Out of Vogue

似非吟遊詩人TATSUO(HaHaHa!!)の言いたい放題!!

La Vénus à la fourrur

2014-12-24 01:24:15 | Film

今日は「La Vénus à la fourrur(邦題:毛皮のビーナス)」を観てきた

実はマゾッホ系列の作品を観るのは初めてなんだよな

じゃあサドは? となるとそれもないな

 

まぁそういう世界に「夢」とか「現実」なんてものを感じそうになかったからね

見向きもしないし興味もなかったんだよ

例えばそれはきっと「サディズム」やら「マゾヒズム」として具現化されたものは

単なる「暴力」や「性的な暴力」の能動か受動かっていうね…

 

ただ「Bondage」っていう雰囲気はビジュアルとしては面白いと思うし

それこそBondage pantsとか手錠なんかは普通に身に着けてたしね

当然衣装っていう範疇なんだけど 

なんていうかリアルなPunkとの同時代性を感じるというか

精神状態で語るとしてもマイナスな状態からプラスへ転じる瞬間っていうのかな

その当時の労働者階級の人が自由な言葉や音楽とか芸術で表現するっていうね

俺もある種の解放感っていうのを感じたんだよな

自己を表現をする時に精神的に何かしら解放されるっていう

何かがスッと抜けるというかね

勿論それがBondageでなくても

メイクや衣装なりってのがその役割を担ってるんだろうと思うけど

思うままに表現できるっていう「自由」ってのを感じられたんだよ

 

一体何を書いてるんだか… (悪いねっ!! HaHaHa!!)

 

とにかくSMの語源となるMの方(軽いか?)の関連フィルムとして

初体験なんだけど 面白かったよ 

 

実際に本を読んだことがないから

本質的なことは分からないし

というかマゾッホの小説を戯曲化したものをベースとしてる作品だからね

どう歪曲してるかと思いきや

所謂「SM」ってことなんだろうな…

だけどそいつを「極端な例」だと考えると多少そういう雰囲気は

納得できなくはないっていうかね

わざと怒られるようなことをして気を惹こうとする人とかね…

 

まぁ直接的に理解はできなかったし

誘拐事件なんかで犯人と長く接することで被害者が加害者に対して

好意を抱く「ストックホルム症候群」との違いがあるのか?

なんて興味がわいたりしたけど

基本的にはマインドレイプなんじゃないか… 

とにかく多様な感じ方ができて

そういう小説をマゾッホ氏は書いていたのかと思うと

少々興味がわいたよ

 

それこそジョルジュ・バタイユの「マダム・エドワルダ」を

読んだ時のことを思い出したよ…

 

 

さてさて頭の中では忙しかったけれど…

 

そう 食事ね

 

今日は魚貝っ!!

 

 

 

 

 

子供の頃から好きだったわりに

赤貝って久しぶりだったからね

堪能したよ

美味しかったぁ~っ!! 最高っ!!!!

 

Gone Girl

2014-12-15 00:33:18 | Film

今日は「Gone Girl(邦題:ゴーンガール)」を観てきた…

何やら釈然としないというか

勿論狙いなんだろうし原作者であるギリアン・フリンが

脚本を書いてるってことで疑う余地もないんだけど

どう感じさせたかったのか…?

そこが一番難解だったような気がするよ

 

構成としては核心とか根本を隠すということで疑問を残す手法っていう

もはや王道って感じだし別に構わないんだけど

穴というか道理に矛盾が多すぎるのが作為的なものか否かってこと

 

それも狙いだったと言われればそれまでなんだけど

それを狙ったとしての効果が弱いというか

 

いずれにせよ答えは原作者の中にしかない訳だからね

 

悶々としながら久しぶりに回らないお寿司を食べに…

 

 

 

 

まぁカウンターが空いてなかったのが残念だったけどねぇ…

今年も残すとこ僅かだからね

もう少しパッとしたかったよ…


LAS BRUJASDE ZUGARRAMURDI

2014-12-07 23:39:24 | Film

今日は「LAS BRUJASDE ZUGARRAMURDI (邦題:スガラムルディの魔女)」っていう

スペイン産のフィルムを観てきたよ

 

松本人志に影響を受けたのかどうか…

っていうところもあったけど

全体を通して面白かったよ

 

またまた大阪まで観に行ってきたんだけど

 

 

 

そして阪神百貨店にあったんだよ

 

 

 

姫路の「駅そば」ね

しかも『大盛り無料』

 

この「駅そば」ってそもそも俺が通ってた高校の食堂で食べてた

そばの味が忘れられなくて 

たまたまテレビで見かけた姫路の「駅そば」が似てたから

姫路まで食べに行った訳でね

それはそれは懐かしい味だったんだよ

 

高校の食堂も姫路駅も注文すると一瞬で出てきたんだよな

麺を湯がいて湯切りして出汁をかけるっていう

とてもリズミカルで素早い動作でね

つまり麺は湯がくというよりむしろ暖める程度なんだよ

 

しかしだ今日は注文してから少し待ったんだよな…

そう 麺の感じが違ってたんだよ

出汁も少し何か足りない いや何かが多いような…

 

ここまで書くからには満足してないって話

微妙に違ったのが残念だった訳だ

もちろん悪態をつくほどではないけどね

 

それにしても阪神百貨店の地下で「イカ焼き」を買って

違う場所で食べることはあっても

その場で食べたのは初めてだったんだけど

なかなかの下町感満載だよな…

 

グランフロントとルクアを通っての阪神百貨店の地下…

本当の大阪がそこにあった気がしたよ