前回少し大仰に書きすぎて
プレッシャーになってしまったんだけど
実はそんなに大したことはないんだよな…
姪っ子が宮崎出身の人と結婚することになってね
結婚式に招待されたって訳
しかも宮崎じゃ披露宴を『万歳三唱』で
締めるんだって しかもその音頭をとるよう
申しつけられたんだよな
もちろん生粋の京都人としては
さてどうしたものか…
と考えてはみたものの やるしかないよな??
不安を抱えつつの宮崎入りは
４月29日の午前11時30分頃だったよ
空港からタクシーで宿泊先の近くで美味しい
『チキン南蛮』を食べさせてくれるところへ
案内してもらったんだけど
なんとね そこが発祥の店なんだってさ（!!）
見た感じはそんなに大それたことをやってのけたって
感じのする雰囲気ではなかったんだけどね…
食べた感想??
んー とにかくボリューム満点で
満腹にはなったよ
勿論美味しかったんだけど
なんだろうね
ここで食べたことのある料理人のパクり方が
上手すぎるのか どうかはさておき
どこで食べても遜色のない味だったよ
う～ん…
その夜は親戚が集まっての宴会
そこではすっかりPixを撮り損ねたよ
宴会が終わった後
宮崎名物“鶏の炭火焼き”をテイクアウトできる店が
宿泊先から歩いて5分くらいの所にあるってのを
事前に調べておいたから
訳なく買いに行けたよ
いろいろ解決しなければならない問題に悶着したものの
最終的には快く出してくれたお店の人には感謝しているよ
雨の中待った甲斐があったってもんだよ
いやぁ これは本当に凄く美味しかったよ
味の染み込み方から歯ごたえと言い
炭の香ばしさも相まって
文句なしだったよ
少し曰わく付きとなったお刺身も
久しぶりだったせいか最高に美味しかったし
何より京都ならワサビ醤油ってところが
ゆず胡椒とすり下ろしたニンニクと醤油っていう
完璧なハーモニーを演出してくれる食べ方が
たまらなく美味しかったね 今後の参考にもなったよ
翌日は宮崎神宮で雨の中の結婚式となったけど
神前ってのは初体験だったから
雰囲気があってとてもいい感じだったと思うけど
その時すでに緊張気味だった俺は
残念ながら明確には覚えてないんだよな…
そして披露宴…
もはや感覚もないってところだったな
宮崎ならではの『ひょっとこ踊り』というのも
楽しかったんだけど 本当にそれどころではなかったよ
そして司会者に紹介されて前に出たんだけど
頭の中は真っ白…
何を言ったかなんて覚えてない
頭の中で何度か練習した通りに言えていたらいいんだけど…
とにかく時間だけが過ぎたって印象だったな
披露宴が終わるとすぐにタクシーで宮崎駅へ
そこから電車で鹿児島へ
車内で飲んだ焼酎も帰ってから近所のスーパーで
全く同じ物があるのを発見… しかも安かった…
ほとほと疲れていたし
とにかく一気に大量のアルコールを
摂取してたってのもあったから
鹿児島駅の中にあったお店で食べることにしたんだよ
ところが…
駅中だからと侮るなかれ… だったよ
鶏の皮ポン酢もカリカリで
あっさりしているのにしっかりとした味がついてて
素晴らしかったよ
溶岩プレートで焼きながらっていうスタイルも初めてだったんだけど
これが最高でね 溶岩の穴から鶏の脂や甘辛いタレが染み込んで
こぼれないし 不思議と焦げ付きもせず煙も少なくてね
本当に鶏が良い感じに仕上がって
凄く美味しかったよ
そして何よりもだ
一体いつから口にしていないだろう
生肝…
下ごしらえの妙って奴なんだろうな
口に入れた時の舌触りや歯ごたえ
そして少しの臭みも感じない
素晴らしい美味しさだったよ
ここではすり下ろしたにんにくと醤油だったけど
にんにくって何にでも合うんだよな…
いやぁ本当に久しぶりに感動的だったな
ホテルへはシャトルバスで街中を通って
少し小高い丘の上へ…
露天風呂から桜島が見えるんだけど
夜だからシルエットだったけど
それはそれ 良い雰囲気を味わえたよ
翌朝は桜島の噴火（噴煙?）を観ながら
露天風呂でのんびりしてからの
バイキング形式の朝食を摂ったよ
洋食の方を撮り忘れたけど
どれもこれも美味しかったよ
テラスからの景色も最高で
小高いのって心地良くて好きだな
お昼には黒豚のしゃぶしゃぶを食べようと
本屋で調べて目指したんだけど
その途中にどうも気を惹かれた店で
急遽しゃぶしゃぶを食べることにしたよ
これは最高っ!
今まで豚しゃぶは否定してたんだけど
黒豚だったからか本当に美味しかったよ
『赤猿』ってのと『三岳』っていう焼酎を飲んだんだけど
『赤猿』ってのは安くて美味しかったな
海の見えるところまで路面電車に乗ってみたんだけど
そこから桜島行きのフェリーが出ててね
あと1分で出港だって言うからなんとなく勢いで乗ってみた
15分で桜島に到着
歩いているとそこかしこに火山灰が積もっていて
本当に桜島なんだと実感させられるんだけど
それよりも何よりもその灰が目に入ってくるから
痛くってね それが気になったものの
のんびりするにはいい所だと思うよ
生憎弾丸な今回の旅だけに
ゆっくりもしてられなかったんだけどね…
本当なら普通のラーメン屋で食べたかったんだけど
時間に限りがあったんで致し方なく空港で食べることにしたよ
まぁ空港だからねぇ…
不味くはなかったんだけど
感想を言う程ではなかったな
久しぶりの九州で感じたことは
『異国』ってことだったよ
とにかく顔の種類が本州とは違うよな?
全く失礼な意味を含まずってことなんだけど
そして気質も凄く気が長くて優しいっていうのを
感じたよ とにかく『人が良い』っていう表現は
間違いじゃないと思ったよ
