玉川上水 花マップ

玉川上水沿いの主な野草の生育地図を作ります

資料 桜伐採と野草

2020-03-20 05:44:00 | シンポジウム

資料 桜伐採と野草

小金井市玉川上水・小金井桜整備活用推進委員会の「平成30年度第3回会議録」

(桜以外の樹木の伐採に配慮すべきという意見に対しての委員長の発言)

「これはなかなか難しいことで、言われていることは非常にもっともなことなのだけれども、一時的には、伐採するとどうしても環境は激変しますので、ヤマユリとかキンランとかなくなってしまうわけではないが、一時的には衰退するのですよね。草本が大きく育つ、すごく茂るので、かなりなくなってしまうようにみえるということはあるし、場合によってはなくなってしまうかもしれません(議事録p.13)」。

 

「そういう場所については、ある程度調査区を設けて、観測する必要があると思っています。(中略)今後伐採をしてみた時にどのくらいの変化があるかということは知っておく必要があるだろうと思うのです」。

 

「ケヤキだけが緑陰を作って、サクラは緑陰を作らない木だということは全くないわけです。10年も経つとサクラ自体がすごく繁りますから、 サクラの下はほどよく日陰になります。広重の絵を見ると小金井のサクラの風景は、あの当時は草刈りをよく行っていた時期でもあるのですが、大きな草は全然ないです。クサボケが多く繁っている状態です。ケヤキは頼りになるけど、サクラはならないわけではありません。サクラがきちんと繁れば同じような状態になります。(議事録p.13)」

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