処理方法がこの記事の下の方に書いてあります。
殻を割る道具(というほどのものでもありませんが)は、こちらの記事にあります。
よかったら見て下さい。
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銀杏の実は、毎年同じ大きさの実がなるとは限らないようです。
以前、大粒だわ!と目をつけておいた木は、今年はそうでもありません。
その代わり、これまでノーマークだった木の下に、結構大きな実が落ちています。
しまった、もっと前からこの木をチェックしておけばよかった!と思ったのでした。
やはり落ち始めの方が大粒が多い気がするのです。
(写真はクリックすると拡大します)
こちらが大粒の実。 | |
おや、誰かさんも摘んでいます。 | |
手前と向こう側は違う木です。実の大きさは全く違います。 (今年大粒だったからといって来年もそうとは限りませんが・・・) | |
洗って干したところ。 | |
さきほどの大きい実と小さい実を比較してみると、やはり外見が小さいものには小さな種が。 | |
3次元で利いてきますので、小さい実はかなり小さいです。 |
銀杏の下処理、みなさんはどうやっていますか?
私は最近は次の様な手順で作業しています。
■■ギンナンの処理
(1)ビニール袋に銀杏を拾ってくる。この時、なるべく大粒を選ぶとあとで嬉しいです。
(2)ベランダ、または心おきなく作業できる屋外に、ボウル、銀杏、袋、ゴム手袋を持っていく。両手にゴム手袋をはめ、一粒ずつ、果肉から核を取り出す。取り出した核はボウルにためておく。
果肉は、ゴミ減量の観点からも本当なら土に返すのが一番だと思いますが、うまく捨てられる場所がない場合、新聞などにくるんでゴミとして捨てます。
(ギンナンが落ちている現場でこの処理をし、果肉を置き去りにしていくひともいますが、これはなんとなく嫌な感じなので果肉ごと持ち帰りましょうね)
(3)ボウルを流しに持っていき水を少しずつ流しながら、ゴム手袋をしたまま、両手でもみ洗いし、大まかな果肉を洗い流す。
このとき浮いてきた実は捨てる。傷んでいる訳ではないですが、ギンナン部分が小さく乾燥したものなどが多いです(実験済み)。
(4)ほぼ大きな果肉がなくなったら、ザルに移し、さらによくもみ洗いする。
最初からザルを使うと、果肉がザルの目に挟まって大変。
またザルは、金網を編んだタイプでなく、ボウルに穴をあけたタイプが、後で洗いやすくておすすめです。
ギンナンを洗う際、重曹を使うとより臭みがとれるかな、と思って実験してみましたが、いまひとつ違いはよく分かりませんでした。
(5)ゆすいだ水が濁らなくなったら、よく水を切って、平たい竹ザルなどに重ならないように並べて干す。
(6)完全に乾いたら、密閉できるジップロックなどに入れて(真空シールできればそうやって)、冷蔵庫で保存。ただし、長期間保存すると中味がちんちくりんになってしまうので、乾いたら出来るだけ早めに、次の処理をすることをおすすめします。
(7)殻が乾いたら、殻を割って中身を取り出し、それを瓶に詰めて冷凍すると1年は長持ちします(経験有)。ラップなどに包むのでもいいと思いますが、瓶だと内部の気温変化や空気・水蒸気の出入りが少なく、霜がつきにくいと思います。
殻ごとも冷凍できると思いますが(経験無)、殻が割ってあると、思いついたときに簡単に使えるので便利です。
(8)殻の割り方は、レンガの上に載せ、ペンチなど余り重たくないもので、エッジ部分を軽く叩くと簡単にヒビが入ります。ヒビの入り方が足りなかった場合は、反対側のエッジを叩きます。
子供の頃はトンカチで割っていたのだけれど、何個潰してしまったことか。
殻の割り方については、こちらの記事に写真があります。
(9)私は薄皮は気にしない(素揚げするとパリパリで美味しい)のでそのままですが、気になる場合は鍋に少量(水位が銀杏1個分になる程度)のお湯を沸かし、殻を割った銀杏を1層に入れ、お玉の背などで転がして皮をむくようです。
■■ギンナンの食べ方
みなさんのお勧めは何でしょう?私が知っているものは・・・・
・茶封筒に包んで殻のまま電子レンジ
(まだやったことはありません)
・殻を割って、おこわに
炊き上がったら、小さく握ってサクラの葉塩漬けで桜餅のようにくるむとおいしいです(季節が違うもの同士だけれど)。
または紫蘇の実の塩漬けを散らすのもお勧めです。塩気を添えると合うということかな。
・殻を割って、茶碗蒸し
茶碗蒸し1つにつき、5個くらいは入れたいですよね!
