好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

棋王戦五番勝負で2勝目

2023-02-19 10:34:58 | 将棋
 昨日金沢市の北國新聞会館で行われた棋王戦第2局で勝利し、タイトル奪取まであと1勝となりました

 最近は見ることに慣れたこともあってか、あまりハラハラしなくなってきていますが、昨日は互角の状態が長く続き勝負の行方がなかなかわかりませんでした。

 以前は指し手が進むに従って、聡太君が有利→優勢→勝勢と、形勢判断ではっきり差が出てくることが多かったのですが・・・
 聡太くん対策が進んできているということなのか、綺麗な藤井曲線が見られる対局が減ってきています。
 聡太君もいよいよ正念場を迎えた、ということでしょうか。

 本局ではナベさんも思い切って角換わりをぶつけて来ましたね。そのナベさん、47手目で89分に及ぶ長考がありました。この形に誘導したはずの先手が中盤に差し掛かる前に長考するなんて、いったい何があったのか?
 46手目の△5四銀が想定外だったのか?

 その後、昼食休憩に入るまでは互角の状態でしたが、休憩あけに指した61手目が勝敗の行方を決する転換点になったようです。
 この手の後、聡太君は109分の長考をしました。チャンス到来と?

 今までは勝ち筋が見えた時、思い切りよく飛車を切ることがたびたびあったのですが、本局では長考の末、62手目で龍を守る手を指したのが印象的でした。
 龍を切る手はソフトでも最善手に上がっていたので、聡太君は不調か?との書き込みもあったほどでした。
 終局後の感想戦では、龍を切る手、2四飛車も見えていて迷った、とのことでした。

 でも、守ったその龍が最終的には玉の守りゴマとして働いたのでした。聡太君はちっとも不調なんかじゃなかったです

 [水匠5による解析結果]
先手:渡辺明棋王
後手:藤井聡太竜王
戦型:角換わり腰掛け銀



 105手目でナベさんの持ち時間がなくなり1分将棋になってしまい、その後緩手が見られ力尽きたようで残念でしたが、見ごたえのある素晴らしい対局でした!
 次局以降ナベさんが盛り返して連勝するか、どのような内容の将棋が見られるか、益々楽しみになってきました

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