとします。
(大半は同じ味でしたが、レモンの香りがつけてあるものもあった気がします。)
ねっとりして和菓子の練り切りを思わせる雰囲気でした。
特に新鮮なうちは、アーモンドの香りが濃厚で、うっとりします。

結構しっかり甘いので、
(これはまあ、ダンナサマは興味ないだろうし、全部私のものかなー)
と思っていたのですが、ダンナサマも気に入ったようで、
「ボクも食べるから、勝手に食べちゃだめだからね」
と釘をさされてしまいました。

トッピングのドレンチェリーですが(最近みかけなくなりましたが)、過去に食べたことがあるものは、甘すぎるしなんか薬品臭いし、食べるほどでもないかなという味のものでした。
今回のものは、サクランボの味はしないものの、柔らかくほどよい甘さ、変な風味もなく、アーモンド菓子と一緒に自然に食べてしまえるものでした。


アーモンドは、小麦粉よりもずっと貴重な材料ですよね。
小麦粉ではなくアーモンドをふんだんに使ったこれは、クリスマス時期の、高級なお菓子なんだろうなーと思う味わいでした。

穴子の白焼き

原材料は、シチリア産アーモンド、お砂糖、卵、香料。


さて、次はパン。
お店のホームページを見ると、どうもこのパンが一押しのようなのです。
「不活性ガス充填包装により、世界中にお届けできます!」
的なことが書いてあります。
え、普通パンって、わざわざネットで買わないでしょ?買う人いるの?
とは思いましたが、でもそんなに自慢の一品ならば、一度買ってみるのも面白いかな?
(→買う人になってしまった)

穴子の白焼き

La "Vestedda" dell' Impero
と書いてあります。
ヴェステッダがパンの名前・・かしらん。


穴子の白焼き

おー。
立派な缶に、立派なパン!

穴子の白焼き

原材料は、
シチリア産デュラム小麦粉、トラパニ産塩、水、母酵母、ビール酵母?、胡麻

ホームページによる作り方の手順は、
・前種を長時間発酵 (16 ~ 24 時間)
・給水 (30 分~ 2 時間)
・一次発酵 4 時間
・二次発酵 6 時間
・焼成
だそうです。

穴子の白焼き

表面にはびっしり胡麻がまぶしてあります。
そしてかなり強い焼き色。

穴子の白焼き

切ってみると、焼き色が濃いだけあって皮部分がかなり厚め。
生地の部分は、(写真うつりがイマイチですが)デュラム小麦で出来ているだけあって、黄色い色合い。


説明には、オーブンを150度にあたため、火を切ってからパンを入れて5分おき、取り出して食べる、とありましたが、ちょっと足りないかも。
何度かやってみた結果、8分の1程度のブロックの場合、しっかり霧を吹いて湿らせ、皮側が綴じ目になるように(綴じ目はふんわりと)アルミ箔に包み、150度に予熱してあったオーブンに入れて15分ほどあたためると焼き立ての感じになります。


味の感想。
内側生地部分は、温めなおすと柔らかくなりますが、日本人がいう「しっとり」ではなく、もう少し噛み応えのある感じ。
そして、わりとしっかり塩味が効いています。

皮は、とっても香ばしい!
ここまで強く焼いたパンは、日本にはない気がします。
デュラム小麦なので、焦げた味が普通のパン用小麦粉とは違う、というのもあるかも。
あと、胡麻が美味しい!
胡麻の味がとても濃く、日本で買う胡麻とは違う味がします。
スライスするときにこぼれ落ちた胡麻も、全部かき集めて口に入れたほどでした。

全体に、食べたことがないパンの味です。
日本ではあまり売っていない味。
(といってもたいしてお店を知っている訳ではありませんが)
パン自体の味が濃いので、トップページの動画にあったように、オリーブオイルを垂らして頂くのがよく合って美味しかったです。

 

コメント
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