採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

生八つ橋風うぐいすもち

2012-03-06 | +お菓子(各国)

ここのところ漉し餡を2回もつくったので、あんこの在庫が沢山あります。
先日作った栗まんじゅうで、和菓子づいてきたので、今度は求肥生地を使ったうぐいすもちに挑戦してみます。

求肥は、以前から気になっていたものですが、お砂糖の使用量を見るたびに、ああはっぱり作るのはやめよう、と断念していたもの。
(そう思っている割には買って食べちゃったりしているのだけれど)

驚くことに、求肥の主成分は砂糖といってもいいくらいなのです。
たった50gの白玉粉に、その2倍の砂糖を使うというすさまじさ。
一個あたりだと、あんの分を除いて10gのお砂糖。角砂糖でいうと、約3個分です。
お、おそろしや・・・。
砂糖がお餅の柔らかさを保つのだろうけれど、それにしてもこのご時世に・・・・・。

でも、一度は挑戦してみたいわ。
どうせ我慢できなくて、何らかの形で甘いものを食べてしまう訳だしね・・。

砂糖は、一部をノーカロリーシュガー(ラカント)に置き換え、また量も少し減らしてみました。


あ、そうだ、きなこといえば、生八つ橋!
うぐいす餅だけど、八つ橋風に、きなこにシナモンを混ぜてしまおう。


■■シナモン風味うぐいすもち
(『人気の和菓子 基本のキホン』(金塚晴子著)より)
■材料(10個分)
白玉粉 50g
水 100ml
砂糖 100g (他レシピを見ると70gでもよさそう)
水飴 10g (他レシピを見るとなしでもよさそう)
きなこ 適量
シナモン 適量 (レシピにはないが使ってみた)
あん 250g  10等分しておく

■作り方
(1)電子レンジにかけられる容器(今回は丼)に白玉粉を入れ、水の半量を入れてよく混ぜてペースト状にする。
(2)残りの水、砂糖を入れてどろりとした状態にする。
(3)ラップなしでレンジに1分かけ、木べらでよく混ぜる、というのを4-5回繰り返す。
途中ぷぷーっとふくれる。最後は、全体につやと透明感があり、木べらで混ぜると強い粘りがあり盛り上がる程度。
(4)分量の水飴を加えてよく混ぜる。混ぜた直後は生地が柔らかくだれるが、混ぜているうちにもとの強い粘りが戻る。
(何故最初に砂糖と一緒に混ぜないのか理由を知りたい・・・)
(5)きなことシナモンを混ぜてふるったバットに生地をあける。
このとき、自重で垂れ広がるようならば加熱不足なので、きなこを洗って再度チンする。
ぷっくり盛り上がった生地を、中にきなこが入らないようにして、2つに折りたたむ。
きなこを打ち粉にしながら、端から千切って、10等分していく。
このとき、追加等はできないので、一度で、みな同じ大きさになるようにする。
左手の親指と人差し指で輪を作り、そこから絞り出すようにして右手で千切る、とのことですが、なかなか難しい・・・。
(7)千切り終わった生地は、里芋の葉の上の水滴のように、ぷっくりころんとしているのがよい。
この生地で、あんを包む。
最初は生地の上にあんを乗せるが、そのあとひっくり返し、おまんじゅうの時とは逆に生地を上から下にしごくようにして、最後はひっくり返してとじ目をつまむ。 
最後に閉じるのが、生地がべたついて手にくっつきとても大変! 
(8)両手で転がして丸く形を整え、そのあとうぐいすもち風に両端をつまんで成形する。 


両手がきなこだらけで、途中写真はありません。
 

うぐいすもち

出来上がり~。

大きさが、まちまちだ。

 


ぽよぽよの求肥は、触っていて気持ちいい~。
(もしかしたら加熱が足りなかったのかも。ちゃんと加熱するともう少し固くなるのかもしれない)
でもって、とてもあんこが包みにくいです。
包み方もおまんじゅうとは違うので、おまんじゅうで練習した成果はあまり生きませんでした。

とはいえ、何とか完成。
シナモン風味のわらび餅は、生八つ橋みたいでなかなかよかったです。


今回お砂糖を減らしても、十分甘かったので、もう少し減らしてみよう。
白玉粉と同量にしたらどうなるのか、今度やってみようかと思います。 

あ、生八つ橋も作ってみようかな。
(八つ橋の場合は上新粉が入るようです) 

コメント
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