フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

奥田英朗著「空中ブランコ」を読んで

2013-04-17 22:09:49 | 読書会
4月17日 水曜日 晴れのち曇り
今日の読書会でした。
一昨日夜中にコーヒーゼリーを作っておきましたので、さいの目に切って9人分の器に入れ、
生クリームを添えておきました。

好評でした。生クリームも動物性の正統派の物を買ってきたのは成功だったようです。
余り山盛りに入れても良いとは思わなかったので、5分の1程残しました。
小さめの器に移し冷蔵庫へ。ところが、追加で食べたい人が居られ再度テーブルに。良かったです。

アップルパイを作って持って来て下さった人、キンカンをお砂糖で煮含めた物を持ってきた人、
何となく今日は手作り品の食べ比べが先になってしまいました。

今日は奥田英朗著「空中ブランコ」を読みました。
5つの短編集でしたが、メンバー全員「面白かった」が第一声でした。
夜中に読むと言うメンバーの方が、余り笑うのでご主人が妙に思われたとか。

主人公は5編とも精神科の医師なのですが、その医師の行動、考え方すべてが奇抜なのです。
サーカスの空中ブランコを舞台で見せていた人が、急に上手く演技が出来なくなったり、
やくざが急に尖った物が怖くなってきたり・・・。
精神科医と看護婦、この二人はどの作品にも必ず登場。そして必ず医師は注射をさせるのです。

本の内容を書き始めますと停まらなくなってしまいそうですので、辞めます。
大人の漫画本のような、そんな印象を持ったのはわたしだけでは無かったようです。
普通では考え付かない事を、この医師はします。メンバー全員面白かったようでした。

ストーリーを話し合いながら、「とにかく面白かった」の連発でした。
久し振りに明るい本を読んだような気がしています。
わたしは何回か、読み直していましたが、わたしだけでは無かったようです。
何度読んでも面白かったようです。

読書会のほんの話より、今日は食べ物のことの方がメンバー全員興味があったようです。
現実離れした精神科医を主人公にしのて面白い作風にメンバー全員驚いていました。
コメント
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