採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ダクワーズのタルト

2006-12-12 | +お菓子(西洋)
洋梨タルトを作った残りのパートブリゼ生地でもうひとつ、お菓子を作ることにした。キッシュなどの塩味のもの、とも考えたのだけれど、やはりお菓子に。

マカロンを作ってもまだ卵白があったので、ダクワーズのタルトにしよう。
本来はパートシュクレなのだけれど、今回はブリゼ生地でやってみた。

16cmの型に生地を敷き込み、空焼き。洋梨タルトでは重石を外すのが早すぎて底がちょっとふくらんでしまったので、今回はちゃんと重石をのせておいた。

そこに、ママレードと、ふと思いついてあるものを乗せる。


2006/12/9 干し柿も乗せちゃいました


このママレードは以前michiさんに頂いた夏みかん。皮が厚切りで豪華なのだ(もし失敗したらママレードが勿体ないぞ、とドキドキしつつも使ってしまいました)。皮が湿気ないようにちょっと煮詰めて塗り広げた。そこに小さく切った干し柿を散らす。

ダクワーズ生地(ゆず皮をおろしてちょっと入れてみた)を作ってその上に塗り広げる。18cmの型用の分量で作って、16cmの型に全量を盛り上げてしまったけれど、大丈夫みたい。
アーモンドスライスを散らして、粉砂糖をふって、焼成。


2006/12/9 焼き上がり


今回は特に何のハプニングもなくできあがったのでは?

と油断していたら、切るときが大問題。
アーモンドスライスがあると普通の包丁ではうまくいかないのだ。ぎゅっと押しつけると切れてくれないで生地にもぐりこんでしまう。波刃のパン切り包丁だったらいいのかなあ。
結局ハサミでアーモンドスライスだけ切って、そのあと包丁を入れました。


2006/12/10 切ったところ



実は作った後になって、そういえば昔も作ってブログにのせたのでは?と思い出した。昔の記事をみると、自家製金柑コンポートを使っていて味がものたりなかったとある。今回たまたましっかりした味のmichiさんのママレードがあったからよいようなものの、そうでなかったらまた同じ失敗を繰り返すところだったかも。
全然学習してないわ。
前回はアーモンドスライスは乗せていなかった。乗せた方が上等に見えるかな?どうでしょ?

タルト生地の好みとしては、私はパートシュクレかなあ。ダンナサマからは生地に関してのコメントはなかった。洋梨タルトとどっちが好き?と聞いたら、ダクワーズが好きなダンナサマはやっぱりこちらだって。干し柿がいい仕事してるね、と言ってもらえました。



ところで、何で干し柿も乗せるか考えついたか分かった気がする。しばらく前にこういうものを作ったのだ。


菊花と干し柿の酢の物

残像が脳裏にあったのではなかろうか。
コメント (8)
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