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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マスタードシード脱穀、精製

2015-08-12 | +きのこ以外

 

mustard-seed

6/23、野良カラシナの種を摘み取りました

種をとりだして綺麗にして、マスタードを作りたいのですが、この状態で一ヶ月以上・・・。 

夏休みなので先延ばしにしていたことを片付けます。 

ゴマ収穫

ゴマ収穫の時にも使ったこの容器(プラスチックゴミ箱)の出番です。 

mustard-seed



容器の中で、両手で拝むように枝をモミモミ。

(暑いので室内で作業) 

mustard-seed

カラシナのサヤはこんな感じです。

mustard-seed

軽く触るだけで、サヤの両側2枚と種がこぼれおち、サヤの中のしきり?に相当する半透明の部分が枝に残ります。 

mustard-seed

両手で揉んだ後、不透明なサヤをみつけたらそれもほぐし、全体が半透明な薄片になったら出来上がり。
この枝はゴミ袋へ。

深い容器の中の方で作業して飛散防止を計ったのですが、それでも床には黒い種が点々と。
カラシナの種は、ゴマより立体的で、足の裏にチクリと痛いです。 

mustard-seed

揉みほぐして落ちたものがこちら。
サヤと種の混合物ですが、種の比重が大きいので上の方はサヤだけ。サヤ部分をまず掴んで捨てます。

 

mustard-seed

残り少なくなってきたら、フルイでサヤと種を分離。 

mustard-seed

こんな感じになりました。
次は風選。

ゴマ風選

そよ風の吹くベランダで、ボウル2つを使い、片方からもう一方へと、さらさらとこぼれ落ちるようにします。
すると軽いものが吹き飛ばされます。
 (写真は2013年のゴマのときのもの)

mustard-seed

風選後。
かなりゴミを吹き飛ばしたはずなのですが(ベランダがゴミだらけ・・)、まだいろいろ混ざっています。

mustard-seed

マスタードシードより細かいものを、目の細かいフルイで分離。

mustard-seed

次は転がし作戦。
「いい大豆は転がる」というのをどこかで読み、やはり粒が丸いエゴマ選別の際に使った方法です。
プラスチックまな板の上に大さじ2杯分ほど移し、やや傾けながら小刻みに揺らします。
そうすると、丸くて重たい良い粒が転がり落ちます。

mustard-seed

プラスチックまな板の上には、扁平で軽い、ダメな粒やゴミが残る、という訳です。
(使う板がツルツルしすぎていないのがポイントかも) 

mustard-seed

転がらなかったものを集めてみると、こんな感じ。
いびつで不揃いだし、扁平な形状です。 

mustard-seed

大さじ2杯ずつ、というのを何度も繰り返し、のべ2回、精製した後の状態。
かなり綺麗になりましたよね? 

158gくらいとれました。 

mustard-seed

いい方の粒をアップで。
転がらなかった方よりも、粒ぞろいで丸っこいです。 

この後、ゴマのように水洗いし、すぐによく干します。
(洗っていいものかどうか分からず保留にしてありましたが、検索したら参考になるサイトが出てきました)

でもってようやくマスタード作り。
発酵・熟成に何週間かかかるのだとか。
出来上がったらまたアップします。




■参考情報
マスタードシードの採集・精製方法
マスタードシードからのマスタードの作り方 


■当ブログの選別関連記事
2007年 エゴマ
2008年 エゴマ 
2013年 ゴマ
2014年 ゴマ 

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アンズタケずらり、他のきのこも少々

2015-06-30 | +きのこ以外

中部地方ではもう夏のきのこ、アンズタケやタマゴタケが出ているそうです。

そういえば、以前アンズタケの残骸を沢山見付けた場所が。
いつものきのこパトロールコースとはちょっと違いますが、行ってみることにします。

 

アンズタケ

おおっ!
遠目で見ても目に付く黄色いきのこ。
アンズタケの大行列です。 

アンズタケ

こちらにも。
8の字というか逆Sの字ぽい形で並んでいます。 

アンズタケ

こちらにも。
このあたりのものは、だいぶ泥はねが食い込んでいました。

アンズタケ

木の側にも行列。
綺麗で大きめのものだけ選んでも、結構な収穫になりそうです。

チタケ系?

アンズタケ以外にも、いろいろ出ているようです。

これは何だろう?
(ピンぼけですみません)
チタケみたいにビロウド状で乳も出ていますが、色が薄いです。

不明きのこ

こちらも不明きのこ。
(多分食べられない) 

アンズタケ

だいぶ育ってしまったアカヤマドリ。

ウツロイイグチ

こちらも育ちすぎのウツロイイグチ。アカヤマドリは好きじゃないので勿体なくないけれど、こちらはちょっと勿体なかったかなー。
先週末は来られなかったのだけれど、先週木曜にも生えていたのだろうか。見に来ればよかったなあ・・。 

ヤマドリタケモドキ

乾燥してポップコーンみたいにはじけてしまったヤマドリタケモドキ。

ヤマドリタケモドキ

とりあえず、ヤマドリタケの収穫はこんな感じ。

アンズタケ

アンズタケは、大きめで状態がよさそうなものだけ選んでも、こんなにどっさり!
部屋にアンズタケの匂いが漂うほどです。 

アンズタケ

泥はねがあっても大きいのはつい摘んでしまいましたが、泥はねは洗ってもなかなか落ちません。
大きさより綺麗さで選ぶべきだったのかな。。。


こんなにいっぱいあっても何なので、お友達のところに嫁に出しました。

 

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マスタードシード採集

2015-06-29 | +きのこ以外

野良カラシナがあちこちに生えています。
初春にトウの部分を採集することが多いのですが、その後は6月頃に草刈りされてしまうため、実がついているのは見たことがありませんでした。


それが、とある場所に行ってみると・・ 

マスタードシード

草刈りを免れたカラシナが、実をつけています。

マスタードシード

尖ったサヤの中には黒っぽくて丸い種が。
これがナタネ、というか、マスタードシードってやつですよね。
絞ればナタネ油、酢に漬ければマスタードが出来るはず。

手作りマスタードって一度やってみたいと思っていたので、摘んでみることにしました。 

マスタードシード

穂先のみ折り取るようにして採集します。
サヤの中で種がシャラシャラといい音をたてます。 極小のマラカスみたい。

すっかり乾ききってはいますが、多少触ったくらいでは種はこぼれずに、比較的摘みやすい種でした。
(乾くとパカッと開いてしまい、どんどん種がこぼれるゴマのサヤとは違います)

マスタードシード

ひとしきり摘んで、小さな紙袋にいっぱい。

追い追い脱粒して、粒マスタードを作ってみたいと思います。 



この日の夕方、結構な夕立があったのでした。
ナタネ、昼に摘んでおいてよかった~、と暢気に思って帰宅してみると、我が家は大被害。

天気もよいし、と東向きベランダの掃き出し窓を全開にして出かけたのですが、その付近の床が広範囲に水浸し。
幅90cm、高さ180cmの広さで窓が開いていたとはいえ、ベランダには軒もあるし、腰までの高さの柵はコンクリート製でふさがっています。
窓のすぐ内側の床だけならまだしも、1mくらい離して置いてあるベッドの下にまで、水たまりが広がっていました。
(ベッドと床の隙間はたったの25cm程度なのに、ベッドの半分くらいの奥行きまで濡れていた)
勿論、ベッドの足下に丸まっていた羽毛布団もびしょぬれ。

ひぇぇぇん、と濡れ布団を抱えて、夜中に(車で)コインランドリーに向かうときにふと見ると、近所の畑のトウモロコシがなぎ倒されています。
局所的に台風並みの暴風雨が来ていたようでした。
何て恐ろしい。


水たまりがベッドの下にまで

大雨被害の模式図。
窓のすぐ内側の水たまりはわかるのですが、ベッドの下にまで!

