goo blog サービス終了のお知らせ 

採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2009サツマイモ:ハマコマチ

2009-11-06 | +サツマイモ

今年植えたサツマイモの記録です。
よかったら全品種のリストもご覧下さい。

ハマコマチは上山種苗から苗を取り寄せました。1畝(10本)植えました。
上山種苗からの苗は、やや遅めに届いたので、霜の被害には遭わずに済みました。
植えた場所は、南側が空き畝、北側が安納かのや、です。
南側が空き畝だったので、日当たりがよかったのかもしれません。収量はかなり多めでした。


2009/10/18ハマコマチ

10/18、お友達と一緒に芋掘りをした際に、一番初めに掘り始めたのがこのハマコマチ。
最初で馴れないためか、スコップでザックリ切断してしまったお芋がいくつかありました。

2009/10/21ハマコマチ

掘り上がりを並べてみると、あれ、何だか随分沢山。
スコップで掘り当ててしまったのは、地中に思ったより沢山のお芋があったせいかもしれません。

2009/10/19ハマコマチ

一畝から新聞紙1枚分、というのが今年の標準でしたが、ハマコマチは1枚に乗りきらない程の収穫です。

サツマイモはこう見えてとても腐りやすいため、キズのついたものはさっさと食べたほうがよいです。

2009/9/26ハマコマチ

お芋の形は、条溝が発達せず表面はすべっとしており、両端がなだらかに細くなっています。
寸詰まりでずんぐりしたお芋とは明らかに形がちがいます。

2009/9/26ハマコマチ

果肉の色は、鮮やかなオレンジ(右上)!

左上は安納ゴールド、下はベニアズマです。


さて味見です。ひとまず天ぷらにしてみました。
ニンジン芋の仲間というだけあって、まさにニンジンのような味です。
こういうのをカロチン臭がする、というのかな?やや癖があるかも。
天ぷらにする際は、薄切りにする方がお勧めです。

アメリカではこのベニハヤトのようなオレンジの果肉で水分の多いタイプのサツマイモが主流だとか。sweet potato もしくは yamと呼ぶようです。
ホクホクタイプのお芋は少数派のようで、Epicuriousというアメリカのレシピサイトに、わざわざ"Japanese sweet potato"という言葉がありました。
こちらのレシピの解説には、「白っぽい肉色(pale-fleshed)のジャパニーズスイートポテトをまだ食べたことがない方は、まるで栗のような、何ともいえず乾いた食感に驚くことでしょう」とあります。
確かに、日本では美味しいサツマイモは、「栗のよう」と褒めますよね。ホクホク感は、アメリカでは珍しいのか・・・。

逆にアメリカではべっちょり系のニンジン芋をどう料理するのか興味があります。現在レシピ研究中ですが、あまりバリエーションはなさそう・・・。アメリカの、水っぽいタイプのかぼちゃとほぼ同じ扱いなのかな、という印象です。
yamは感謝祭につきものの野菜のようですが、逆にいうと、感謝祭以外の時期はあまり見向きもされないとか。

中南米だとまた料理のバリエーションが多そうなんだけどな・・・。スペイン語サイトなんてたどり着くことすらできません・・・・・・。

●参考情報:いも類文化学ノート『アメリカ、サツマイモ事情』

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009サツマイモ:安納ゴールド

2009-11-04 | +サツマイモ

--------------

今年植えたサツマイモの記録です。
よかったら全品種のリストもご覧下さい。


安納ゴールドは、楽天のOOSUMIというところで20本、苗を買いました。
光延農園でも、安納芋(白皮)というものがあり気になっているところです(miyakoさんはこちらを植えたそうです)。安納ゴールドと同じなのかなあ。

アメリカ(七福)と葱の間に1畝、そしてその畝が短かったため余った2株を安納かのやと並べてニンニク跡地に2株植えました。
もう1畝は、紅ことぶき(北)と紅はるか(南)の間。

2009/10/04安納ゴールド

10/4に掘った、ニンニク跡地の安納ゴールド。
とても立派です。

2009/10/04安納ゴールド

こちらは同じ日に掘った、葱の北側の安納ゴールド。ニンニク跡地に比べ気のせいかゴツゴツが多いような。
土が硬くて有機質が少ないような場所でした。

2009/10/05安納ゴールド

10/4掘り上げの、1畝+2株分。
収量としてはまあまあですが、大きすぎる芋が多いです。左から2列目程度の大きさのものが沢山、の方がよかったのになあ・・・。

苗を直立~斜め植えにしたのですが、水平植えがよいのかもしれません。

2009/10/05安納ゴールド

10/18、わらびさんご夫妻と一緒に掘り上げた1畝分。
とっても少ないですが、何個かプレゼントしたせいで、本当はどっさりあったのですよ(うそうそ)。

左下は、跡地を耕起したら出てきた七福のクズイモ。

2009/10/21安納ゴールドと七福

今年植えた白い皮のお芋は2種。七福と安納ゴールドです。
よくみると皮の色や質感がちがいます。

安納ゴールドは、つやつやで皮が薄そうです。メークインの皮のよう。
七福はザラザラして根っこみたいです。野性に近いのかしらん。

2009/9/26安納ゴールド

おいもアップ。

2009/9/26安納ゴールド

果肉の色は、黄色時にオレンジのマダラ模様(左上)。切ってみてびっくり!

右上はハマコマチ、下はベニアズマ。

2009/11/14安納ゴールド

焼き芋にしてみました。加熱すると、生の時の肉のマダラ模様はあまり目立たなくなります。
ほっこり感もありつつも、しっとり甘く焼き上がって美味しかったです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009サツマイモ:安納芋

2009-11-04 | +サツマイモ

しばらく更新ご無沙汰して失礼しました。
溜まっている分、沢山更新していきたいと思いますのでよろしくお願いしますね。

週末や休日はエシャロットやタマネギの苗を植えたり、My柿にカラスよけネットを張ったり、マルメロのコトニャータ(パート・ド・フリュイ)やりんごジャムを作ったりしていました。

コツコツ作業しているつもりなのに、一向に生ものが片づかないのは何故。
生ものすら片づかないのだから部屋の状態は推して知るべし・・・。

--------------

今年植えたサツマイモの記録です。
よかったら全品種のリストもご覧下さい。

皮の赤い安納芋は、2種類買ってみました。ひとつは楽天のOOSUMIの安納かのや、もうひとつは上山種苗の安納3号です。

合計4畝(40本)植えました。
OOSUMIから届いた苗は、ゴールデンウィーク前くらいとやや早めに到着。準備ばっちり、畝を作って待ちかねていたのに、植えた直後、が!地上部は枯れ果てて瀕死の状態、もうダメかと思って再度注文しました。
ところが新たな苗を植えようと、よく見ると、霜で完全に死んだものはごく少ないのです。苗の数はほぼ純増。あらま。

その後上山種苗から苗が届いた頃にはもう植える場所がありません。という訳で実家に20本託卵しました。

植え方は、直立もしくは斜めに苗を差し込みました。
でも、小さめの芋を沢山とるには(丸干し芋を作りたいのです)、苗を横倒しにしてなるべく多くの部分を土に埋め込むような、船底植えがよいのかもしれません。


2009/10/12安納3号

安納芋はこんな風につるに着きます。これだけ沢山ついていれば優秀!

こちらは安納3号で、畑にスペースがなくなってしまったため実家に植えてもらったもの。

2009/10/12安納3号

こちらも実家の安納3号。
こんなに寂しい場合もあります。

2009/10/04安納かのや

こちらがMy畑のもの。掘った後、持って帰るところですが、左の箱、および箱と箱の間にとても細長いお芋(30cm以上)があるのがわかるでしょうか。
ある1株だけに、この細い芋がついていました。ほかは、丸っこいタイプです。

2009/10/05安納かのや
2009/10/05安納かのや

ニンニク跡地に、左右空き畝で植えた1畝分のものです。
新聞1枚半ほどの大収穫でした。
理由を考察してみると・・・
・ニンニクの残肥などがあって土壌がよかった
・となりの畝と競争せず日当たりがよかった

2009/10/18安納かのやと安納ゴールド

10/18、わらびさんご夫妻と一緒に芋掘りをしました。左が安納3号、右が安納ゴールドです。

2009/10/19安納かのや

この時の1畝分はこのくらい。
ここにも、細長タイプが数本ありますね。
堀立てをいくつかプレゼントしたので、総量はもう少し多めだったと思います。

2009/11/02安納3号

最後の芋掘りは11月1日だったかな。安納3号を2畝残してありました。
この畝はすごく寂しい!
南側はベルベット、北側は安納3号でした。競争に負けて日当たりが悪かったのかな・・・。

2009/11/02安納3号

こちらは上のものの北側の畝。南が(出来の悪い)安納3号、北が空き畝でした。
こんなに出来に差があるなんて!(少しは混ざったかもしれないけれど)
ネズミに囓られたお芋はあるけれど、クズ芋が少ないです。

やはり日当たりはとても重要そうです。

2009/11/03産直安納芋

近所の産直に偵察に行ってきました。「安納芋」として売っていたのがこちら。

細長い!

値段は150円と安いですが、かたち的には、My畑産安納芋、勝ったかも。むふ

安納3号と安納かのや、掘った時期も育ち方(霜にあったりあわなかったり)も植えた環境も違うので一概には言えませんが、多少違うような気もします。

・安納3号の方がやや長いか。
・安納かのやの方が、マウスのようにまるっこくてすべすべした芋がとれる。
・どちらも、極端に細長い芋になることもある。
・最後に掘った安納3号は条溝が深めだが、これは長く地中において成長が進んだせいだろうか?
・味に関してはまだ不明です。

もしまた植えるとしたら、安納かのやと安納3号、どちらにしよう?
決め手は特にないなあ・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009サツマイモ:紅ことぶき

2009-10-27 | +サツマイモ

昨日はしっかり雨が降ったのに、今日は湿り気なんて全然ないさわやかな天気。
久々にきのこパトロールに行ったのに、地面にはしっとり感が全然ありません。
洗濯ものには嬉しい晴れですが、もう一雨くらい降ってくれないかな・・。

--------------

今年植えたサツマイモの記録です。
よかったら全品種のリストもご覧下さい。


こちらは紅コトブキ。ホクホク系のお芋です。
苗は楽天のOOSUMIから取り寄せました

「やや濃い紅色の外皮と黄色の肉。芋の形状は長紡錘型。芋の成り数が多く形が良く揃い、過肥大しない。焼芋、ふかし芋等に。鳴門金時などと同様、高系14号からの芽条変位。」と上山種苗の品種説明にあります。

高系14号といえば、鳴門金時や五郎島金時など、「金時」という名前がついて、主に砂質土壌の土地でブランドさつまいもとして作られている美味しい品種です。
味も良くて収量や形も揃うなんてそんな美味しい話があるのかしら、と思ったら、やはり・・・。


2009/10/14紅ことぶき

芋の成り数は少なく、形は揃わず、過肥大してます。
全然違う~。えーん。
南側はサツマイモ、北側はネギ、という条件の場所でした。
前作は不明です。

何か条件がよくなかったんだなあ。
My畑はやや過湿気味だからかなあ。
そういえば、植え付け直後に霜にあたって地上部が枯れました。

2009/9/28紅ことぶき

これは上記写真より前に試し堀りしたおいも。

お芋の形としては、条溝が深いものもあるけれど、むしろひげ根のつけ根の窪みがやや目立って、もこもことして見えます。

2009/9/28紅ことぶき

果肉の色はかなり白っぽいです。
これまで実家のベニアズマばかり見てきたのでとても新鮮!

