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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ブイヤベースもどき

2006-11-06 | +お客さんの日

11/4の晩、テレビを見ていたら、ブイヤベースなどを撮った短い番組がやっていた。私は、おいしそうだなあ、と思っていただけなのだけれど、ダンナサマは食べたくなってしまったようだ。5日になって、ブイヤベース~、と強いリクエストが。
聞き流すつもりが、うっかり一緒に買い物に行ってしまったばかりにどうやら実現の運びに(かごに魚が!)。

初めてつくるので、ダンナサマが検索して作り方をしらべてくれました。 
基本は、スープを作っておき、そこに具となる魚を入れて煮る、というもの。このスープは、本来は小魚を煮て、それをほぐして漉したものらしい。でもまあ今回は小魚なしで、野菜をダシにして、魚の味は、具から出てくるものに頼ることにした。

■今回用意した材料
(具)
生タラ  2切れ
金目鯛  半身
冷凍カラスガレイ切り身  2切れ
ヒイカという小さいイカ  1パック
冷凍エビ殻つき  適量
冷凍ベビーホタテ  適量

(ダシ用野菜:ニンニク以外細かめのみじん切り(今回粗すぎた))
にんじん  半本
セロリ  2本分くらい
ピーマン 1個
ナガネギ 3本
タマネギ  1個
にんにく  1欠け(軽くつぶす)
トマト缶  1つ

(つけあわせ)
じゃがいも

(そのほか)
オリーブオイル、水、白ワイン、サフラン、魚用ハーブミックス(タイム・ローレル・サリエット)

■作り方(実際はもっと段取り悪かった・・・)
1)魚切り身は白ワインと塩にしばらく浸し、拭いておく。

2)大きめの浅鍋で、ニンニクと野菜みじん切りをオリーブオイルで炒める。
 ここにトマト缶、水、白ワイン、ハーブを入れてスープをつくる。

3)煮立ったスープに、ダシとして使う具(イカ、エビ、ホタテ、金目の頭)を入れてしばらく煮る。塩も加える。煮えたら火を止めておいて良い。

4)ジャガイモの皮をむき、上記スープの一部と水を混ぜて、別鍋でじゃがいもが柔らかくなるまでゆでる。煮えたら液体ごと浅鍋に移す。

5)食べるちょっと前、浅鍋を火にかけ、煮立たせる。ここにサフランを入れる。
  煮立ったところに魚の切り身を入れ、火が通るまで煮る。

6)魚とじゃがいもを大皿に、液体はスープボウルに盛りつける。
  アイオリソースと薄く切ってトーストしたバゲットを添えてできあがり。

●ワイン
ロゼにしてみました。

●前菜
生牡蠣(柚子胡椒とレモン汁)
具入りオムレツ(バジルソースとタプナード)
サラダ(セロリ、りんご、柿、にんじん)

●鍋の中
魚がぎっしり。どうも液体が少なすぎ。
右下に見えるのはブーケガルニとして使ったセロリの葉っぱ。

●具を盛りつけたところ
じゃがいもを多く盛りつけすぎ。でもこのいも、ほどよく味を吸って、ほっこり柔らかくておいしかった。
魚を崩さないように盛りつけるのも難しいです・・・。

●スープ
トマトベースのだしに、イカやらえびやら。
ずうっと前に食べた本物より随分野菜っぽいスープになりました。本物はなるほど魚を漉しているのね、と今更ながら認識。

●重要なアイオリ
これはダンナサマが作ってくれたのです。
ルイユというなんだか別の種類のソースもあって、これを添えるというレシピもありますが今回はこちらで。


食べるときは、パンの上にアイオリを塗って、更にチーズをこんもり載せ、それをスープに浸しながら食べるようです。我々は魚にもアイオリを添えたりして食べました。

このアイオリソースが抜群。ダンナサマが作ってくれました。
ニンニク1片、卵黄1個、パプリカ(なかったので微量の赤唐辛子)、塩、レモン汁少々を石臼で潰して、さらにそこにオリーブオイルを垂らしてマヨネーズ状にしてゆくのです。
そのまま食べるとニンニクの辛みがかなり強いのだけれど(ニンニクが多すぎたのかな)、魚やスープにあわせると、とてもよく合うのです。生のニンニクは、胃腸の弱い人には向かないみたいだけれど(ダンナサマは生ニンニクに敏感でおなかをこわすらしい)、この乳化ソースだと、全く問題ありません。不思議。
この日の夜は足が冷たくなりませんでした。身体がほっかほっか。ニンニクの効果かも。

今回は、初めてなので、まあ許す、という程度の出来でした(アイオリのパンチに救われた感じ)。
なんだか難しそうで、自分では作らないだろうなあ、とずっと思っていて、作り方も研究してこなかったせいだな。今度はもっと上手にもっとずっとおいしく作ろう。

ところで、スープが少々残ったので、それを使ってパエリヤにする予定。パエリヤも実は初めて作るのだ。うまくいきますかどうか。
・・・連日初挑戦レシピで神経がすり減ります・・・

コメント (2)
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