採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

丸鶏をゆでてみた

2017-10-18 | +肉・魚系保存食

鶏ガラスープの素って、時々ハズレがありますよね。
先日買ってみたものが、そのハズレ。
化学調味料無添加、とあったので買ってみたのですが、むしろ化学調味料入りの方がよかったかも。
なまぐさい鳥皮の匂いがするだけで、残念な味でした。
使い切らずに処分してしまったほどでした。

Duckbill師匠は、定期的に鶏ガラスープを作って冷凍しておくのだそうです。
そうだよなあ、自分で作れば(ほぼ)確実だよなあ。

昆布・かつおだしは、最近は鍋1つ分作って冷凍するようにしています。
こうすると、和風料理がかなり手早いです。急にダンナサマにお味噌汁をリクエストされても、嫌な顔せずに、すぐに対応できます。
鶏のスープも、冷凍しておくといいけれど、鶏ガラって、なんか扱い慣れなくて心配なのよね・・・。


とある雨の週末、スーパーで丸鶏を見かけました。
お値段1000円ほどで、モモ肉2パックと同じくらいの価格。結構安いです。(小さ目だけど)

これを茹でてスープストックをとって、肉は肉でほぐして冷凍しておけば、何かと便利かも☆

ダシだけでなく、タンパク質も冷凍しておける、ということで、ようやく重い腰があがりました。
最近冷凍庫の回転もよくなって、ちょくちょく隙間があくようになってるし、やってみよう。

加熱方法は、シャトルシェフ。
先日これでポトフを作ったら、骨付きモモ肉がほろほろに煮えて、驚いたのです。
丸鶏から骨を外すのにはきっとぴったり。

臭みが出たらいやだな、と念のため50度洗いをし、ブーケガルニ(セロリの葉、ローリエ、タイム)、にんじん1本、にんにく数粒と一緒に煮てみます。(脂が多そうなぼんじりは切り捨てて、使いませんでした)

ゆで丸鶏

煮えました。(写真はスープをだいぶ汲み上げた後)
夕食前にシャトルシェフに仕込み、夕食後、再度煮立たせ、寝る前に保温鍋から取り出して冷ましておきました。水位は鍋満タン。

翌日冷めたところで、表面の脂をラップにひっつけて捨てます。これを何度か繰り返して脂っぽくなくなったところでスープを真空袋に入れて冷凍。
鶏本体は、箸では持ち上げられないくらいにほよほよに柔らかく煮えていました。

ゆで丸鶏

両手に手袋をして鶏をそーっと皿に移します。
このくらい柔らかいと、骨を外すのは簡単でした。
両手、両脚を外し、それぞれ骨をさぐり出します。胴体は、お腹側(だったかな?)から両手で探るようにしていくと、アバラと背骨がきれいに取り外せました。モモ肉ならともかく、アバラ付近はいったい骨がどうなっているのか想像できませんでしたが、思ったより簡単!
手羽の一番さきっぽ、および皮は、出し殻とみなして処分しました。


たくさんとれたスープストックは、変な市販品と違って臭みもなくて一安心。
カレーでも何でも、じゃんじゃん使おう!

・・・でも実は、ちょっと味が薄かったかも?
コンソメスープ完成品とは違うし、料理に使う分にはこれくらいでもいいかな?
水が多かったのと(シャトルシェフは煮詰まらない)、小さな若鶏だから味が弱めだったのかもしれません。

次に作るならば、水の量を少し減らすか、鶏がら一羽分を足そうかな。
(鍋満タン分のスープストックは冷凍庫でかなりかさばるので、水を減らすのがよさそう)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする