フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

サントリー美術館で白絵屏風を見ました。産室に置かれたとか・・・。

2007-10-12 22:30:08 | 日記
10月12日、晴れ時々曇り

サントリー美術館に行ってきました。
「BIOMBO/屏風 日本の美」の展示です。
BIOMBOは屏風の事だそうです。

屏風絵ですから全体に大きいものが多いので壮観でした。
4階から3階会場に入る前に、何時も外の景観を楽しみ一休憩していました。
今日は全く外の光を遮断していました。

そのスペースにも屏風が展示されていました。
外国との交流に屏風を複数献上していたようです。

お産の時、産室に白絵屏風を使う習慣があったことを
初めて知りましたし、初めて見る事が頂きました。
白描画は歌仙絵などで見ていますが・・・。

宮内庁所蔵の「悠紀・主基地方風俗屏風(平成度)」という6曲2双の屏風、
東山魁夷・高山辰雄筆、平成2年天皇の即位の時に作られた物だそうです。
2双とありましたが左隻だけが展示されていました。

古式に則って事がなされていることは知っていましたが、
この屏風にはちょっと驚きました。
和歌は万葉仮名で書かれていましたし・・・。
古い物の中に平成の物があったことに驚きました。

屏風の使い方もいろいろで死者の湯灌(ゆかん)の時は逆さ屏風に、
結婚式の時は今は金屏風ですが、松などのめでたい屏風絵を使う習慣だったこと、
「人の一生図」と銘打ち、その様子が描いている物も展示されているのです。

今日サントリー美術館のレギュラー会員に長女と一緒に登録してきました。
屏風絵はもう行かれませんが、これからは気に入った展示は複数回行くつもりです。
楽しみが増えました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする