冷蔵庫の扉にスパイスをしまっているのですが、そこがグシャグシャでもはや使いたいものが探せない状態で困っていました。
という訳で、スパイス棚整理プロジェクト。
(1)市販のスパイスボトル(に使えそうな容器)の資料収集(webにて)
(2)実験用のガラス管をサンプルとして購入。実物比較。
そしてコレにしよう、というものを決めたので、
(3)棚の加工・瓶の購入・配置!
使い易くなるように頑張ります。
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今回買うことにしたのはこの右側のボトル。 実験器具で培養試験管というものです。 直径40mm高さ120mmのBT-40(口形状:NL(ニューリップ)) という商品です。(前の記事のNo.6。容量120ml)
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実はガラス容器とフタは別のメーカー。ネットで2箇所から取り寄せました。
届くまでの間に棚を作ります。
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Beforeの状態。 色々なサイズのボトルが立っていたり倒れていたり。 例え立っていたとしても、こういうタイプの棚だと一番手前のボトルの側面しか見えないため、奥の方のものは何だかよく分かりません。 えい!と気合いを入れて適当なのをつかみ、運がよければアタリ、悪ければハズレてまたつかみ直し、というありさま。
ここに、斜めにボトルを立てられるような仕組みを作りたいです。
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扉にある棚を取り出してみると、上・中・下段で微妙に大きさが違っています。
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しかも平面形状も、簡単な四角形ではない上に、左右対称ですらありません。 図面を書くのもちょっと無理・・・。 適当に現物にあわせてやることにしよう。
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細長い棚を作るのに、ぱっとひらめいたのがスノコ。 昨年ニンニクを干すために沢山買ったものです。 コレを父から借りたジグソーで切り刻みます。
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一度組み立ててみて、仮に設置し、またサイズを変えてやり直して、ということを繰り返し、こんな風になりました。 冷蔵庫との接着は(ネジで穴をあける訳にもいかないので)両面テープ+ガムテープ。
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棚板は、下の方と上の方では形状やサイズが異なるため、まずは段ボールで作成。嵌めてみては少しずつ切って、という風に調節しました。
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在庫を取り出してみたら、こんなにありました・・・。 密閉状態のまましばらく室温に出しておいてから詰め替えをします(なるべく結露を防ぐため)。
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そして、届いた容器に詰め替え。 新しい容器は既存のものより容量も口径も大きく、漏斗を使わずともすぱっと詰め替えられて、気持がいいです。
あれ?心なしか、上の写真より数が増えているような・・・? (上の写真には袋入りのままだったものが写っていないため)
ラベルは、ステキを目指すのではなく、ダンナサマが眼鏡なしで読める大きな字で、一瞬の迷いもなく分かる日本語で書くようにしました。 あと、自分の頭に刻み込むため、手書き。
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じゃん!Afterの様子。 スイートスパイス、カレー関係、ピクルスっぽいもの、中近東料理系、葉っぱのハーブなどとざっくり分類してあります。 ラベルの向きが揃っていなかったりなどツメは甘いですが、それなりに使えるようになりました。
棚板は段ボールのままなのですが、当面このままでいいかな・・・と・・。 そのうち気が向いたら、この段ボールを型紙にして、ベニヤをジグソーで切ります。
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整理後しばらく使ってみた感想は・・・。
すごく使い易くなった!
探しやすいし、もとに戻すのも簡単です。
最近取り組んだプロジェクトの中では、効果はピカ一。
棚板の間隔や傾きが少しずつ違っていたりなど微妙な問題はありますが、不具合があったら直せばいいです。
ラベルの手書きや張り替えで在庫を再度認識したせいで、スパイス類の使用頻度も上がってきた気がします。
フタはコルクが可愛かったかもしれないなーといまだに少し未練があったりしますが、パッチンと閉めやすいプラスチックフタの使いやすさは上々です。
スパイス棚の成功を足がかりに、家の片付けも・・・。
(ああ、道は遠い・・・)