好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

國學院大學の学術講演会で

2012-10-06 21:54:50 | 日記
今日國學院大學で学術講演会が開かれました。
最初に演壇に立たれたのは、上智大学教授瀬間正之先生。

講演の冒頭で故青木周平先生のお話をなさいました。
兄のような存在であったこと、海外へお出かけで大學を留守にする間の講義を先生に代わって戴いたこと、そしてその間に青木先生が病に倒れられたことなど。
思い出深い青木先生のホームグラウンドでの講演のためか、心なしか瀬間先生のお声が緊張なさっているかのように聞こえました。

青木先生が亡くなられたのは、2008年11月11日。
もうすぐ4年になるのですね、月日の経つのは本当に早いです。

今でもはっきり覚えています。
『日本書紀』の講義をしてくださっている時の様子!
夏に講座がいったん終了し、秋からの再開を心待ちにしていたのですが再開されることは有りませんでした。


もうひとつ驚いたことがありました。
それは、以前科目等履修生の時にお世話になった先生が会場に見えていたことです。
なぜ驚いたのか、それはその先生が現代中国語を教えていらっしゃる先生だからです。

思わずお席に伺ってご挨拶を申し上げ、失礼とは思ったのですが「何かご関心をお持ちのことがございましたか?」と伺ってしまいました。
先生は片手を振りながら、「いや、いや~」と笑っていらっしゃいました。

どうしてなんだろう?
なぜ講演を聞きにいらっしゃったのか、是非とも伺いたかったですねぇ~~~
それと言うのも、国文学者は漢籍について勉強するけれども、中国文学者は国文学のことを勉強しないと聞いたことがあったからです。

常々、中国文学をご専門とされる先生方の知識を持って『古事記』を読まれたら、漢籍から受けた影響が随所にあることが分って面白いだろうにと思っているのですが。
でも、此の先生は現代中国語の先生ですからねぇ~~~?  
気になります! 
コメント
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