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うめ、今年も豊作

2015-06-22 | +きのこ以外

昨年は、空前の梅大豊作でした。
毎日ぽたぽたと落ちてくるので、勿体なくて沢山摘んでしまい、久々に梅干しまで作ったほど。

なので今年は不作だろうとたかをくくっていました。

スーパーで南高梅を見かけても、ふーん、とスルー。 

梅の実

そんなある日、ふと上を見上げると・・・。

あら? 

梅の実

あららららら?

昨年に劣らず大粒の梅が鈴なりです。 

ううう、困った。 

梅の実

で、ちょっとだけ、大粒だけ選ぶように、摘んできてしまいました。 
摘んでみて分かったのですが、今年の梅はとても綺麗です。
普段はグレーの斑点状の黒星病が必ずあるのに、今年はそれがありません。 

梅の実

どこから見ても、すべすべ。うっとり。

ものにより多少のキズはあるものの、今年は全てが梅干し用クラス。
こんな年もあるなんて!

5月に晴天が続いたので、病気が発生しにくかったのかもしれません。
 

梅の実

我が家で一番消費し易い、梅シロップに仕込みます。
シロップはペットボトルに詰め替え、適宜発酵するに任せ、酢と混ぜてピクルス液として使います。
果実は半割にして種を取り、干してドライアプリコット風にします。
(刻んでパンやケーキに) 

梅の実

あっという間に手持ちの瓶が満杯に。
(片方は、満タンの梅酒を別容器に移してようやく空にしたのに) 


木の上にはまだまだ梅が実っています。
大粒ですべすべの実が、大量に落ちて傷ついてしまっているのを見ると、心は千々に乱れます・・・。 


なるべく大粒のだけ、ゆ~っくり厳選して摘むようにしても、ヘタに持久力と集中力があるものだからやっぱり沢山摘めてしまうのです。誰か私を止めて。 

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アマドコロ大収穫、アミガサタケはぽっちり

2015-04-20 | +きのこ以外

土日と、久しぶりに実家に行ってきました。
目的は、うちで余っているベッドとエアコンをひきとってもらうため。
元私の部屋で、今でも帰省する時に使っているベッドは、30年以上前に買ってもらったもの。
だいぶガタが来ています。
それを、昔ダンナサマが使っていたものに交換。私のと同じくらいの古さかもしれませんが、さほどガタが来ていません。
今あるベッドをバラして、新しいものを組み立て。
廃材を再び車に積み込み。(ここしばらくうちの車はゴミ運搬車も同然の働きぷり)
夜は珍しく外食で、駅まで出かけて4人で牛タンを食べてきました。
(駅前デパートの食堂街はどこも大混雑で行列!びっくり!うちの地元ではここしばらく並んだことなんてありませんでした。)

外食の前後は、家で食前酒・食後酒タイム。父が那須から担いできてくれた美味しい日本酒を楽しみました。
日曜日は、早々に帰宅。
というのも、アミガサタケが気になるため。

日曜午後は、ダンナサマとふたりでのハンティング。
で、ゲットしたのは・・・ 

アマドコロ

アマドコロ、どっさり。

前回のに比べると、太いものがいっぱいです。 
ダンナサマも「うひょー」って感じで、アドレナリン出まくりだったとか。 

アマドコロ

こんな感じで、サヤ、先端、茎、と3パーツに分けてから、それぞれ茹でます。
茎のところはアスパラ的な食感です。
先端は、ほうれん草っぽい感じ(茹でてからよく晒した方がいいです。苦いので)
サヤは、シャキシャキして一番苦味が少なめ。
茹でてマヨネーズで食べるほか、赤梅酢に漬けてみました。

アマドコロ梅酢漬け

アマドコロのサヤの梅酢漬け。
赤梅酢だけでなく発酵梅シロップなどを使った、マイルドな漬け液です。

アマドコロ梅酢漬け

シャキシャキしてとても美味しいです。
4等分した海苔に白いごはんを少し広げ、これと、山椒の葉を乗せてくるっと巻いて食べると、即席のお寿司のよう。
(この食べ方で、山椒って何て美味しいのだろう、と初めて実感しました) 

アミガサタケ

本命のアミガサタケですが、目を皿のようにして捜しましたが、たったの2個。
おかしいなあ、雨は十分のはずなのだけれど・・。



おまけ。
今回実家で飲んだお酒はこちら。 

門外不出(西堀酒造)門外不出(西堀酒造)

栃木県小山市の西堀酒造の『門外不出』というもの。
『門外不出』にもいろいろあるようですが、ボトルに書いてある情報は、
  若盛 しぼりたて原酒 生 純米吟醸
  酒米「あさひの夢」 【限定品】
です。
きりっとしつつも濃い味わいで、美味しいお酒でした。
ほぼ3人で4合瓶1本、するっとあいてしまいました。
ごちそうさまでした。
 

 

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ウコギ摘み

2015-04-13 | +きのこ以外

これだけ湿っぽい日が続いているのだから、そろそろアミガサタケが出ているはずだよね、と、4/11、ダンナサマとキノコ狩り散歩に出かけました。
ところが。
天気が悪けりゃいいってもんじゃないようで、全然出ていません。
あれれ~?

仕方がないのでターゲット変更。
山菜摘み! 

ウコギ摘み

狙うのはウコギ。
丁度いいタイミングで、みずみずしい新芽が出ていました。
(昨シーズンに下草刈りをされたエリアなので、地面から生えています) 

ウコギ摘み

ウコギを探し歩いていると、ダンナサマがもうひとつ見付けてくれました。
アマドコロです。
(目がウコギモードになっているとアマドコロは見付けにくいです) 

ウコギ摘み

タラの芽もありましたが、やや伸びすぎ。
(捜せば丁度いいのもあるかもしれないけれど)
ウコギの方が美味しいので、今回はタラの芽はパス。 

ウコギ摘み

何の鳥だろう?
警戒心が薄く、かつあまり動かない鳥で、のろまな私でも写真を撮ることが出来ました。

ウコギ摘み

本日の収穫。
ウコギはかなりの収穫で、こんもり盛り上がっています。
さっと茹でてウコギ飯にしました。

アマドコロは以前やったように、サヤ、茎、先端と3つに分け、それぞれ茹でて晒します(アクの強さや茹だり方が違うため分けてます)。マヨネーズをつけて頂きました。

わらびは、極太なのでつい手折ってしまいましたが、1本やそこらではアク抜きするのも面倒で・・・。
 

ウコギ摘み

ちんまり。

本来のターゲット、アミガサタケは、この1個のみ。 
おかしいなあ。 
何で出てこないのかなあ。寒いのかな。 


翌日、4/12は暖かく晴れました。
アミガサタケも、地面があたたまったことだし、出てくるかな?と探しに行きましたが、昨日の今日では、やはりダメ。
仕方がないので畑に。
春の植え付け準備が遅れているのです。

ところが。
耕したり、マルチを張ったり、やることはいっぱいあるはずなのに、つい熱中してしまったのが、スギナ退治

冬に寒おこしをしたので雑草は少なめなのですが、スギナがつんつん芽を出してきたのが目立ちます。
スギナは地下かなり深いところ(30cm)くらいに地下茎を伸ばしています。
耕耘機ではほとんど届かなかったのかもしれません。

このスギナ連中の地下は一体どうなっているの? にくし!
と畑のあちこちのスギナをスコップでほっくり・ほっくり。
スコップで掘り上げた土を地面に置いてほぐし、土をかきわけてスギナの地下茎をひろいあげる、という感じです。
太くて長い根っこをがとれると、結構嬉しいものです。
つい霧中になってコンビニ袋一杯分くらいの根は掘り上げました。
むふふ。

はっ。 
・・と気が付くと、巨大モグラでもいるかのように、脈絡なく畑のあちこちが掘り返されているだけで、植え付けのための耕耘にはなってません。
だめじゃん。

趣味:家庭菜園 ・・・じゃなくて、スギナ掘り、に転向しようかなあ。


なおスギナはマルチに穴をあけるのが困りものですが(先端から特殊な物質を出しているのでは??)、他にどの程度の害があるのかは不明です。
(ざっと検索する限り、害について検証しているサイトはみつかりませんでした)

耕せば耕すほど深いところに地下茎を張り巡らせ、分断されるとそれぞれから芽をだして、逆に増える、というエイリアンのようなおそろしい存在ですが、害があまりないのであれば、目くじらたてることはないのかな。
見て見ぬふりをして、共存するしかないのかなあ。
(ほっくり返して遊ぶのは別として)

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ふきのとう

2015-02-05 | +きのこ以外

冬になると何だか気分が晴れないなー、というのは冬季鬱というのだそうです。
日照時間が短くなると起こる不調なのだとか。
軽減させる方法のひとつは、光を浴びること。
特に朝方がいいようですが、そうでない時間帯でも、ある程度の効果は見込めるのだとか(兎に角信じれば何でも効くはず)。

というわけで、天気がいいときはなるべく外で光にあたりつつウロウロしています。
でもこの時期、きのこはないし、つまんないのよね・・・・・・・。

習慣で下をみつつ歩いていると・・

霜柱

おお、立派な霜柱。
ここはお気に入りのMy霜柱スポットなのですが、
この日のは特に長く、もしゃもしゃしています。 

霜柱

にょろ~ん。

雪国(福井)出身の母は、就職して関東に出てくるまで、霜柱を見たことがなかったとか。
どんなもんなんだろう、とずっと不思議に思っていたそうです。 
(私はむしろ「つらら」が憧れ。アニメで武器にしたりしてるけど、本当にあんなこと出来るのかしら?) 

霜柱

長~い。
6cmくらいあります。

霜柱

上端と下端が密度が濃いみたい。
数日にわたって育ったということかしら。 


また別の日。

こんな時期なのに赤い実が落ちてる! と駆け寄ってつまみあげてみたら、地面に食い込んでいるような・・?

どんぐり

落ちていたのはどんぐりでした。
地面に食い込んでいたのは根っこ。
5cmほども根をのばしていたのに、引き抜いてしまいました(気の毒なことをした)。

(渋皮が綺麗に剥けていて、このあたりは栗にも見習ってほしいところだ) 

どんぐり

中味入りどんくり、割れた殻だけ、そして中味。
秋に落ちたどんぐりは、こんなに寒いのに芽を出す準備中なのですね。

どんぐり

殻がぱかっと割れて日に当たると赤くなるようです。
このどんぐりも根っこのばし中。
 



なんかこう、成果のある散歩がしたいものだわ。
そうだ!例の場所をチェックしてみよう!

ふきのとう

おお。出てました☆
今シーズン初のふきのとう。
やった~、天ぷらだ☆ 

ふきのとう

初冬になってから草刈りが入ったので、先端がちょん切られているものもあります。
(勿体ないのでこれも摘みました) 

ふきのとう

夏頃からずっと雑草が茂り放題だったせいかな、サイズがかなり小さいです。でも結構沢山採れました。
数日おきにまた見に行ってみよう。



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椎の実おこわ

2014-12-17 | +きのこ以外

鳥取の農産物直売所で、椎の実を買いました。

生まれて初めて椎の実を見た(拾った)のは、やはり鳥取。4年前のことでした
今回は、椎の木があるところには行きませんでしたが、前回と同じ産直で購入することが出来ました。 
 

