Out of Vogue

似非吟遊詩人TATSUO(HaHaHa!!)の言いたい放題!!

Transcendence & Jack Kerouac / King of the Beats

2014-07-21 23:07:35 | Film

昨日は「Transcendence」(邦題:トランセンデンス)を

観てきたけど まぁJ.D.が主演ってことで取りあえずって感じ

 

なかなか突っ込みどころ満載…

出演者で全国ロードショーになり得たんだろうな

 

ただもしかすると J.D.は「Edward Scissorhands」を

想起して出演したんじゃないだろうか…

 

まったくタイプの違うフィルムと言えばそうなんだけど

解釈としては近いのかも…

となると監督がティム・バートンなら面白くなったのかも

なんて失礼なことを思ったよ

 

そして帰りに立ち寄ったのは

「溶岩焼」と銘打たれたお店

 

そう2年前(あれ以来髪切ってないな…!!)に鹿児島で食べた

溶岩プレートで焼く鶏の味を未だに思い出してて

ふと見つけたんだよ となると食べたくなるのは

もはや健康的(HaHaHa!!)だろ?

 

 

 

しかしね 富士山の溶岩らしくて それが原因かどうか

 

 

 

油は飛び散るし煙もね…

鹿児島で食べた時と溶岩の質が全く違ったんだよ

 

 

(↑これが鹿児島で食べた時の溶岩プレートね)

 

もっと気泡というか穴が大きくてたくさん空いてて

そこへ余計な油が染み込んでいって油が飛んだり

煙が出たりしなかったんだよな

回りを囲ったりもしてなかったしね

せっかくだけど残念だったよ

だってこうなるとホットプレートと変わらないしね

 

 

 

今日は「Jack Kerouac / King of the Beats

(邦題:ジャック・ケルアック/キング・オブ・ビート)

 

ここんとこゴンゾーやらビートが流行してて

巷じゃ「mojito」(直接関係ないけど…)も普通に飲めるしね

俺としては楽しい一時を過ごせてるよ

 

フィルムとしてはドキュメンタリーでドラマって感じ

彼の素顔に迫っていたし

バロウズやギンズバーグなんてのも出演してるとなると

興味も湧くのも当然

想像通りの人物ではあったものの

最期はどうなったのか…

 

とにかく楽しめたよっ!

 

Jodorowsky's Dune

2014-07-13 14:23:11 | Film

昨日は「Jodorowsky's Dune」(邦題:ホドロフスキーのデューン)を

観てきたよ

 

寺山修司とアレハンドロ・ホドロフスキーはほぼ同時期

そう俺が二十代前半って時に知ったんだけど

それはダリの絵を観た時と同じ印象というかね

感じ方をしたんだよ

 

答えを知ろうとする愚かさというか

全ては「どう感じたか?」ってことにね

 

劇中に使用されていた生前のダリの言葉が

とても印象的だったんだ

「みんなはダリを理解できない 私もダリが理解できないから」

 

多くの評論家が「この赤は怒りを表現していて…」などという

陳腐で自分勝手な解釈をぶちまけたり

「ダリのこういう行動は彼の中の芸術家に対する嫉妬心から…」っていう

稚拙な想像が馬鹿馬鹿しいと感じていたんだろう

 

本人ですら意図していない部分までも

無理矢理何かしらの意味を見いだそうとする

それで満足するならどうぞご自由にってとこか

 

寺山修司やホドロフスキーのフィルムもそう

何かしら型にはまった思考や物でしか判断や満足できないっていう

人向きでは決してない

 

今回のフィルムは結局日の目を見ることがなかった「DUNE」の

ことについてホドロフスキーが自ら語るっていう彼目線の

ドキュメンタリーだったんだけど

フィルムが完成していたら不朽の名作になったことは事実だろう

例えそれがA級と称されなく興行収入が低くてもだ

彼は「私のDUNEは私の死後に映画化してもいいしアニメ化してもいい」と

語ってはいたけれど…

アニメ化はさておき 彼の構想にはもはや誰も近づけないだろう

非常に残念だよ