採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

DIYリフォーム:玄関を広くする(その1 壁撤去)

2015-09-03 | +自宅 セルフリフォーム

この夏はダンナサマが出張がちです。
日曜から次の土曜まで、という6日ほど留守にするのが、3回ほどありました。

ひとりだと炊事の手間を極限まで省けます。
基本的にはスーパーマーケットでの買い物は禁止!
日々、カボチャ加工とか、ユウガオ加工、とかの作業をやってはいるのでその日、あるものを食べる、という方針。
ダンナサマがいる時と違って、毎日同じものでも私は大丈夫。
味があまりついてなくても問題ないです。

で、空いた時間で、長いこと懸案だったDIYプロジェクトにとりかかります。
玄関脇の壁、撤去!

 

セルフリフォーム

我が家の玄関はこんな感じです。
北向きの玄関に向かって左右に部屋があり、左(西)の部屋はパントリーっぽい感じ(食料品、季節的なキッチン家電など)、右(東)の部屋は大量の本、服、その他モロモロの収納場所となっています。

間仕切り壁に挟まれた細~い玄関が、暗くて狭くて、ものすごく不便でした。
畑をやっているせいか、おそらく余所よりも大きなもの、重たいものを搬入・搬出することが多いのです、両手で何か抱えて出入りしようとすると、(心情的に)つっかえてしまうのです。

 両手でカゴをかかえて出入りするには、一旦それを床に置く必要がある。ドア間際に置くとそのカゴ越しにまずドアノブを押し開けて、ひじや頭でドアを支えつつ、再び屈んでカゴを両手で持ち上げる必要がある。一旦ふりかえって背後にモノを置こうにも、大きなカゴを抱えると、玄関エリアで回転はできない。
・・・という感じでしょうか。要するに、全然スムースに動けないのです。

セルフリフォーム

間取り図でみるとこうなっています。
右(東・洋室(1))側の部屋も、妙に奥行きが深い割りには間口が狭くて風通しが悪いです。
左右とも、間仕切り壁はいらない!
どうせ石膏ボードのゴミが大量に出るし、と両方一気に工事してしまおうかと、廊下と左右の部屋の床の養生をしました。

ダンナサマは、「せめてひとつずつにして~」と弱々しく言い残して、出張に行ってしまいました。

そうね。
まずは左(西。洋室(3))の部屋の壁(着色した部分)からにしようかな。


現在の玄関の問題点と改良方針は
■問題点
・暗い
・狭い
・玄関に持ち出したり、持ち込んだりするものの仮置き場所をつくりたい。
翌日ビン・カンごみの日だから忘れないように、びんゴミ箱を玄関付近に置いておいたりすることが多いのだが、それを置くだけでまっすぐ歩けなくなり、ダンナサマの帰宅・外出の障害物になる。
・ダンナサマは、朝出かけるとき、玄関で靴下を履く習慣が。
 壁によりかかって靴下を履くダンナサマと、ゴミやら何やらポーチの台車に沢山積み込もうとする私が入り乱れて、玄関は大混雑。
靴下を履く人と、ものをドアから出す人の動線が重ならないようにしたい。
・出来れば台車を室内に運び込むことも可能にしたい。
野菜を沢山収穫した時など、室内に台車ごと持ち込み、その後冷蔵庫にしまったりなどの作業をしたい。
(今まではポーチに置いて、野菜を抱えてドアを何度も出入りしていた)


■リフォーム方針
・壁は部分的に残さず、全部とってしまう。
 もしまた仕切りたくなったら、引き戸、カーテン、アコーディオンカーテンなどをつけることを、その時また考える。
・壁が全部なくなれば、西側の部屋(洋室(3))の窓からのあかりが玄関に届くはず。
・西側の部屋(洋室(3))の窓側のエリア一帯に、玄関と上がり框を延長する。横長の土間空間となる。
 これくらい広い土間があれば、台車も乗り入れられるはず。
・広くなったタタキの周囲のどこかに、ダンナサマが靴下を履く用の椅子をおく。ブーツを履いたりにも便利なはず。