ギンナンを入れる場合は温かいうちの方がおいしいです。
冷蔵庫で冷やした茶碗蒸しもおいしいのだけれど、ギンナンは固くなってしまうのが残念。
・油で揚げて塩をふる
薄皮がパリパリになっておいしいです。
・(最近凝っているのですが)殻を割って、アルミ箔に載せ、オイルをごく少々たらしてアルミの外側から揉んでまんべんなくまぶす(このオイルは塩をくっつけるためなので少しでよい)。
そこに塩を少しふり、アルミ箔を「⊃」こういう形に曲げてオーブントースターで数分。
油で揚げたほどではないけれど、油のおかげか薄皮も少しパリパリになっておいしいです。
・土瓶蒸しやお吸い物のような醤油ベースの鍋物に、バラバラと放り込む。
これは今年初めて試しましたが、なかなかおいしいです。
銀杏に出逢うたびに幸福感が・・・。
・楊枝に何個か刺しておでんに
おでんは何日も煮返す場合があるので、楊枝に刺して1,2日以内に食べてしまうことをお勧めします。何日も煮たギンナンはふやけてしまっておいしくないです。
・冷凍ご飯のラップを一部あけ、冷凍銀杏を何個かくっつけてラップをまた閉じ、これを電子レンジでチン。
あっという間に銀杏ごはんができあがり。紫蘇の実塩漬けなどをふりかけるとさらに美味しいです。
トースター焼き
ああ、銀杏銀杏銀杏!
大好きなんです。臭くても好き♪
どうもあの、「拾う」というあたりに、病み付きになる秘密がありそうな気がしませんか?
未経験ですが、茸を採るというのも、非常に魅惑的なプロセスだと思います。
去年まで、神社の境内での銀杏拾いが、秋の楽しみでした。銀杏の木に犬をつないで、散歩の途中で拾うの。犬飼いがこっそり集まって、みんなで拾い尽くしたものでした。今年はもう、あの神社まで行くこともできなくなっちゃった・・・なんて、ちょっとメランコリックになってみたり、銀杏食いてーとジタバタしてみたり、でした。
そのまま土に埋めておき(どのくらいの期間だったか覚えてませんが)銀杏を取り出した記憶があります。
美味しいですがあの匂いには閉口してそれ以来やったことないです。
サクマさんもギンナン拾ったりするのですね!
ということは、きのこ関係も絶対好きなはず。
病み付きになりますよ。
ワンコ君どうぞお大事に・・・。
ゴム手袋を使ってお庭で作業して、カスはすぐ埋めてしまうといいかも。
こちらのギンナン、市販のよりは小粒ですが如何ですか~。
あの…、実は私、去年まで銀杏って最後の写真のような売っている状態で実が生っていて、それが落ちてつぶれてぐちゃぐちゃになってミョーな香りを発していると思っていたのです。^_^;
どうやらそうではなく、何やら洗ったりして処理をしてやっとあの状態になるということを知り、手間のかかるものなのだなぁとびっくりしたのでした。
去年なんだか銀杏にはまってしまい沢山買ったんですよ~。
もちろん一度には食べられないので、炒って殻をむいた状態のものをジップロックに入れて冷凍したところ、つい最近まで煮物などに入れて楽しむことが出来ましたよ~。
買ってからそのまましばらく置いておいたものは炒って殻を剥いたら何だか中身がしわしわのものもあり、早く全部処理しちゃえばよかったーと思ったのでした。
ただ、炒った後に中の薄皮が剥き難いものもあったのですが、つるんと剥けるこつがあるのかなぁ。
オーブントースターで皮もパリパリ♪はおいしそうで簡単そう♪
是非今年は試してみたいと思います。
剥くのであれば、さっと湯通ししたら剥きやすくないかな?
この前ついいっぱい拾ってしまったので少しおすそわけしたいです。まとめ買いしないでお待ち下さいませ~。
銀杏は、高校の校庭に大きな木があって、
この時期になると、うっかり踏んでしまった時の匂いがなんとも苦手だったのだけれど、
その後、宮崎で焼酎のアテに
焼き銀杏と軟骨の煮込みっていうのを覚えてしまってから、とっても楽しみなものになりました
。
でもねー。なかなか自分で拾うことはないんですけど。
季節ごとに、色んな実りを自分で収穫できるのって
素敵ですね~♪
今日も擬似体験させていただきました。(匂いも想像中!(笑))
ありがとう~!!
この時期農産物直売所に行くと、大粒のが結構たっぷり入って100~200円だったりします。
(採集本能がうずいて仕方がない場合を除き)こういうところで買うのがお得ですよね☆
焼き銀杏と軟骨の煮込みって??何だかとてもおいしそう。
沖縄のソーキみたいな豚バラ肉と銀杏を一緒に煮込むのでしょうか(銀杏は最後にトッピングかな)。
それとも軟骨って、また別の部位でしょうか。
mekabuさんのブログで「軟骨」を検索してみます!