Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

雷鳴の南アルプス

2010年09月23日 | フライフィッシング

15kgのザックを背負い2ヶ月振りの林道を歩き出した途端、雨が降り始めちゃいました。まー、今日明日の雨は想定済みなので気にせず最初の坂を登るのですが、出来れば天気予報は外れてほしかったですね。

今回は荷物を絞ったのでレインギアを羽織った割には然程汗も掻かず、水分補給もせず1時間チョイでテン場に到着。ラッキーなことに雨も小康状態、兎にも角にもまずは、テント設営ですね。

100923no1 総重量1.8kgだけで下調べもせず衝動買いした、ウン千円のオークション品。(笑)

説明書は横文字でイラストもナシ、先日の新潟で出番が無かったため、無謀にも本日、実戦デビューと相成っちゃいました。

シェルタータイプとは言いつつも、ムーンライトなんかに比べると短いし高さも余り無く、居住スペースは30点って、とこでしょうか。台風が来る訳ではないので問題ないでしょう。さー、前回置いていったコッフェルとガスカートリッジを掘り出し準備完了、そろそろウェーダーに履き替えようかと思ったら雷鳴とともに大雨が振り出しちゃいました。

100923no3 とても外に出れる状態ではありません。ウェーダーは外に出しっ放し‥、巻いたままで広げてないので中に雨水が浸入しないことを祈りつつ、雷様が遠ざかるのを待つしかなさそうです。

Tanaさんから借りた「山ラジオ」が強ーい味方になりそうです。

100923no2 何時の間にか不貞寝しちゃったみたい。12時過ぎに目を覚ますと雨は小降り、幸いウェーダーの中は濡れておらず急いでウェーダーに履き替え流れに降り立ちます。

ところが30分もしないうちに、またしても雷鳴と土砂降りが戻ってきちゃいました。

100923no4 その30分間は今までに経験のないほどのパラダイスでした。増水でスイッチが入ったのか、管釣りの如く緩い流れに「こんなに魚、居たの?」みたく魚が黒い筋になって浮いてて、入れ掛り状態だったんです。

が、見る見る増水と濁り、なにより雷が近くて、これ以上は危険なので早々に避難するしかありませんでした。

濡れるの覚悟で着替え、狭い前室にウェーダーとレインギアを丸めてテントに潜り込みます。早速、山ラジオの情報に耳を傾けると、‥最悪。

一時なら罰ゲームで参った参った、で笑って済ませますが、2泊ともなると、‥2日間の修行を覚悟せずにはいられません。止まない雨なんか無いんだよ、と自分に言い聞かせるのが精一杯の修行1日目でした。

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