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フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

「趣味のおたより 58号」から  〓趣味のおたより最終号〓

2009-12-08 20:57:49 | 雑記 「趣味のおたより」から
長い間ご愛読頂きありがとうございました。
勝手ですが、今号を最終とさせて戴こうと思います。
わたしのつたない「趣味のおたより」に長い間お付き合い頂き本当に感謝しております。
 
手作りパンとケーキの店フォンテーヌを営業中は「フォンテーヌ便り」を、
閉店後は「趣味のおたより」に名前を変えて作り続けていました。
 
店の営業中に始めましたイベントも、閉店後は自宅で続けております。
その連絡事項などを目的とする「趣味のおたより」でした。
その「おたより」に、夫と私がそれぞれ文章を書くことにしていたのです。
その文章から、夫と私の人となりを理解して頂ければ幸いとも思っていました。
 
3年前の12月3日、あるじが急逝しました。
その時この「おたより」は当然消滅するはずだったのですが、
たまたま亡くなる前夜、夫は12月号の文章を書き上げて
わたしのパソコンに送ってきていたのです。
 
葬儀の前にお出で下さり、その文章を読まれた夫の同業の方々が、
「最後の文章なのだから、発行してあげるべき」と強くおっしゃったのです。
 
夫の文章を「おたより」に掲載すると言うことは私も文章を書かなくてはなりません。
文章を書く事など、その時のわたしには考えられませんでした。
でも葬儀までの数日間、夫の気持ちを伝えたく、パソコンに向かい必至の思いで完成させ、
葬儀にお出で下さった方にお配りさせて頂きました。

その時の何とも言葉で言い表せないわたしの心の内の勢いが、今まで続けて来たのでしょうね。
 
でも、この「おたより」も夫とわたしの共同作業でしたから意義があったのだと思います。
ロマンティストの夫は、そのような文を書き、現実主義のわたしはそれなりの文でした。
二つの色あったから良かったのだと思います。
この所、ずっと作りながら迷っていました。
 
3年間、迷いながら続けてきましたが、困ったことに
「おたより」を作る度にどうしても夫を思い出してしまうのでます。
11月号は未完成のまま放置してしまいました。発行出来ませんでした。
 
「悩みながら続ける程の意義もない」と判断し、この号を最終にさせて頂こうと思い付きました。
長い間お付き合い頂きました事への感謝の気持ちは、とても言葉では言い付けせません。
本当に長い間ありがとうございました。
 
これからも、ウクレレ愛好会・読書会・洋裁の会など、続けられる限り続けていきたいと思っています。
年に何回かは楽器の演奏者をお招きして「音楽サロン」なども計画するつもりです。
興味をお持ちでしたら、どうぞお気軽に声をかけて下さい。  

皆様のご多幸をお祈り致します。
どうぞ良い新年をお迎えください。
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