椎の実

椎の実は、正式にはスダジイ(細長い)もしくはツブラジイ(丸っこい)の実。
普通のドングリと違ってアクが全然ありません。
殻は簡単に歯で割れ、渋皮(渋くない)の中には白い胚乳(?)が複数入っていて、つるりと剥けます。 

前回気に入ったので、ついうっかり2袋も買ってしまいました。 


前回は炒ってから殻を剥きましたが、炒ってからだと渋皮がとれにくかったです。
なので今回は、生のうちに殻を剥いてしまうことにします。

「生の椎の実って割と傷みやすいから気をつけてね」とわらびさんにアドバイスを頂き、帰途の飛行機の機内で早速皮むき開始。
パキっと歯でヒビを入れ、指先で殻を割り、渋皮と中味を選り分けます。

細かい作業は嫌いではないし、割と得意な方かと思っていましたが、椎の実はなんだかえらく小さいです。
渋皮の中味が複数に分かれているというのも、いささか厄介。
せめて2つだったらいいのに、松の実より小さなカケラがいくつもあり、つまむのも一苦労。
柿作業のせいか固くなった指先ではつまみにくく、ぽろりぽろりとこぼれ落ちます。
私、不器用だったのかも?


一寝入りしようかと思っていた機内ですが、 ひとしきり作業しても、いくらも減らないありさま。
途中でダンナサマも歯で割る係をやってくれましたが、二人がかり、ほぼ1時間ずっと作業していても、1袋しか終わるかどうか・・。

Fujia:「縄文人ってさあ。」
ダンナサマ:「はいな。(パキ←歯で割る音)」
Fujika:「粒の大きい栗を選別して、それを植えて育てていたらしいんだよね。」
ダンナサマ:「ほう。(パキ)
Fujika:「そんな智恵があるならさあ、何で椎の実も選別しておいてくれなかったのかなあ。
     彼らががんばってくれてたら、今頃椎の実はもっと大粒になっていたんじゃないかなあ。もー。(ポロリ)あっ!(←取り落とした)」
ダンナサマ:(うぷぷ)「そうねぇ。」
Fujika:「現代の品種改良技術もさあ、なんで椎の実をターゲットにしないかなあ。
    栗ばっかりあんなお寿司くらいのサイズに大粒にしちゃって、椎の実をやらないなんて、ずるい。せめて銀杏サイズにさあ。」

ダンナサマ:「ふぐふぐ(パキ)」

4千年の人類の歴史に思いを馳せながら(ていうか八つ当たりしながら)、ひたすら椎の実割り。
鳥取からの帰途とその翌日、2日かけて、両手にこんもり一杯分、ようやく割り終わりました。

 

椎の実

生のときに割ると、傷んでいるところが分かり易く、取り除くのも簡単です。
剥いた直後は白いです。
(生で食べてもポクポクして美味しいです) 

椎の実
今回もおこわに炊き込むことにしました。
ゆすいだ後軽く炒った椎の実と、うるち米2合、もち米2合。
今回はかるく乾かした程度の炒り具合でしたが、もっとこんがりさせてもいいかも 
 
椎の実

炊くと茶色く色がつきます。

椎の実

混ぜるとこんな感じ。
 


椎の実は、ほくほく・ぽりぽりとして、豆又は固めの栗のようです。
(なのでおこわに合うと思うのです)
直接的な甘さはさほどでもありませんが、糖質がいっぱい詰まっているのかな、食べた後に血糖値がぐぐっと上がって、口のなかが甘く感じるような気がします。

地元でも椎の木を捜しているのですが、まだみつかりません。 

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サフラン採集

2014-11-14 | +きのこ以外

お友達のフェイスブックで、サフランを採集したという記事を読みました。

え、こんな寒い時期でしたっけ?
去年も摘んだのですがいつだったか忘れて、チューリップみたいに春に咲くのかと漠然と思っていました。

実家の庭にも植えてあるのですが、昔は植物には殆ど興味がなく、花を見た記憶がありません。
母はせっせと摘みためて、冷凍庫に数グラム分しまってあったものを貰ったこともあります。
(業務連絡:お母さんへ 今年も摘みましたか?)


近くのサフランスポットを偵察に。 

サフラン


あ、咲いてます。
むしろ出遅れてます。

早速めしべを採集。 
(写真は採集後) 

(11月4日) 

サフラン

こちらは既にしおれてしまっています。
でもめしべがあるものは、一応摘んでみました。 
本当は開花直後の夜明け前に摘むのだそうで、しおれた花から摘んだものは、色も香りも出ないかもしれませんが。 

サフラン

紙の上でしばらく乾かして、サフランの出来上がり。
ほんのぽっちりですが。 


調べてみると、
「秋に松葉の様な細長い葉を出しつつ、同時に紫色の花を咲かせます。花が咲いた後も葉は長く伸び、翌春の5月頃に枯れて休眠します。」
という生育パターンのようです。

葉っぱは目立たなくて秋にまず花が咲く、彼岸花と同じ感じ、と覚えておけばいいかな。
来年は、えーと、サツマイモの収穫の頃、サフランもチェックするようにしよう。 


もうひとつ、採集方面。

ガマズミの実


10月29日、ガマズミの実が真っ赤に色づいていました。 
なんて綺麗!
今年はとりわけまんまるの大粒に感じます。 

ガマズミの実


ほんの1mくらい離れたところのこちらは、更に熟して、赤黒い色。
一粒食べてみたところ、渋みはほとんどなく、甘酸っぱく、りんごのようなショリショリした感じ。(さくらんぼのように中心に一粒、大きな種があります)

昔はこれを果実酒にしたこともありましたが、果実酒はあまり減らないため、今年は採集は見送り。
何かいい使いみちはないかな・・・。


来年はこの綺麗な実で何か作りたいものです。
ジャム?
ジャムになるだけ摘むのは大変だ・・・。

そうだ、リンゴジャムに少しだけでも混ぜて、赤い色と野生の風味を加えるというのはどうだろうか。 



■参考情報
サフランの育て方 

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ぎんなん割り

2014-11-13 | +きのこ以外

洗って干した銀杏、ビニールに入れて野菜室に入ったままでした。
銀杏ごはん、食べたいなー、と思ったので、まとめて割ってしまうことにしました。
 

銀杏割り

使うのはレンガとペンチ(今年はペンチがみあたらずニッパー)。
ペンチには挟んで割るのではなく、金槌のように叩きます。金槌より軽いものの方が実がつぶれなくていいです。

レンガの上に並べ、左の方から、エッジがない方をコンコン叩いてヒビをいれて、レンガの下に落としていきます。 

銀杏割り

ヒビを入れ終わったら、殻から取り出す作業。

変わった殻をみつけました。
 

銀杏割り

中は双子の銀杏。
記憶にある限りでは、初めてです。
こういうこともあるのですね。 

銀杏割り

色盲のテストみたい。
瓶3つ分になりました。
(うーむ、もっと拾えばよかったかも。まあいいか)
冷凍しておきます。 

(私は薄皮は剥かずに使います) 


■銀杏使い道
ぎんなんは冷えるとゴワゴワと固いので、温かいうちに頂く料理が合うように思います。
といってもレパートリー少ないですが。

ぎんなんおこわ・ぎんなんごはん
 (冷凍可なので一番よく作ります。冷めて頂くお弁当には不向きだと思うのですが如何でしょう)
・バリエーションとして、ヤツガシラ入りぎんなんごはん 
 (先日作成。ダンナサマにはいまいち不評)
トースター焼き (殻から取り出した銀杏に軽く油をまぶし、ホイルに包んでトースターで焼き、塩をふる)
・揚げ物のとき、一緒に揚げる
・掻き揚げ天ぷらに混ぜる
・茶碗蒸し
・そういえば、餃子に入れたこともあったような気がする。サモサだったか?

おすすめ調理法がありましたら教えて下さい。 

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