今年植えたサツマイモの記録です。
よかったら全品種のリストもご覧下さい。
ハマコマチは上山種苗から苗を取り寄せました。1畝(10本)植えました。
上山種苗からの苗は、やや遅めに届いたので、霜の被害には遭わずに済みました。
植えた場所は、南側が空き畝、北側が安納かのや、です。
南側が空き畝だったので、日当たりがよかったのかもしれません。収量はかなり多めでした。
10/18、お友達と一緒に芋掘りをした際に、一番初めに掘り始めたのがこのハマコマチ。 |
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掘り上がりを並べてみると、あれ、何だか随分沢山。 |
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一畝から新聞紙1枚分、というのが今年の標準でしたが、ハマコマチは1枚に乗りきらない程の収穫です。 |
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お芋の形は、条溝が発達せず表面はすべっとしており、両端がなだらかに細くなっています。 |
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果肉の色は、鮮やかなオレンジ(右上)! |
さて味見です。ひとまず天ぷらにしてみました。
ニンジン芋の仲間というだけあって、まさにニンジンのような味です。
こういうのをカロチン臭がする、というのかな?やや癖があるかも。
天ぷらにする際は、薄切りにする方がお勧めです。
アメリカではこのベニハヤトのようなオレンジの果肉で水分の多いタイプのサツマイモが主流だとか。sweet potato もしくは yamと呼ぶようです。
ホクホクタイプのお芋は少数派のようで、Epicuriousというアメリカのレシピサイトに、わざわざ"Japanese sweet potato"という言葉がありました。
こちらのレシピの解説には、「白っぽい肉色(pale-fleshed)のジャパニーズスイートポテトをまだ食べたことがない方は、まるで栗のような、何ともいえず乾いた食感に驚くことでしょう」とあります。
確かに、日本では美味しいサツマイモは、「栗のよう」と褒めますよね。ホクホク感は、アメリカでは珍しいのか・・・。
逆にアメリカではべっちょり系のニンジン芋をどう料理するのか興味があります。現在レシピ研究中ですが、あまりバリエーションはなさそう・・・。アメリカの、水っぽいタイプのかぼちゃとほぼ同じ扱いなのかな、という印象です。
yamは感謝祭につきものの野菜のようですが、逆にいうと、感謝祭以外の時期はあまり見向きもされないとか。
中南米だとまた料理のバリエーションが多そうなんだけどな・・・。スペイン語サイトなんてたどり着くことすらできません・・・・・・。
●参考情報:いも類文化学ノート『アメリカ、サツマイモ事情』
これって掘ってからも少し置いておいたほうが良いのかなって思い、実家から送られてきたさつまいも、廊下側の部屋に新聞紙に包んで置いてあるんです…。
ちょっとチェックしなければ!
それにしても、さつまいも大豊作ですね~。
とても広い畑なんだなぁとうらやましいとともに、種まきとかがんばったのだろうなぁとFujikaさんの労働力に尊敬の念を抱いてます♪
サツマイモは、傷があったりすると傷みやすいですが、特に傷もないようであれば1月頃までは大丈夫だと思います。
実家でも、新聞に包んで保管しています。
保存のコツとしては、13度くらいの気温と、適度な湿度(高め)、二酸化炭素濃度が上がらないこと、だそうです。発泡スチロールの箱はダメで、段ボール箱はたまに換気する方がよいようです(家庭で食べる程度の量であれば大した二酸化炭素濃度にはならないでしょうけれど)。
あと、母の経験上、巨大芋ははやめに食べた方がいいようです。
サツマイモは、さほど手もかからず、可愛い農作物です。もし次回作ることがあれば、一畝おきくらいに、畝間を広くとろうと思います。
安納かのやは、とってもねっとりとしています。甘いです。りんごきんとんつくろうかなと思っています。食べだすときっと止まらない・・・太らないように気をつけなくては。 お芋ありがとうございました!
ハマコマチのジェゼリィエだなんて、自分では考えてもみませんでした。
サツマイモを、チーズグレーターのようなものでおろして使ったらどうなるかしら。
アメリカのレシピにはそうやっておろしてから作るレシピがあるようなのです。sweet potato pone というものとか。
私も実験してみたいのですが、いまはジャガイモに追われてます・・・。