フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

「直すのは一時」という先生の言葉は私の中に今も生きています。

2007-10-31 22:38:50 | 洋裁(リホーム・小物作り・その他)
10月31日 晴れ

9時過ぎに洋裁の先生が御出になりました。
先日仮縫いまで終わっていましたので、試着して見て頂きました。

後ろ身頃に、随分修正が入りました。
切り替えラインを少し中央に持ってきた方が良いとか、
肩幅が狭い私ですので、肩幅にも修正が入って・・・。

せっかく接ぎ合わせました上着、全部修正が出ましたので解きました。
もう一度、きりび付けをしてしつけをし直さなくてはなりません。
ちょっとがっかり・・・。

でもそれは仕方がないのですよね。
私の身体に合わせなくては自分で縫う意味が無いのですから。
型紙も修正するために、型紙を切ってみたり、型紙に紙を貼り付けたり・・・。

洋裁って面白いと思いました。
洋裁って布地を縫うだけでは無かったのですね。
工作みたいに糊や鋏を使って型紙の修正です。

スカートの縫い目が少しつれていました。
気になって居ましたら、ミシンの下糸がボビンに引っかかってました。
ミシンが正常の動きをしていなかったのです。

スカートも気になるところは、解いて縫い直します。
気にしながら着るより直しておいた方が良いと以前刺繍の先生に教えて頂きました。
先生は亡くなられましたがお言葉は私の中に生きています。
「直すのは一時」と良くおっしゃっておられました。

懐かしい言葉を思い出しました。
先生のお側に居られるだけでも良いと思うほど、素敵な先生でした。
先生が女学校時代に習った源氏物語の桐壷の巻きを暗唱なさいました。

先生のことを思い出しながら、スカートをほどきました。
私は良い先生に恵まれています。
今までを振り返ってみましてもそう思います。

高校の先生も大学の教授も私の良い先生です。
今も導いて下さっています。有り難いことです。
感謝の気持ちで一杯です。
コメント
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