2009/9/26ハマコマチほか

他のサツマイモの果肉と比較してみると白さがよく分かります。

下がベニアズマで濃い黄色です。
右上はハマコマチ(ニンジン芋)、左上の黄色地にオレンジのマダラ模様のは安納ゴールド。これには切ってみてびっくりでした!

2010/5/12紅ことぶき

焼き芋にしてみました。
なんとこれは、翌年5/12のこと。
保存性はかなりよいようで、この時もとってもホクホクのままでした。
生の時の色を見て分かるように、白っぽい色です。
甘くて美味しかったです。


天ぷらで食べたのですが、ホクホクしてデンプンがきめ細かく、とても美味しいです。
ベニアズマよりスッキリした甘みのような気がします。

収量は少ないけれどまた作りたいお芋です。


先日、いつもと違う大きなスコップで畝立てをしたら、まあびっくり、見たこともないようなしっかり立派な畝が作れたのでした。
これまではかなり頑張っているのに恥ずかしいくらいペタンコの畝しか作れなかったのです。
たかがスコップの大きさでこんなに出来上がりが違うとは。
(道具って大事なのだわ)

・・・もう畑作業もほぼ終わりの今頃気づくなんて悔しい。

もし次に作る機会があったら、畝を高くして水はけを良くしてみたいです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009サツマイモ:ベニアズマ

2009-10-22 | +サツマイモ

ダンナサマがえらい忙しいようで(昨晩など帰ってきたのが11時頃だったかな)、それにつられて私も疲労感が。
(ダンナサマへ、もう若くないんだから、仕事はほどほどにして健康と家庭を大切にね。奥さんを粗末にすると老後、つれなくされてしまいますよ。)

昨晩は、先週末掘ってきたサツマイモを洗って干したものを、新聞紙に包む作業をしていました。
ジャガイモだってまだ片づかないのに、こんなに芋ばっかり増えてしまってどうしてくれましょう・・・。という訳でしばらくサツマイモの写真集が続きます。

芋掘りは、お客様にも来て頂いて、豪華ランチつきだったのです。そしてまた、サツマイモではない面白いものを掘り上げたりとか。こちらの様子も追々記事にしますね。

--------------

今年植えたサツマイモの記録です。
よかったら全品種のリストもご覧下さい。


ベニアズマは、うちの近くで沢山生産されている種類です。
産直にも売っているし、入手がとても簡単なので、作るつもりはありませんでした。

一方で実家の母の菜園に植えているのはベニアズマ。植え付けの時期、忙しくしていていい苗を買いそびれてしまったそうで、私のところに来た際に、こちらの産直で足りない分を買い足して行きました。
(とても立派な苗が売っているのですよ)

20本買ってはみたものの、全部植えるスペースはないかも、と5本ほど置いて行きました。こちらの畑には、5本くらい植えるスペースは十分あります。確かマルチもせず、適当にその辺に挿しておきました。

後から考えると、この場所がよくありませんでした・・・。

2009/10/04ベニアズマ

確か5株植えて、1株は死亡を確認。1株は弱って芋をつけるどころではなかったようです。

つまり3,4株分。
全体に細いです。10/4に掘ってしまったのですが、もう少し待つべきだったかもしれません。

南側の畝に、背の高いジャングルのような豆類が植わっていたのもよくなかったと思われます。

2009/10/12ベニアズマ


これは実家のベニアズマです。1株なのにかなりの収穫量です。

お芋ってこんな風に割と浅いところに出来るのですが、ひょろ~と根が伸びて、その先端がお芋になっているものもあります。「遠成り」というようです。

2009/10/05ベニアズマ

洗って干しているところ。枠の中がベニアズマです。

2本ほど試し堀りして食べてしまったとはいえ、3,4株育ってこれが収穫の全量。とても少ない気がします。でも、10株で新聞紙1面分が我が家の標準なので、こんなもんかなー。

2009/9/26ベニアズマ

ベニアズマは、基本的に細長い形です。
あまり条溝は発達しておらず、髭根部分がえくぼのように窪んでいます。

2009/9/26ベニアズマ

色とりどりのサツマイモ!

