今年の干し柿作り、もう始まっております。
口火を切ったのは、矢崎フルーツ園の甲州百目と大和百目です。
矢崎フルーツ園さんは、山梨で、モモ、ブドウ、柿などを育てて販売していらっしゃいます。なんとモモの剪定方法「大草流」の考案者でいらっしゃいます。
(といっても分かる方は少ないかも。「大草流」については梅の剪定を調べていたときに出会いました)
なんと今年はブドウ病害虫の大被害にあってしまったそうです。
長年の経験があり、ノウハウがあるようでいても、自然を相手にしている農業ってこういうことがあるのですよね。「農業ビジネス」という言葉がありますが、なかなかそんな簡単にはいかないということですね。
(やまけんさんがブログに農業ビジネスについて興味深いことを書いてらっしゃったので、興味のある方は読んでみては如何でしょうか。その1・その2・その3)
消費者として、日本の農業のために何が出来るのかなーといつも漠然と考えているのですが、とりあえず何も思いつかないままです(お恥ずかしい)。なるべく国産を応援したいとは思うけれど、トロピカルフルーツもつい買ってしまうしな・・・。それに、うどんや蕎麦よりもパスタのほうをよく買ってしまいます。あ、でもうどんの小麦粉もそば粉も、最近は輸入ものかな?
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さてさて、柿の話題に戻りますと・・・。
2005、2006年の一覧表からもリンクしていますが、
甲州百目のアップ写真と干しあがりの様子はこちら、
大和百目のアップ写真と干しあがりの様子はこちらをよかったらご覧下さい。
甲州百目はがっしりとした三角形で肉厚で、干し柿の王様って感じかしら。
そして大和百目は、すんなり面長に、少し固めに干しあがります。全体にきれいに粉を吹いて大人っぽく美しく、女王様かなあ。
佐渡の八珍柿は、ぽっちゃり丸く、ちんまり可愛らしく出来上がるので、私の中ではお姫様です(プリンセスといっても、故ダイアナ妃やカロリーヌ王女(モナコ)ではなく、もうちょっと小柄な・・・あんみつ姫、かな?)。
食べ比べるだけでなく、干す過程も観察出来るのが、自分で作る楽しさですよね。
2005年は沢山の品種の干し柿に挑戦してみました。一覧表はこちら。よかったら見て下さい。結構変わった種類にも挑戦しました。
2006年はある程度絞り込みました。一覧表はこちら。
2007年は、気合いをいれそびれてしまい、買った柿は1種類。佐渡の矢田農園さんの八珍柿(平核無柿)だけでした。
柿の干し方は、2006年に考案した「ハンガー方式」。全ての柿が水平に干せるし、簡単に移動できるので気に入っています。
今年の大和百目と甲州百目の写真をご紹介しますね。
オレンジ色で、気分がぽかぽか暖かくなりますよ~。
(写真はクリックすると拡大します)
左が甲州百目で右が大和百目です。 大和百目は、以前の写真と比べると、ずいぶんコロリンと太ってる・・・? あれ私ったら両方甲州百目を選んでしまったかな?でも色も違うし・・・。 | |
こっちは、大和百目・・・のはず。 比較するとやや黄色っぽいです。 | |
My柿と大和百目の比較。 | |
左側、たまにこんな感じで、五角形の柿があります。あたり、みたいで嬉しくなってしまいます。 受験生向けに「ご-かく」柿として売り出したらどうかなあ。 あ、でも干してしまうと、五角形でも四角形でも違いは殆どなくなります。 |
既に八珍柿も到着しております。
柿剥き機にも苦労させられつつ、段々馴れて参りました・・・・。