玄関タタキと西側の部屋(洋室(3))との境目にはきっと段差が出来るはず。
それをどうするか、などの具体的なことは、壊してみてから考えることにします。
 

セルフリフォーム

玄関側から見た、西側の部屋との間仕切り壁。
のっぺりとした壁が2mくらいあります。
今回のターゲットはこちら。 

この電源の移動も、壁を壊してから考えよう・・。 

セルフリフォーム

玄関からみた、東側の部屋。
ドアを外してみたところ、格段に出入りしやすくなりましたが、やっぱりこの1m分くらいの壁は邪魔なのよね・・。
(こっちも、いずれ壊そう) 

セルフリフォーム

今回壊す壁(上半分)。
西側の部屋の内側から見たところ。

棚が置ける長い壁面は貴重ではありますが(実際ここに棚ひとつ置いていた)、なくしちゃいます。
その棚の行方はまた後で考えます。

戸枠の上のラインにあわせて切ろうかな?
でも左に梁もあるな・・・。 

セルフリフォーム

下半分。
石膏ボードはどんなに気をつけてもカケラが落ち、それを踏むと粉になって厄介です。今回は段ボールで床養生をしました。
(この程度では足りないのでもっと追加しました)
養生や線をひく、などの作業は、音も出ないし夜でも出来るので、毎日コツコツすすめるといいです。
そして、「この壁をとるぞ~」とイメージトレーニング。 

セルフリフォーム

ドアの枠には、こういうでっぱりがあります。戸当たりっていうのかな。
ドアをなくして大きな開口部にするので、この出っ張りも取りたいです。

セルフリフォーム

撤去してしまう側の枠で、戸当たりを削り取るテスト。
ジグソーを使えば、なんとか削りとれるということがわかりました。 

 
さあて、戸枠に傷もつけちゃったことだし、後にはひけません。

工事開始!
(管理組合の許可は取得済み)


石膏ボードを外すのは、だいぶ慣れてきました。
なるべくあせらず、ネジを探り当ててネジを外していくのがコツ。
ばりん、と割るとものすごくゴミがでるので、ネジを外すか、ノコギリで切る方がいいです。 

嬉しいことに、パテ埋めしていないネジがいくつかありました。
ああ、助かった!と感激しきり。
手抜き工事になるのかもしれませんが、そのネジの窪みが気になったことは一度もありませんでした。
ボードの境目はともかく、ネジ穴部分はパテ埋めしない方がいいんじゃないかなあ。

剥がしたボードは、その都度小さく割って、コンビニ袋くらいの袋に入れ、玄関の外へ。
今回壊したのはほんの8平方メートルくらいの壁ですが、大量のゴミになります。

あと、パカっと大きく綺麗にとれたボードがあったら、1枚くらいはよけておくといいです。
後で補修に使う可能性もあるので。
石膏ボードは大嫌いな素材なので、例え安いとはいえ、買うのは悔しいです。

実は今回、ちゃっちゃと全部壊してしまって、後からしまった!と思うことがありました。
(以前の工事でとっておいたボードを使った。)
 

セルフリフォーム

さて、ボードを剥がしてみたら、こんなん出てきました。
あちこち壊しましたが、こういうのは初めてみました。 

セルフリフォーム

玄関側に手すりか何かを取り付けるための、補強用厚板のようです。
でも、あんな狭い玄関に手すりをとりつけたら、もっと狭くなりますよね?
足腰があぶなくなってきた人の玄関に必要なのは、手すりじゃなくて、椅子じゃないかなあ。 

 

 

壁撤去はどんどん進みます。

(その2)に続く・・。

(次の記事では、すっかりなくなっちゃってますよ。)


■玄関拡張プロジェクト
  その1 壁破壊
  その2 破壊跡の補修
  その3  クッションフロア貼り付け 

コメント (2)
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