ベニアズマの果肉の色は、綺麗な黄色です(右下)。
左上は安納ゴールド、右上はハマコマチ。




 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サツマイモ2009

2009-10-19 | +サツマイモ

今年は、畑の広さを生かしていろいろな種類のさつまいもを植えてみましたので整理しておきます。
各品種ごと、上段は種苗会社等の説明。下段は今年収穫してみての私の感想です。
またそれぞれのお芋の記事にもリンクしています。

苗は地元ではベニアズマの苗ばかりなので、上山種苗、楽天のOOSUMIから取り寄せました。

2.5mもしくは3m弱の畝に、黒マルチをして1品種、約10本植えました(長い畝には12本くらい)。
やや密植だったかもしれません。あと、畝間のスペースも少なかったです(植える時は、どんなに成長するか想像がつかなかったの・・・)。
よその畑に比べて、葉っぱの虫食いがものすごく多かったです。つる返しをすると、必ず芋虫を発見してしまいます。(><)やはり密植気味だったのが影響しているかも。

一畝(10本)から、新聞紙1枚の上に並ぶ程度の収穫、というのが普通のようです。ですが、なぜか収量が多い畝もありました。ニンニクの跡地で、両サイドは空き地で、やや遅めに植えたところ。
・ふかふかでいい土だった
・蔓が競争せず日当たりがよかった
・霜にあたらなかった
という好条件があったのかな。一番効いているのはどれだろう。


(みなさんのブラウザでは、下の表はちゃんと表示されますか?インターネットエクスプローラのフォントサイズ中で、おおむね収まりがよいように書いていますが・・・。)

品種名
しっとり系
ホクホク系
ニンジン芋
説明
(上山種苗およびOrga種子島のHPを参考にしました)
特性 入手先
収量の実績 味・色・形の感想 写真 リンク
九州121号
(ナルッ子)
赤紅色の外皮と淡黄色の肉。芋の形状は短紡錘型。やや小さめ芋がたくさんつくので植え付け後、150日を目安に収穫する。貯蔵して年越した芋は粘質で甘い。
----
蒸し芋にして冷えても硬くなりにくい。 蒸し芋や焼芋にした時の肉食が黄色で、調理後黒く変わることが少ない。
芋の大きさはやや小ぶりだが、形や大きさの揃いが良好(女性には食べやすい量)
収量性は高系14号並みで、1株当り芋個数が多い。
掘取り後2~3ヶ月貯蔵して甘みを増加させる必要がある。
収量:+++
甘み:+++
食感:粘
貯蔵:+++
肉色:淡黄
上山種苗
里芋と生姜の間に単独で1畝植えた。両側から肥料が来たのかどうか、巨大芋が多く収量も多かった。「芋の大きさはやや小ぶりだが、形や大きさの揃いが良好」とあるが大芋の方が多くて違ったかも。 年末頃にはかなり水分の多い干し芋向きになった。色が灰緑色でちょっとさみしいような・・・。  
安納3号 薄桃色の外皮と薄橙色の肉。芋の形状は、短紡錘型。”安納紅”、”安納黄金”は、この品種からの選抜品種。芽条変異系統。早期肥大性に優れ、収量も多い。カロテンを有しており、煮焼きとも食感は粘質で甘い。焼芋、ふかし芋等に。 収量:+++
甘み:++++
食感:粘
貯蔵:+++
肉色:橙
上山種苗
安納かのやより条溝が深い気がしたが掘り取り時期の違いによるものかもしれない。 安納かのやとの味の違いはよくわからない。
干し芋にしても黄色いので綺麗。
 
