採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ビーツ収穫

2021-01-04 | +その他

年末は、もうひとつくらい記事を書いて、年末のご挨拶を、と思っていましたが、書きそびれてしまいました。
みなさん無事にお過ごしだったでしょうか。
今年もどうぞよろしくお願いします。

年末年始は実家に行ってきましたが、新年会はなくて、サーモンもなし、お正月料理は控えめでした。
とはいえパネトーネを爆買いしたり、実家のペンキ塗りをしたり、書くことはあるような気がするのですが、年始ボケで思い出せない・・・。
ひとまず小さ目の話題からスタートします。

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今年は秋、ビーツの種を買って蒔いてみました。

種まきは、畑作業の中で一番の苦手分野。
「どこに蒔こうかなー、もうちょっと耕した方がいいかな~、肥料も入れておいた方が・・」
などと考えているうちに日にちがどんどん過ぎてしまって、蒔き遅れるというパターンです。
あと、「沢山とれても困るし」といらん心配をしてちょびっとだけ蒔いて、後生大事に残った種をとっておくものだから、種が古くて芽が出ません。

後者の問題については、今シーズンから、できれば少量入りの種を買うことにし、袋に入ってる分、全部蒔いちゃう、という作戦をとっています。(採れすぎた場合の心配は、蒔くときはしない。採れたらそのとき考える。あと、私の実力ではさほど採れすぎの心配はしなくていいと分かってきた)

蒔き遅れのくせはなかなか改善されず、今回のビーツもやはり遅れてしまいました。
袋の裏の、種まき適期を、ぎりぎり過ぎちゃったくらいの時期でした。
でも、来年まで種をとっておいても発芽率が下がるし、とにかく蒔き癖をつけよう!

蒔き遅れたものの、今年の冬は、霜が少なくて、日照多めのいい天気。
秋冬野菜がぐんぐん育ちます。
北国育ちに期待してずーっと植えておいたら、サイズは小さいもののそこそこ玉が育ってくれて、収穫にこぎつけることが出来ました。

Myビーツ

この写真は12月7日なのですが、12月に入っても、葉っぱがつやつや、青々。
葉物が欲しいとき、時々抜いて、ホウレンソウ替わりに葉っぱを食べました。
(根っこは長期保存できるので、すぐ食べなくても大丈夫)

アクがあるので、刻んでから50度漬け(50度くらいのお湯にしばらく漬ける)をしてから炒めて食べるのですが、ホウレンソウより肉厚で、なんか風味が濃くて、美味しいです。
肉厚な触感が癖になります。

注意点としては、ビーツの葉っぱには、独特の塩分みたいなものがあります。
(今回特に実感。真冬に収穫の葉っぱだから?)
炒めるときの塩は、ごくごく控えめがいいです。

ごく普通の塩加減で炒めたはずなのにびっくりするくらい塩辛くなってしまって、更にもう一把、塩なしで炒めて混ぜたことがありました(しかも2度)。




何度も霜が降りた後の12月26日、このままでは玉まで凍ってしまうかも、とすべて回収してきました。
葉っぱもだいぶ霜枯れていますが、まだ食べられるものも沢山ありました。

Myビーツ

傷んだ葉っぱをよけているとき気づいたのですが、茎は赤だけれど葉っぱは主に緑色の普通のもの(左)と、茎も葉っぱも濃い紫色のもの(右)があります。
なんで違うのか観察してみたのですが、全体が濃い紫のものは、根っこの玉がほぼ形成されていない状態。

玉に集まるべき色素が余って、勢いあまって葉っぱまで紫になってしまったのでは・・?
違うかな?
もしくは、未成長の若い株は、葉っぱが薄いので寒さに弱く、それに耐えるために色素をいっぱい集めている、とか?


Myビーツ

これはよく成長した葉っぱなのですが(写真ではうまく伝わりませんが)、とても肉厚でしなやか、表面は独特の質感で、まるでフェイクレザーのよう!
手芸材料にこんな素材がありそうだと思いました。



本当は葉っぱがもっと青々元気なうちに収穫して、炒めた葉っぱを冷凍しておきたいものです。
来年はちゃんとした時期に蒔いて、冷凍庫のスペースも用意しておこう。

コメント (2)
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