玉川上水 花マップ

玉川上水沿いの主な野草の生育地図を作ります

6月下旬の記録

2020-06-30 10:09:08 | シンポジウム
6.23 大塚さん
 梅雨入りで花は少ないかと思いましたが探すと白、黄、赤、桃、紫、青と案外いろいろな花が見つかりました。残っていたコウゾの実はどうしたものか一週間でなくなっていました。地面にも落ちていませんでした。アカメガシワの雌花に赤いものが出てきました。この前は雌花に昆虫が来ていませんでしたが、ヒメトラハナムグリ、ハエ、ムーアシロホシテントウが少し来ていました。
 お天気のせいか蝶はあまり飛びませんでした。ネムノキのまわりにクロアゲハが飛んでいました。在来種のクサギや外来種ですがトウネズミモチが咲くと花に昆虫が来ていると思います。久我山に植栽したネムノキには、今年はじめて3つほど花が咲くのが見られました。
 こんなところに白い花があったけという感じで名前がわからない木の花がありました。すっとしていて、きれいな花です。調べるとなかなかわからず、やっとサカキとわかりました。わからないことだらけで、本当に花ごよみをやってよかったと思います。引き続き観察していきたいと思います。

6.24 高槻
緑がさらに濃くなり、場所によっては薄暗いくらいです。オオバギボウシが咲きました。それから、明るい場所にはノカンゾウとオカトラノオが咲いていました。エゴノキの実が目立ちました。
ノカンゾウ
オカトラノオ

6/25 長峰さん
今にも雨が落ちそうな15:00~の観察、すれ違う人も少なかったが、本来たくさんの昆虫が訪れているヤブガラシや、ヒメジョンにさえも訪花昆虫に出会えなかった。

6/26 小島さん
梅雨明けを待っている樹々の様子は一段と緑が濃くなり夏本番を目の前にして輝いているように思われました。毎年同じ場所で同じ野草が見られると「今年も元気で良かった!」とほっとします。
  ・オオバギボウシ、ノカンゾウ、等々の開花が進みました。
  ・ヨウシュヤマゴボウも開花が始まりました。
  ・オニユリも花芽が大きくなっていました。まもなく開花しそうな様子でした。
  ・カイツブリが子育て中で、見ていると心が癒されます。
  ・オオタカが井之頭公園の御殿山(玉川上水沿い)のアメリカガシワ?に巣をつくり子育て中です。このところ毎日多くのバードウオッチャーが観察してますが、こんなところに巣づくりとは‼ ビックリです。

6/26 桜井さん
 ヤブマオが繁殖しています。花が咲いても地味でパットしませんが、葉を草木染に使うと薄小豆色に布がきれいに染まります。

6/26 安河内さん
ホタルブクロは終わりつつり、ナワシロイチゴも随分と実が多くみられるようになりました。ヤブミョウガ、ヤマハギ、ヒトツバハギ、ヤブカンゾウが咲き始めています。ノカンゾウ、ツユクサ、ヤブガラシ、ノブドウ、オカトラノオはこれから盛りを迎えるようです。

6/27 豊口さん
 今月はうまく予定が組めずに「中旬」からわずか1週間で下旬の調査となってしまいました。
この時期によくあるのが草刈りで、例えば前回調査でオオバジャノヒゲ の群落を見つけ堪能したのもつかの間、ほとんどが刈られてしましました。仕方のないことですが、引き続き調査にあたってはあれこれ注意を払い勉強もして、刈ってしまうと損失がカバーできないものなどについては、意見していけたらと思います。
 また、小平や井の頭の方ではノカンゾウやヤブカンゾウの開花が伝えられていますが、こちら(上流)はまだほとんどが蕾です。「桜前線が北上」などと言いますが、玉川上水の植物の開花については、東から西へと推移するものが多いと実感しています。必ずとは言えませんが、そういう植物が多い印象で、面白いと思っています。

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