安納かのや カロテンによるオレンジ色の発色が美しく、食物繊維・ビタミンCやE・カリウム・ヤラピンなどが豊富。
大変甘くネットリした焼き芋や蒸かし芋向けの芋。
焼き芋はもちろん冷めても美味しい。
1度食べたら忘れられない甘さとネットリ感のお芋。
収量:+++
甘み:++++
食感:粘
貯蔵:+++
肉色:橙
OOSUMI
果皮が明るい茶色がかった薄紫でほかの品種と区別がつきやすい(結構重要なんです)。
ニンニク跡地に植えたものが、とても収量多かった。
条溝が目立たず、短めで下ぶくれ・寸詰まりの形状で、つるりん、ころん、として可愛らしい。
1株だけ、全て細長い芋がついていた。
安納3号との味の違いはよく分からない。
甘くて色も綺麗な黄色でおいしい。干し芋にも向く。
 
安納ゴールド 外は、淡い黄金色で、中身は、鮮やかなオレンジ色に輝く程よい甘みのあるお芋。
着色料なしで栗きんとんにピッタリ!!との声も。焼き芋は、焼きたてはもちろん冷めてからが美味しい。また、他のさつまいもにはない栄養の豊富さが魅力。
ニンジンを遥かに超えたβカロチンや、ジャガイモの10倍以上ともいえる豊富なビタミンEを含む栄養満点のサツマイモ。
---
しろむらさきのように皮は白っぽく、実はピンクがかったオレンジ色のさつまいも。
ネットリ系で糖度がとても高く、食味も大変良好。安納芋の改良種で、「安納みつき」「安納もみじ(あんのんもみじ)」と呼ばれることも。
収量:+++
甘み:++++
食感:粘
貯蔵:+++
肉色:橙
OOSUMI

安納かのやと違って条溝が発達していて、見た目はあまり可愛くない。
ニンニク跡地に植えた2株がとても収量多かった。ただし、大きい芋になってしまい、味は疑問。
収穫時、芋から芽が出ていたがこれは収穫遅れということだろうか。

肉色は、クリームイエローにオレンジのマダラ模様が入っている。
甘いことは甘いが、ちょっとニンジン芋に似た臭みがあるかも。天ぷらにするときは薄切りがいいかも。
2009/9/26安納ゴールド
べにはるか
(農林64号)
濃赤紫色の外皮と黄色の肉。芋の形状は紡錘型で条溝の出現は小さい。貯蔵芋は、甘みと粘質が増し、とても美味しい。今後普及の期待が持てる。
---
いもの外観が優れる品種と、食味が優れる品種を選抜したサツマイモで、食味やいもの外観などの特性が既存品種より「はるか」に優れることから、品種名を「べにはるか」と命名した。
収量:+++
甘み:++++
食感:粘
貯蔵:+++
肉色:黄白
OOSUMI
隣のサツマイモと畝間が狭くかなり競争したはずだが、収量はかなり多かった。その分、これの隣の安納芋、安納ゴールドは負けてたか。
条溝は少ない。両端が寸づまって、歩留まりが良い感じ。
安納芋とはまた違う食感で、少しホクホク感がある。焼き芋にするととても美味しい。
色も綺麗だし、干し芋にも出来る。
また作りたい芋です。
 
紅ことぶき
(ことぶき3号?)
やや濃い紅色の外皮と黄色の肉。芋の形状は長紡錘型。芋の成り数が多く形が良く揃い、過肥大しない。焼芋、ふかし芋等に。
鳴門金時などと同様、高系14号からの芽条変位。
収量:+++
甘み:+++
食感:ホクホク
貯蔵:+++
肉色:淡黄
OOSUMI

巨大芋とちび芋がそれぞれ少しずつとれただけだった。成り数は少ないし過肥大したし、説明と違うかも。植え付け直後に霜にやられた影響か?
条溝は発達せず、ひげ根のところが小さく窪んで、表面全体に小さなでこぼこがある。

ベニアズマの肉色は黄色いが、これは薄いクリーム色(びっくり!)。天ぷらにするととってもほくほくできめ細かく繊維を感じさせない。甘さの質が紅あずまとは違ってスッキリした感じの気がする。
収量は少ないがまた育てたい。
2009/9/28ベニコトブキ
紅あづま
(農林36号)
濃赤紫色の外皮と黄色の肉。早期肥大性、晩植適応性に優れ、耐肥性も有る。収量、食味とも極良であるが、掘り取り時期が遅れると、過肥大し条溝が出易い。植え付け後100~120日での収穫を目安とする。貯蔵性があまり良くないので、早目に消費する事をすすめる。焼芋、ふかし芋等に。 収量:+++++
甘み:++++
食感:ホクホク
貯蔵:++
肉色:黄
地元産直
5本ほどしか植えなかったせいもあるが、とても収量が少なかった。
細いものが多かった。もっと畑においておくべきだったか。今思うとジャングルのように茂った豆のすぐ北側の畝に植えたため、日射不足だったかも。
母が毎年作っているので、親しみのある味。紅ことぶきに比べると濃厚な甘さかもしれない。
最初ホクホクだが年末くらいにはしっとりしてくる。
2009/9/26ベニアヅマ
アメリカ(七福) 黄褐色の外皮と白黄色の肉。昔ながらの品種で、煮焼きをするとホッコリとした食味となる事から、根強い人気を保っている。早期肥大性、晩植適応性、及び耐肥性はない。乾燥畑の作付けに向く。焼芋、ふかし芋等に。
---
安納芋とは別系の非常に甘い芋(熟成は必要)。収量は紫芋などの約半分程度と言われている。
ホクホク系なのに大変甘いさつまいも。堀たてでは殆ど甘さがないが、約1.5ヶ月の間充分に熟成させると安納芋にも負けない甘さになる。むしろ冷めてからの方が、より甘いようにも感じられる。ほぼ品種改良されないままの昔ながらの芋かと考えられる。
しかし、単位面積あたりの収穫量が非常に少ないのが欠点。
--
肉質は掘取り時にはやや粉質だが、急激に粘質となる。
収量:++
甘み:+++
食感:ホクホク
貯蔵:++
肉色:白
上山種苗
噂どおり大変収量が少ない。まともに太ったのは数個か?
直径1cm、長さ15cmくらいの、根にしては太いが芋とは呼べないようなものがいくつもあった。
とても粉っぽくあまりおいしくない気がする。もう作らないと思う。  
ハマコマチ
(農林58号)
薄紅色の外皮と橙色の肉。芋の形状は短紡錘型。収量が極多く、煮焼きするとサニーレッド並の食味となる(カロチン芋としては良い方)。蒸切干用として、今後、普及が期待できる。蒸し切干し用に。 収量:++++
甘み:++
食感:やや粘
貯蔵:++++
肉色:橙
上山種苗
条溝が発達せず表面はすべっとしている。両端がなだらかに細くなっていく。
肉は濃いオレンジ。収量は何故かかなり多かった。
カロチン臭があるので、天ぷらにする場合は薄切りがおすすめ。まるでニンジンの天ぷらのよう。
加熱してもゴリゴリした感じが残る気がする。収穫時期が早すぎたのかもしれない。もしくは貯蔵の問題か。
2009/9/26ハマコマチ
ベルベット 暗赤色の外皮と橙色地に紫のうんが入る肉。紡錘型で形状が良く揃う。やせ地で温暖な乾燥地に向く。煮焼きしても、紫のうんはそのままであり、甘味が非常に強いカロテン品種。焼芋、ふかし芋等に。 収量:+++
甘み:+++++
食感:粘
貯蔵:++
肉色:橙地に紫
上山種苗
大きさは比較的揃ったものの、収量がとても少ない。クズイモが少ないのはよいところか。        焼き芋にすると、中心の紫のところが味が薄いような気がする。       



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする