学びて時にこれを習う

「習う」ことは「学んだこと」を実践すること!

口内炎<Part2>

2006年06月07日 | 中薬
口内炎にまつわる話、第二弾です。
今回は胃熱タイプの舌瘡を紹介します。
このタイプは、飲酒や辛いもの・脂っこいものの食べ過ぎで胃腸に熱が溜まり、胃の機能が低下することが原因で口内炎が出来ます。
症状としては、口臭、便秘、胸焼け、舌質紅、舌の苔は黄色で厚くなります。

治す時には「清胃瀉火・瀉熱通便」などの方法をとります。
意味としては「胃の熱を取る・熱を取って便の通りを良くする」
こんな時には、石膏、知母、黄連、升麻などの中薬を使って治します。

黄連(このまま飲むと物凄く苦いです)

胃熱がある人には、菊花、百合、緑豆、苦瓜、セロリ、きゅうりなどの野菜がオススメです。