フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

読書会 平均年齢 70超え

2013-11-20 21:00:09 | 読書会
11月20日 水曜日 晴れ

10時から読書会の日。
洗濯物を干してから、昨日と同様前の道路のお掃除。その後ホースでたっぷり水まきもした。
この所雨が降って居ないので、菊が植わっている鉢の土がかわいそうなほど乾いていた。

小川糸著「食堂かたつむり」を読んだ。
主人公は若い女性が、一人でちょっと変わったレストランを開業し、地域になじんでいく。

主人公が帰宅したら同棲中の男性が家財やお金など全部持って姿を消して仕舞っていた。
そのショックで彼女は言葉を話せなくなり、筆談になる。

母親の元に帰って、資金を借り小さなレストランを始める。一日一組の客しか受けない店を。
レストランなどでアルバイトをしていたし、勘が良いのか色々な料理を作る。
その客に併せた料理を作りそれが評判を呼ぶ、と言うストーリー・・・。

それだけならどうと言うことでは無い。
母親が初恋の人と巡り会い結婚をするのだけど、その再会の事等はさらっと書かれている。
母親が飼っていたペットの豚を、母親の要望で主人公が殺し調理をするのだけど
そのシーンの描写が詳しい。読みたくない、と言う感情を抑えるのに困った。

可愛がって居た豚の何から何まで食べ尽くそうと、メニューを考え調理をする。
その作業には当然残酷なシーンがある。それを克明に書いている。

レストランで客の好みに合わせて作る料理には、メルヘンを思わせるような雰囲気があり、
飼っていた豚を調理するその様子は驚く程リアルで現実的なのだ。その格差に戸惑う。

そう感じたのはわたしだけでは無かった。著者が若い。それだからか、主人公も若い。
平均年齢が70歳を越えている、わたしたちの読書会なのでこのような本は余り好まない。
概して歴史小説のような物は喜ばれる。

読書会終了間際、ほのぼの編集の為に「時代の流れ 子どもの生活」をテーマに少し話合う。
やはり、アイホンとか、ラインの話しに集中したけど、
メンバーの半数の方には、ラインということ自体を正確に理解するのが大変そうだった。
若い人達と話し合う時間を作り、意見を聞く必要有り、と実感した。
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