回遊草(KAI YU SO)

さすらいの乙男妄想オヤジの妄想ブログ。あらゆるジャンルのカワイイを中心に浮気中?でも、惚れてるのはやっぱり「ミク」かな?

故郷(ふるさと)に“美少女”が来た~クローズアップ現代No.2826

2009-12-09 13:31:47 | my favorite(お気に入り)
『FNS歌謡祭2009』のウラの『クローズアップ現代』をチラリと見たら、なんともそそられるタイトルが画面の右上に出ていました。

けれど、既に「FNS」を録画中なので、そのままリアルタイムで見るしかないかと思っていたら、その日の深夜に「BS」で再放送があったので、捕獲することができました・・・ ( ´ー`)y-~~ マターリ





さて、舞台は「東北の豪雪地帯」にある小さな町です。

最寄のJR湯沢駅からバスで20分もかかる【田舎町】に(東京からでは「半日」かかる)、週末ともなると全国から“アニメやゲームを愛する”若者たちが押し寄せてくるのです。

主たる産業は「米作り」、人口わずか「1万7千人」過疎化・高齢化の進むその町(秋田県【羽後町】)に小さな「変化の種」が蒔かれたのは今から2年前、ひとりの“美少女キャラクター”好きの「若者」の行動からでした。



これは、単なる奇をてらった町おこしではないとキャスターは語りました。そこには、「町を訪れる人」と「町に暮らしている人」それぞれが見つけた“目に見えない大切なもの”があると担当ディレクターが言ったそうです・・・。

   ☆ ☆ ☆ ☆

【羽後町】出身で東京の出版社に勤める「山内貴範」さん(24)は、遠く離れた故郷のことが、頭の片隅にありました。




最初のうちは、とにかく羽後町から離れよう離れようと思っていたが、だんだん何で分からないけど“故郷がさびれていく”のを黙って見ていられなくなった・・・

その「気懸かり」は、羽後町に点在する明治時代や江戸時代の「民家」、地域の貴重な「財産」が人知れず姿を消していることでした。



羽後町には、「かやぶき民家」が典型だけども、地域にいいものがあるのに、それを活かすということをやってこなかった。

そこで、彼が考えたのが大好きな「美少女キャラ」のイラストと故郷の風景を組み合わせて世の中にアピールする作品を作れないかということでした。

彼は、仕事の合間に「飛び込み」で、全国の有名な「イラストレーター」(いわゆる「絵師」さん?)に絵を描いてもらうように頼んで回りました。

「美少女」と「田舎の風景」というアイデアが、「プロ」たちの心を捉えたのでした・・・。







そうして、“羽後町と美少女”を描いた「40種類以上」の羽後町の【観光ポスター】が完成したのです。

美少女の姿をした「座敷童子(わらし)」のイラスト。(部分。実物は、「スティックポスター」という縦長タイプ



背景に描かれたのは、明治時代の古い「農家」



庭先で遊ぶ少女たち



「築300年」のかやぶきの民家





それが「ネット」で話題となり、若者たちが【聖地巡礼】(その場所に直接訪れること)のために「羽後町」にやってきたのです。

【聖地巡礼】・・・懐かしいですねw 私にとっては2007年のくぅの「東京ドーム公演」のために20年ぶりくらいに東京へ行った(1泊した)機会に、くぅの『(夢のうた)/ふたりで…』と「あやや」の『渡良瀬橋』のPVの撮影場所だった『天王洲アイル』(の『天王洲ふれあい橋』)へ行きました。
実際に、橋の上から東京の景色を眺めました・・・ ( ´ー`)y-~~ マターリ

『天王洲ふれあい橋』はロケーションがいいので、ドラマなどにもよく使われます。このあいだ、『仮面ライダー』にも登場したので、びっくりでした・・・w

今年も1年半ぶりに東京へ行って、新宿・センター街の「ネカフェ(MANBOO)」へ行ったのも「(浜田)ブリトニー」ちゃんの【聖地】だしw、「科博(国立科学博物館)」も『飛び出せ!科学くん』の【聖地】でもありました・・・w


さて、話は戻ります・・・w


【聖地巡礼】の若者たち








【ある若者の声】
 「理想」をまとめたのがポスターの世界で、それに近いものを感じられるかなと思って・・・




・・・しかし、思わぬ「反発」の声が上がりました・・・


「山内」さんたちの活動を取り上げた「地元の新聞」の記事の中の「浴衣姿の少女」のイラストや「萌え」と言う言葉を見た「町民」から、役場へ「抗議」の電話が多数かかってきたのです。その多くが、

  町の「伝統」と「美少女」を結びつけるのは如何なものか・・・?!

というものでした。



【地元の温泉の社員の声】
私は、ここに展示すること自体に反対でしたからね。こういうものが売れるとは、私も想像していませんでしたから・・・。



さらに、(田舎町に珍しいけどw)明治時代の「高級旅館」を改装した「カフェ」では、「予想外」の事態が起こりました。



ここでは、ずっと以前から女性従業員が「大正モダン」を意識した「メイド風の制服」を着ていたのです。





ところが、町へやってきた若者たちはその姿を見て、「メイド喫茶」と勘違いして押し寄せてしまったのです・・・。そりゃあ、無理もないと思うけど・・・。



 最初は、気持ち悪いと…。はっきり“いやぁ~、ちょっと違うのに!”とか、すごい「抵抗」があったんですよ、「メイド喫茶」とか言われるのに対しては・・・。


「山内」さんたちの願いは、思わぬ「挫折」に遭うのでした・・・。


(って、もしかしてコレは「グラン・ジュテ」・・・?)

つづく・・・

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