玉川上水 花マップ

玉川上水沿いの主な野草の生育地図を作ります

マヤランの花暦

2020-10-19 19:25:46 | シンポジウム
小島さんは2020年の7月から10月までマヤランの開花を観察しました。以下はそのメモです。

7月2日に今年初めてマヤランを見ましたが、7月20日には見る事が出来ませんでした。
20.7.2/ 20.7.7

7月27~31日に再度ほぼ同じ場所で見る事が出来ましたが、8月15日頃にはなくなっていました。

20.7.27

9月28日、10月13日に少し離れた場所で再度花を見る事が出来ました。
20.9.28

10月19日に同じ場所でマヤランが倒れて、枯れ始めていました.

20.10.19

これによるとマヤランは初夏と秋の2回開花するようです。このことは私は図鑑で見たことはないのですが、ネット情報としてはあります(こちら)。
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伐採は大幅に抑制されました

2020-10-15 08:51:40 | シンポジウム
助かった欅たち

高 槻 成 紀     

九月の末に小平市の喜平橋と茜屋橋のあいだに、たくさんの樹に伐採予定を示す赤テープが巻かれていると聞いて、慌てて現地に行きました。すると、ほとんどの樹にテープ巻かれており、その容赦のなさに心が痛みました。こちら
 私たちの住む東京という街は邪魔であるから、危険であるからといって、あたかも電柱か廃屋でも片付けるかのように樹木を伐採します。季節の移ろいに合わせて様々な表情を見せる樹を見れば、間違いなく、私たちと同じく生きているいのちであるのに、そのことを知らないかのようにやすやすと伐採します。ある日、突然大きな樹が伐られるというのは私たちが日常的に目の当たりにすることです。そのことに慣れて行くことを恐ろしいことだと思います。


その少し前に、小金井の玉川上水で無残に伐採された欅の伐採痕の年輪を調べて、それらがほぼ自分と同じ年齢であることを知り、「ああ、この樹たちも、私と同じ時間を過ごしてきたのか」と、共感のようなものを感じていたので、なおさらでした。



そこで、これまで伐採や刈り取りについて担当の東京水道株式会社と交渉をしてきた小口さんたちとその事務所に行って、なんとか見直してほしいとお願いしました。そして最終的に「要望を書き出してほしい」という発言を引き出して、翌日、小口さんたちと調査に行きました。雨の中、小口さんは草むらを歩き、濡れながら調べてくれました。その時私は記録係をしながら、一本一本の樹に向かって「助かるといいね」と語りかけるような気持ちでした。大戦時にユダヤ人を救った杉浦千畝のことが思い出されました。



そうして、すべての樹木について、「この樹は伐採しないで剪定にしてほしい。この樹はこの辺りに一本しかないから、残してほしい。この欅は株立ちしているから、全てを伐らないで一本だけでも残してほしい」などの要望をつけて、金曜日の十七時にその一覧表を提出してもらいました。「半分でも受け入れてもらえるといいんだけど」と気をもみながら週末を過ごし、現地にも行きました。そして、月曜日に小口さんから電話があり、驚いたことに、我々の要望が一〇〇パーセント受け入れられたということでした。「ああ、よかったね」と、助かった樹々に報告したいような気持ちでした。



多くの人のご協力を得たおかげで欅が伐採を逃れることができました。ありがとうございました。

二〇二〇年十月十五日
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10月上旬の一覧表

2020-10-10 23:00:28 | シンポジウム





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10月上旬の記録

2020-10-10 14:53:13 | シンポジウム
10/1 豊口
ヒガンバナが盛りでキンモクセイが咲き始め、ところどころで辛うじてツクツクボウシの声が聞こえました。また、ヤブマメが局所的にピークでした。
カシノナガキクイムシの被害を受けて全枯れしていた民有地のコナラは、伐採されていました。穿入のピークは過ぎたようで、コナラを中心に見て回りましたが、新たなフラスなどは確認できませんでした。
また、以前から名前は聞いたことがあったものの特段気にしていなかった外来種のムネアカハラビロカマキリですが、近年増加傾向にあること、またハラビロカマキリが減少していることなどを最近伝え聞き、このところ意識して観察しています。

10/4 長谷川
前回、いち早く紅葉していた木がわかりました。ニシキギでした。
草刈りが終了していましたが、ツリガネニンジンがかろうじて、残っていたので
写真を送ります。(わかりずらい写真ですいません)前回、気づきませんでしたが、
センニンソウが咲き残っていました。
カタバミやイヌタデ、ツユクサが最盛期のような気がします。
カタバミやツユクサは、一時、少なくなりましたが、また、ここに来て、咲き誇っているような気がします。
開花が、年2回あるような気がします。
白花のミズヒキは、今回も残っていました。キンモクセイが強い匂いを発し始めました。
キジバトの襲われた跡や玉川上水の上を1本だけかかったクモの巣の写真を添付します。

10/5 桜井
 クヌギの幹に集まり、樹液の取りあいをしていた蝶・ハチ・甲虫の姿が見えなくな
りました。少し色づいた草の実やドングリ等の木の実が目立ってきました。

10/6  安河内
ナンテンハギの花が増えてきました。シラヤマギク、ユウガギク、ヒガンバナは盛りを過ぎたかと思っておりましたが、まだもう少し見られそうです。ノイバラやノブドウ、ツルウメモドキ、エノキの実はだいぶ色づいてきました。エビヅル、ムクの実はそろそろ食べごろです。
ハナウドかシシウドかで議論になっていたものですが、田中肇先生に写真から同定をお願いしたところ、ハナウドということになったそうです。

10/7 長峰
今回の感想
やっと涼しくなったと思ったら手袋をつけるくらい。
ムラサキシキブはまだ、色づかず、マユミがようやく化粧をし始めました。ヤブタバ
コ、ミズヒキがくっつき虫に変化。
次回の観察会からはズボンに注意しよう。

10/9 高槻
玉川上水には何度かきたのですが、主に伐採関係の調査で花ごよみは断片的になってしまいました。
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10月上旬の花

2020-10-10 14:52:38 | シンポジウム
アオツヅラフジ_花-20.10.03

アカネ 20.10.6

 アキカラマツ 20.10.5

 アキノタムラソウ 2020.10.4 

 アブラススキ20.10.5.

 アメリカセンダングサ 20.10.5

 アメリカフウロウ2020.10.4 

イイギリ_果実-20.10.03

 イタドリ2020.10.4/20.10.6 

イヌアワ 20106

イヌコウジュ 20.10.5


 イヌタデ2020.10.5 

イヌツゲ 果実 20.10.5

 
イヌホオズキ 20.10.5/ 果実 20.10.5

イノコズチ 20.10.5


エノキ 果実 10.10.3

エノコログサ 20.10.5

オオアレチノギク_花-20.10.03

オッタチカタバミ 20106

カラスウリ 20106/ 果実 20.10.6

カラスノゴマ 20.10.5

カラタチ果実 20.10.5

カラムシ 20.10.5

カリガネソウ 20.10.5

 キハギ 2020.1.0.4 

キンミズヒキ_花-20.10.03

 キンモクセイ2020.10.4 

 クコ20.10.5

クサギ果実 20.10.5

コシロノセンダングサ_花-20.10.03

 コセンダングサ.2020-10-5

 コナラ.2020-10-4

 コニシキソウ20.10.5

コバノカモメヅル 20.10.1

]
 コムラサキ2020.10.4

ゴンズイ果実 20.10.5/ 20.10.6

サザンカ 20.10.4

サワフタギ 20.10.1

シシウド_花-20.10.03

シラヤマギク 20.10.5


 シロダモ20.10.4

ススキ 20.10.5

セイタカアワダチソウ 20.10.4

 センニンソウ.2020-10-6

タチシオデ 20.10.1

チカラシバ 20.10.5

チヂミザサ 20.10.5


 チャノキ 2020.10.5 

ツユクサ 20.10.5


ナンテンハギ 20.10.6/ 20.10.5


 ニラ 2020.10.5

 ヌカキビ20.10.5.

 ヌスビトハギ2020.10.4 

 ヌルデ20.10.5

ノイバラ果実 20.10.5

 ノコンギク2020.10.4/ 20.10.3 


ノハラアザミ 20.106

ハキダメギク 20.10.5

ハナウド 20.10.6

ヒガンバナ 20.10.5

ヒメジョオン 20.,10.5

ヒヨドリジョウゴ 20.10.5/ 20.10.1

ヒヨドリジョウゴ_果実-20.10.03


 ブタナ 2020.10.4 

ヘクソカズラ 20.10.5

ママコノシリヌグイ_花-20.10.03

ミズヒキ 20.10.4

ムクノキ果実 20.10.6

ムラサキツメクサ 20.10.5

ヤクシソウ 20106

 ヤブタバコ20.10.5

ヤブマメ 20.10.1

 ヤマノイモ (ムカゴ) 2020-10-6.

 ヤマハギ2020.10.4 

 ユウガギク20.10.5.

ヨモギ20.10.5

 ワルナスビ 2020.10.4 

ワレモコウ 20.106


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