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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

クコ酒

2009-01-06 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

ジャムにしたアサドリと一緒に、くこの実も頂きました。
クコの葉は頂いて食べたことがありますが(うらべにさんその節はありがとうございました!)、果実の方は初めてです。

乾燥のクコの実は、漢方食材のひとつですよね。
葉っぱも実も、薬効が期待されているようです。


生のクコの実は、こんなにつやつや、ぷっくり。

2008/12/20
2008/12/20 クコの実


クコの効能を、ケンコーコムのホームページ(http://www.kenko.com/product/seibun/sei_753009_D.html)から引用させて頂きます。

*******ここから引用*****************

クコ

クコは中国・朝鮮半島や日本の各地に分布するナス科の落葉木です。晩秋に真っ赤な実をつけ、この実や根の皮は古くから健康のために利用されてきました。クコの実にはアミノ酸、タンパク質が豊富に含まれ、ベダイン、ゼアキサンチン、フィリイエンなどのアルカロイドも含まれます。

クコ(枸杞)

クコは、林の縁や海岸、川の土手、野原などにあるナス科の落葉低木で、全国的に自生し、広くは朝鮮半島や中国にも自生しています。
高さは1mから2mほどに成長し、2cmから4cmの長い楕円形をした軟らかい葉をつけます。7月から10月にかけて、1cmほどの淡紫色の花を咲かせ、秋には楕円形で2cm前後の赤い果実をつけます。

【薬用部分】

■枸杞葉(くこよう):
クコの葉を乾燥させたものです。葉だけでなく茎が混じってもかまわないとされています。
クコ茶(延命茶)は、新芽や若葉を乾燥させたものです。クコが長命の霊薬とされ、これを服用していると気力・体力が充実して仙人になれると言われてきたところから延命茶といわれるようになったのだと思われます。ベタインやルチン、ビタミンCを含んでいます。高血圧や動脈硬化の予防や改善に使われます。
■枸杞子(くこし):
クコの果実を乾燥させたものです。ベタインやゼアキサンチンを含んでいます。肝臓に作用して脂肪がたまるのを防ぎ、ホルモンの分泌を盛んにします。強壮や疲労回復によいとされています。
■地骨皮(じこっぴ):
クコの根の皮を乾燥させたものです。ベタインやリノール酸を含んでいます。消炎、解熱や糖尿病の治療に用いられます。

【成分の働き】

ベタイン(赤色色素)は、消化を促進して肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ作用があります。また、血液を酸性からアルカリ性に変える働きがあるので、疲労回復に効果があるといわれています。
ルチンは、毛細血管を強化し、血圧を下げる作用があるので、高血圧や頭痛肩こりに効果があるといわれています。
リノール酸は、コレステロールを体外に排出し血管壁への沈着を防ぐ作用があるといわれています。

【クコの効能】

葉、果実、根皮ともに、さまざまな薬効成分が含まれており、その成分が共通して多いことがクコの特徴です。クコの効能を4つに分類すると、
■滋養強壮:
精力や体力の増強、疲労回復など
■老化予防:
動脈硬化や老眼予防、高血圧の改善、血管壁の強化など
■内臓の強化:
胃腸機能の強化(食欲増進、消化促進、健胃効果)、肝臓機能の強化(脂肪肝の予防、肝臓の保護)、
循環機能の強化(血行促進)、冷え性の改善など
■その他の症状の改善:
初期糖尿病の血糖値の降下作用、利尿、解熱、便秘解消、去たん、ぜんそくの改善、咳止めなど

*******ここまで引用*****************

何だかとっても効果がありそうですよね!

ひとまずぱくっと一粒食べてみました。
ドライタイプは、乾しぶどうのようにそのまま食べられるほど、甘くてくせがないですが、生のクコの実は、少し苦いような癖があります。

そのままつまむものではなさそうです。
ネットで見てみると、(ドライを)お酒に漬け込むという方法が載っていたので、生でもよかろう、とクコ酒にすることにしました。

ホワイトリカーがないので、手持ちのウォッカで。

2008/12/20
2008/12/20作 クコ酒
(クコの実60g、果糖30g、ウォッカ40度500mlくらい)

2~3ヶ月漬け込んだら出来上がりだそうです。
1日10~20cc程度で、飲み過ぎは禁物だとか。 ちっ


ふふふふふふ。
これで不老長寿と美肌が我がものに・・・。

コメント (4)
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花御所柿

2009-01-06 | +フルーツ
先日miyako家の「御所柿」の記事を載せましたが、鳥取のマダムから「花御所柿」を頂いたので、今度は忘れずに写真を撮りました。

花御所柿の説明をもう一度・・・。

JAとっとりのHPによると・・・)
今から約210年ほど前の天明年間に、郡家町「花」の農民・野田五郎助という人が大和の国(現在の奈良県)から「御所柿」の枝を持ち帰って、渋柿に接木したのが始まりで、当時は「五郎助柿」とよばれていた。
1908年(明治41年)に米子で開催された山陰鉄道の開通記念博覧会で一等賞を得て有名になり、その後植えた土地の「花」+原種名「御所」で、「花御所柿」と命名された。
肉質がとても緻密で果汁が多く、糖度が20度以上でとても甘い品種。ただし、熟していない時はまだ渋く、11月になって霜がおりるようになると葉が落ちはじめ、実も赤くなって甘くなる。収穫期が11月中旬から12月上旬と他の品種に比べ遅いので贈答用に使われる。



というのはこんな柿です。

 
2008/12/22
2008/12/22 花御所柿


おしり側が、四角錐状に盛り上がっています。

断面は可愛いハート形です。

2008/12/22
2008/12/22 花御所柿断面


「花御所」というのがいかにも雅な、かわいらしい名前ですよね。
味わいも、とろりと甘くやわらかく、とてもおいしいです。
お取り寄せだとかなり高価ですが、産直だとお手頃な値段からあります。
鳥取に行く機会がありましたら、是非お買い求め下さいね~。
(鳥取は島根の右側ですよ!)

コメント (2)
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大和柿

2009-01-06 | +干し柿・干し芋・栗
いまだに柿の話題引きずっていて申し訳ありません・・・。
今年初めての柿の品種なのでご紹介します。

ブログでお友達になったOnoさんに教えて頂いた、「大和柿」というものです。
徳島にある北方農園で、長年丹精込めて栽培されてきた品種だそうです。
(北方農園のホームページはこちら。なお、大和柿を買った藤井さんという方の干し柿作りレポートがここに掲載されており、大変詳細なので、干し柿作りをこれからしてみたい、という方はご一読をお勧めします)
販売はYahooオークションで行っています。

今年はかなりの数を剥いてやや疲れ気味だったのですが、聞いたことのない品種!と、つい飛びついてしまいました。
M・Sサイズ1箱、取り寄せてみました。


こちらが柿の様子です。
 
2008/12/5
2008/12/5 大和柿

T字型の枝もつけて送ってくださいます。
柿の形をみると、どうも西条柿に似ているような気がします(溝はないけれど)。
My柿の卵形柿にも少し似ているけれど、ヘタの形が違うかなー。

到着時点では、まだ青みがかったものも多く、固いです。
握ってみて弾力を感じる程度まで追熟させるのがコツです。


2008/12/9
2008/12/9 M,Sサイズだと、1個約130g


やや固いかな~とも思いつつ、なんとなく気が急いて、なるべく柔らかそうなものから、数回に分けて皮むきをしてしまいました。
卵形(縦長)なので、柿剥き機だと針の長さが足りず不安定です。ピーラーで縦に剥くには、曲面になっておりうまく行きません。結局包丁でくるくると剥くことにしました。


2008/12/9
2008/12/9 大和柿

大和柿の皮は、細かいヒビのような模様があります。
そして果肉は、ほかの柿とはだいぶ違うような気がします。パパイヤのように緻密で、ねっとり感を感じさせる果肉です。
この段階よりもっと追熟させると、オレンジ色ではなく、もっと赤くなるようです。
miyakoさんが十分追熟させて皮むきをしてらしたので、どうぞこちらをご覧になって下さいね。


さてさて、気になる仕上がりですが・・・・。
早く柿関係を片付けてしまいたくて、固いと思いつつ剥いたのが敗因でした・・。
追熟が不十分だと、干し柿の「皮」にあたるところが分厚くなってしまうのです。
経験でよく分かっていたはずなのに、こんな失敗をしてしまうなんて、不覚だ~。

ああ。

大和柿に申し訳ない・・・。


2008/12/9
2008/12/22 どちらも大和柿

上の写真はどちらも大和柿です。
左側の鮮やかなオレンジ色のは、追熟が、まあほどよかったもの。
右のごつごつしたものは追熟が不十分だったもの。「皮」が分厚いです。
しばらく冷蔵庫で寝かせると、表面の「皮」も多少はしっとりしますが、でも全部左側みたいに仕上げたかったな~。くー。


来年、リベンジでもう一度買おうかな。
でも、12月は干し柿以外にも色々作業があったような・・・。
年末に丁度出来たてのぽっちゃり柿を食べるというのもいいのだけどな~。

そのためには、11月の柿剥きで燃え尽きないようにしなくては。
コメント (2)
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