Out of Vogue

似非吟遊詩人TATSUO(HaHaHa!!)の言いたい放題!!

COCO CHANEL

2009-08-16 11:35:33 | Film
以前服屋で働いてたこともあって 
いや正確には衣類に興味があって働いてた訳なんだけど 
店に来る人や通り過ぎる人なんかの服装をみてると
確かにFashion(流行)ってのが見えてくるんだけど 
当時(今もね)の俺は『だから何?』って迎合する気は全くなかったね
だから売ってる服とは全く無関係なものを身につけてて
とあるブランドでお世話になってたんだけど一切着なかったな 
当然『前代未聞だ』なんて言われてたよ
じゃあ何故そのブランドに? って質問が出そうだけど
当時の妥協案だった訳 単純だろ?
来店した人に『その服の色違いはありますか?』なんて質問されて
『この店のじゃありません…』なんてこともね

そんなこんなで昨日『COCO CHANEL』を観てきたよ
2008年のアメリカ映画で シャネルが最先端に返り咲いた頃までをfilmにしてあって
今年の9月から公開される仏映画の『COCO avant CHANEL』は成功するまで
本来フランス語で然るべきものを英語で制作されているfilmを観たか? 
確かに一理あるんだけど 決定的なことはマルコム・マクダウェルが出演しているから

でね冒頭で『ダリ』の名前が出てた訳だよ 
そうなると『時計仕掛けのオレンジ』だろ? それだけでなんとなくマルコムの心の内っていうか
彼がどういう風なことを思い感じたかなんて想像するだけで楽しかったよ

当然内容的なことでの感想としては性別はさておき『作り手』という立場の意味とか
目的とか夢なんかを感じさせられる 『作り手』になくてはならないものを彼女が
きっちり持ち続けてたっていう そこには魂を感じることができたよ
『かけがえのない人間になるためには、常に他の人とは違っていなければならない』
意味は分かるけど難しい話だよ 奇抜さだけでも意味を成し得ないからね
単にサクセスストーリーってくくれる話ではあるんだけど
『作り手』=『Artist』だから観てて楽しかったよ

それにしても若い頃の彼女を演じていたのがバルボラ・ボブローヴァっていうね
初めて観たんだけどてっきりフランス人なんだと思ってたらスロヴァキア人なんだって
なかなかCharmingだったよ




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